FDKトワイセル
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FDKトワイセルの社屋 | |
種類 | 株式会社 |
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略称 | トワイセル、TWICELL |
本社所在地 |
日本 〒370-0071 群馬県高崎市小八木町307-2 |
設立 |
2001年(平成13年)4月27日 (三洋エナジー高崎として) |
業種 | その他製品 |
事業内容 | ニッケル水素電池の開発・製造、パック電池の開発・製造 |
代表者 | 塚田 正純(代表取締役社長) |
資本金 | 20億円 |
売上高 |
173億円 (2013年3月期) |
従業員数 |
582名 (2014年3月末日現在) |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 | FDK(株) 100% |
外部リンク | http://www.fdk-twicell.com |
FDKトワイセル株式会社(エフディーケイトワイセル、FDK TWICELL CO.,LTD.)は、かつて存在したFDKグループの電池メーカー。群馬県高崎市に本社を置いていた。民生用ニッケル水素電池の研究開発および製造とこれらを応用したシステム電池モジュールの開発および製造をおこなっていた。
2014年12月1日にFDKが吸収合併し、解散した。
概要
[編集]国内唯一となる民生用ニッケル水素電池の生産拠点[1]。
パナソニックによる三洋電機の子会社化に際して、両社が二次電池において高いシェアを占めることから独占禁止(反トラスト)法上の手続が長期化したことにより、関係当局からの承認を得るための手続きとして、三洋電機からFDKへのニッケル水素電池部門の一部売却が行われた。
三洋電機の家庭用ニッケル水素蓄電池「eneloop」の製造元であったが、売却後も引き続きFDKトワイセルが製造を行い、三洋電機のブランドとして販売されている(2013年4月26日以降は、Panasonicブランドに変更、販売元もパナソニックに変更されたが、製造は引き続きFDKトワイセルが担当。なお富士通ブランドでも2012年から「富士通充電池」として発売されている)。
社名の「トワイセル」は製造しているニッケル水素電池の呼称[2]。
沿革
[編集]- 2001年(平成13年)4月 - 東芝電池(東芝グループ)が、ニッケル水素事業を三洋電機に譲渡し、「三洋エナジー高崎株式会社」として創業[3]。
- 2003年(平成15年)4月 - 三洋エナジー高崎株式会社と三洋エナジー貝塚株式会社(初代)が合併し、三洋エナジートワイセル株式会社へ社名変更。
- 2010年(平成22年)1月 - 株式が三洋電機からFDKへ譲渡され[4]、FDKトワイセル株式会社へ社名変更。同時に三洋エナジー貝塚株式会社(2代)として一部事業(リチウムイオン電池の製造等)を再分割[5]。
- 2014年(平成26年)12月 - FDK株式会社が吸収合併[6]。
主要製品
[編集]- 乾電池互換トワイセル
- 工業用トワイセル
- 高容量タイプ
- 高耐久性タイプ
- 大電流放電用タイプ
- バッテリーパック
主な事業所
[編集]脚注
[編集]- ^ “FDKトワイセル 会社概要”. FDKトワイセル. 2011年10月8日閲覧。
- ^ “FDKトワイセル トワイセルの由来”. FDKトワイセル. 2011年10月8日閲覧。
- ^ 『東芝グループのニッケル水素電池事業の三洋電機への譲渡完了について』(PDF)(プレスリリース)東芝、2001年4月27日 。2011年10月8日閲覧。
- ^ 『三洋エナジートワイセル株式会社および三洋エナジー鳥取株式会社の株式譲受完了について』(PDF)(プレスリリース)FDK、2010年1月12日 。2011年10月8日閲覧。
- ^ 『子会社(三洋エナジートワイセルおよび三洋エナジー鳥取)との会社分割等および子会社の株式の譲渡に関する基本合意のお知らせ』(PDF)(プレスリリース)三洋電機、2009年10月28日 。2011年10月8日閲覧。
- ^ 『連結子会社の吸収合併(簡易合併・略式合併)に関するお知らせ』(PDF)(プレスリリース)FDK、2014年9月12日 。2014年12月7日閲覧。
関連項目
[編集]- FDKエナジー - かつて存在したFDK系の乾電池製造会社。設備の一部はFDKトワイセルと同じく東芝電池をルーツとする。
外部リンク
[編集]- FDK
- FDKトワイセル株式会社(合併した事の表示が出るだけ)