トリスタンとイゾルデ (宝塚歌劇)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

トリスタンとイゾルデ』は、宝塚歌劇団のミュージカル。中世ヨーロッパの物語『トリスタンとイゾルデ』を題材とする。

雪組 宝塚大劇場公演[編集]

形式名は「ミュージカル・ロマンス」[1]。26場[1]。公演期間は1968年6月29日から7月29日[1]まで。新人公演は7月20日[2]。併演は『愛と夢とパーティ』[2]

ストーリー[編集]

※宝塚歌劇100年史の宝塚大劇場公演[3]を参考にした。

マルク王の甥のトリスタンは勇敢で王の信頼も厚い。それを妬んだもう一人の甥のメトーロの策略で、宿敵のアイルランドの王女・イゾルデを王妃として迎えに行くことになる。森に棲むドラゴンを倒し、姫を連れ帰ることができるが、侍女が「愛の秘薬」を2人に飲ましてしまう。

スタッフ[編集]

主な出演者[編集]

本公演(配役も含む)

新人公演

雪組 東京宝塚劇場公演[編集]

出典[4]

公演期間は1968年9月1日から9月17日まで。併演は『シャンゴ』。

主なスタッフに白井鐡造がいる。

雪組 宝塚・東京以外の公演[編集]

出典[5]

公演地は名古屋・中日劇場。公演期間は1968年10月4日から10月13日まで。併演は『藍と白と紅』。

主なスタッフに白井鐡造がいる。

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x 『宝塚歌劇の60年別冊・年譜 最近の10年』p.67
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n 『宝塚歌劇の60年別冊・年譜 最近の10年』p.68
  3. ^ 『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡り続けて(舞台編)』p.132
  4. ^ 『宝塚歌劇90年史 すみれの花歳月を重ねて』p.280
  5. ^ 『宝塚歌劇90年史 すみれの花歳月を重ねて』p.297

参考文献[編集]

  • 『宝塚歌劇の60年別冊・年譜 最近の10年』(宝塚歌劇団)
  • 『宝塚歌劇90年史 すみれの花歳月を重ねて』(宝塚歌劇団)
  • 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3