トレド (重巡洋艦)

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USS Toledo (CA-133)
艦歴
発注:
起工: 1943年9月13日
進水: 1945年5月6日
就役: 1946年10月27日
退役: 1960年5月21日
除籍: 1974年1月1日
その後: 1974年にスクラップとして廃棄
性能諸元
排水量: 13,600 トン
全長: 674 ft 11 in
全幅: 70 ft 10 in
吃水: 20 ft 6 in
機関:
最大速: 33ノット
兵員: 士官、兵員1,142名
兵装: 8インチ砲9門、
5インチ砲12門、
40mm機銃48基、
20mm機銃28基
搭載機:

トレド(USS Toledo, CA-133)は、アメリカ海軍重巡洋艦ボルチモア級重巡洋艦の12番艦。艦名はオハイオ州トレドに因む。その名を持つ艦としては2隻目。

艦歴[編集]

トレドは1943年9月13日にニュージャージー州カムデンニューヨーク造船所で起工し、1945年5月6日にエドワード・J・モーン夫人によって進水する。1946年10月27日にフィラデルフィア海軍工廠でオーガスト・J・デッツアー・ジュニア艦長の指揮下就役した。

トレドは1947年1月6日に西インド諸島への2ヶ月に及ぶ訓練巡航に出航した。グアンタナモ湾での整調訓練後、トレドはアメリカ領ヴァージン諸島セント・トーマス島ジャマイカキングストンハイチポルトープランスを訪れ、その後フィラデルフィアに帰還し3週間の信頼性試験を行う。4月14日にフィラデルフィアを出航、大西洋横断に向かう。トレドは地中海からスエズ運河を通過し、インド洋を抜け6月15日に横須賀に到着した。日本および韓国の港を訪れ、10月まで占領軍の支援に従事した。10月21日に横須賀を出航し、最初の太平洋横断を行う。真珠湾を経由し11月5日にカリフォルニア州ロングビーチに到着した。

トレドは朝鮮戦争の戦功で5個の従軍星章を受章した。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]