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トリニダード・スコーピオン・ブッチ・テイラー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
トリニダード・スコーピオン・ブッチ・テイラー (Trinidad Scorpion Butch T)
トリニダード・スコーピオン・ブッチ・テイラーの実
カプシクム・キネンセ
交配 トリニダード・スコーピオン
開発 ミシシッピ州クロスビー
辛さ 非常に辛い
スコヴィル値 500,000 - 1,463,700 SHU
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トリニダード・スコーピオン・ブッチ・テイラー、あるいはトリニダード・スコーピオン・ブッチ・T・ペッパー (英語: Trinidad scorpion Butch T pepper) はカプシクム・キネンセ Capsicum chinenseというトウガラシの一種の栽培品種であり、辛いトウガラシのひとつである。トリニダード・トバゴ原産のトリニダード・スコーピオンという栽培品種を親としている[1]。ヒッピー・シード・コミュニティのニール・スミスが命名した[2]。 もともとスミスはこの種子をミシシッピ州クロスビー/ウッドヴィルにあるチリソース会社ザイデコ・ファームズのオーナーであるブッチ・テイラーからもらっており、テイラーがこのトウガラシの種を広めていた主な人物であったため、名前はこれにちなんでいる[3]。「スコーピオン」種のトウガラシは、尖った先端がサソリの針に似ていると言われるため、サソリを示すスコーピオンという名で呼ばれている。

世界記録

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トリニダード・スコーピオン・ブッチ・テイラーは3年間にわたり、最も辛いトウガラシとしてギネス世界記録を保持していた[4][5]。2011年3月に行われたラボの試験では標本がスコヴィル値1,463,700を記録し、この時点で世界一辛いトウガラシとなった。土壌をミミズ堆肥を作っている農場の流去水で肥やすことにより、辛いトウガラシができるという[6]。2012年にキャロライナ・リーパーがスコヴィル値にして1,569,300 SHUを記録し、ギネス世界記録に世界一辛いトウガラシとして登録されたため、トリニダード・スコーピオン・ブッチ・テイラーは世界一辛いトウガラシではなくなった[7]

脚注

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  1. Torrisi, Lauren (2012年2月16日). Trinidad Moruga Scorpion Crowned World’s Hottest Pepper”. ABC News. 2013年2月19日閲覧。
  2. Drew, A.J.. Trinidad Moruga Scorpion Pepper”. 2014年12月10日閲覧。
  3. "New Record Broken Again!" Retrieved April 14, 2011
  4. "Hottest chili" at Guinness World Records May 26, 2012閲覧
  5. "Guinness World Records" at Guinness World Records. Retrieved February 19, 2013
  6. "Aussies grow world's hottest chilli" Retrieved April 14, 2011
  7. Hottest Chili, Guinness Worlds Records