ドン川
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| ドン川 | |
|---|---|
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ヴォロネジ州 | |
| 延長 | 1,870 km |
| 平均流量 | 680 m3/s |
| 流域面積 | 442,000 km2 |
| 水源 | ノヴォモスコーフスク付近 |
| 水源の標高 | 180 m |
| 河口・合流先 | アゾフ海 |
| 流域 |
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地理
[編集]モスクワの南東トゥーラ近くから始まり、最初は南東のヴォロネジへ向けて流れ、南西へと向かい、約1,870kmを流れアゾフ海北東部のタガンログ湾へ注ぐ。
川沿いに主要都市ロストフ・ナ・ドヌとアゾフがある。最東端はヴォルガ川と接近しており、ヴォルガ・ドン運河(全長 101km)によって結ばれている。
歴史
[編集]流域は遊牧民族スキタイ人の発祥の地であり、今日に至るまで重要な交易ルートとして発展してきた。8世紀から9世紀頃はテュルク系民族と考えられる西突厥配下のハザールが国家を置いて支配していた地域に含まれる。
11世紀中頃、キプチャク草原の中央部にポロヴェツ族が到来し、コンチャークの治世にシヴェーリア公国のセーヴェルスキイ公イーホルが攻め込んだが敗北した(イーゴリ遠征物語)。
1223年、カルカ河畔の戦いではキプチャク・ルーシ連合軍がモンゴル帝国を迎え撃ったが敗北した。
プガチョフの乱(1773年 - 1775年)では、ドン・コサックが蜂起したが、ロシア帝国正規軍に敗北した。
この川の名称について言語学者 泉井久之助は、「スキュタイ語の今日の継続形だとされるコーカサス地方のオッセート族(Osset)の言語における don 「水、流れ」(語根は *dhen-, *dhon-「走る、流れる」)によって理解され(る)」としている[1]。
