データ・アプリケーション

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株式会社データ・アプリケーション
Data Applications Company, Limited
種類 株式会社
市場情報
略称 DAL
本社所在地 日本の旗 日本
104-0031
東京都中央区京橋一丁目7番2号 ミュージアムタワー京橋13F
設立 1982年9月27日
業種 情報・通信業
法人番号 9010001051124 ウィキデータを編集
事業内容 パッケージソフトウェア開発事業
代表者 代表取締役社長執行役員 安原 武志
資本金 4億3089.5万円(2019年3月末現在)
売上高 連結23億14百万円
(連結2019年3月期)
従業員数 連結103名(連結2019年3月末現在)
決算期 3月31日
主要株主 株式会社光通信 16.65%
橋本慶太 13.94%
武田好修 7.16%
中野直樹 6.46%
STATE STREET BANK AND TRUST CLIENT OMNIBUS ACCOUNT OM02 505002 5.36%
(2019年9月末現在)
主要子会社 株式会社鹿児島データ・アプリケーション
外部リンク www.dal.co.jp
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株式会社データ・アプリケーション(英名:Data Applications Company, Limited 略称DAL)は、企業間電子商取引EDI)パッケージソフトウェアの代表的[独自研究?]メーカーである。

概要[編集]

DALは、EDIパッケージソフトウェアメーカーである[1]

1990年頃より、主にEDIパッケージをリリースしてきている。

主力製品は、EDIソフトウェアの「ACMS(エーシーエムエス)シリーズ」と文字コード・フォーマット変換ソフトウェア「AnyTran(エニートラン)」。

DALは、1982年、ディジタルコンピュータ株式会社(現:株式会社ワイ・ディ・シー[要曖昧さ回避])の子会社として設立される。当時は、無停止型コンピュータ向けのSI事業をする。 1988年、日本ストラタステクノロジー株式会社製の無停止型コンピュータ上で稼働するソフトウェア「S-GARNET(エスガーネット)」をリリースする。

1992年、UNIX上で稼働するEDIパッケージソフトウェア「ACMS/UX(エーシーエムエス ユーエックス)」(ACMS:Advanced Communication Management Systemの略)をリリース。

1996年、Windows NT上で稼働するEDIパッケージソフトウェア「ACMS/NT(エヌティー)」をリリース。1998年、フォーマット変換用ソフトウェア「AnyTran(エニートラン)」をリリース。

現在[いつ?]は、マルチプラットフォームに対応したEDIパッケージソフトウェア「ACMS E2X(イーツーエックス)」(E2X:Extended Enterprise data eXchangeの略)、「ACMS B2B(ビーツービー)」(B2B:BtoBの略)を開発する。

ACMSシリーズは、無停止型コンピュータ向け開発の経験を活かした「可用性の高さ」が特徴である。2016年、ACMSシリーズの最上位モデルであるエンタープライズ・データ連携基盤「ACMS Apex(エイペックス)」をリリース。

沿革[編集]

  • 1982年9月 ディジタルコンピュータ株式会社(現:株式会社ワイ・ディ・シー)関連会社として千葉県我孫子市に会社設立
  • 1983年9月 神奈川県川崎市に本社移転
  • 1985年11月 本格的に事業展開を開始(第1事業度開始)
  • 1985年12月 東京都千代田区に本社移転
  • 1988年3月 無停止型コンピュータ用ネットワークソフトウェア「S-GARNET(エスガーネット)」の販売開始
  • 1989年11月 無停止型コンピュータ用集配信ソフトウェア「ACMS(エーシーエムエス)」の販売開始
  • 1990年10月 株式会社アイネスが資本参加
  • 1990年11月 東京都台東区に本社移転
  • 1992年11月 UNIX対応のEDIソフトウェア「ACMS/UX(ユーエックス)」の販売開始
  • 1994年10月 東京都中央区日本橋人形町二丁目に本社移転
  • 1996年4月 Microsoft Windows NT対応のEDIソフトウェア「ACMS/NT(エヌティー)」の販売開始
  • 1996年4月 ドイツSAPSAP R/3の拡張ソフトウェアに、「ACMS/UX for R3」が国産ソフトウェア第1号として認定を取得
  • 1998年7月 フォーマット変換用ソフトウェア「AnyTran(エニートラン)」を販売開始
  • 2001年1月 東京都中央区日本橋人形町一丁目に本社移転
  • 2002年5月 Java採用のB2Bインテグレーション・ソフトウェアとして「ACMS B2B(ビーツービー)」を販売開始
  • 2005年2月 Java採用のEDIクライアント・ソフトウェア「ACMS Lite(ライト)」を販売開始
  • 2005年12月 EAI機能を追加し企業内外のシステム連携を可能にしたB2Bインテグレーション・サーバ「ACMS E2X(イーツーエックス)」を販売開始
  • 2007年4月 ジャスダック証券取引所に株式を上場
  • 2008年4月 会社分割により株式会社ホロンテクノロジーを設立
  • 2008年4月 株式会社鹿児島データ・アプリケーションを設立
  • 2008年5月 「ACMS E2X」がB2B国際メッセージ標準AS2の相互運用テストに合格。Drummond社のグローバル認定を取得
  • 2009年2月 「ACMS E2X」がebXMLアジア相互運用性認定を取得
  • 2009年3月 「ACMSシリーズ」がソフトウェアベンダー7社のJX手順対応EDIパッケージと相互接続テストを完了
  • 2009年7月 .NET採用のEDIクライアント・ソフトウェア「ACMS Lite Neo(ネオ)」を販売開始
  • 2010年4月 大阪証券取引所 JASDAQ(スタンダード)上場
  • 2013年9月 エンタープライズWeb-EDIシステム基盤「ACMS WebFramer」販売開始
  • 2014年3月 データハンドリングプラットフォーム「RACCOON」販売開始
  • 2014年4月 「ACMS E2X」のOFTP2がODETTEとの相互運用認定を取得
  • 2015年3月 「ACMS WebFramer流通BMS対応Web-EDIテンプレート」販売開始
  • 2016年6月 エンタープライズ・データ連携基盤「ACMS Apex」販売開始
  • 2017年4月 子会社・株式会社ホロンテクノロジーを吸収合併
  • 2017年4月 「Webアプリケーション構築支援ツール」・「ACMS WebFramer 電子機器業界調達業務向けWeb-EDIテンプレート」販売開始

主な製品[編集]

  • ACMS Apex
エンタープライズ・データ連携基盤
  • ACMS B2B
企業間電子取引(EDI)に特化したB2Bサーバ
  • ACMS Lite Neo
中小規模システム向けEDIクライアント・ソフトウェア
  • ACMS WebFramer
エンタープライズ型Web-EDIシステム基盤
  • ACMS/WS
EDIやPOSデータなど店舗、本部間で行うデータ交換用全銀TCP/IP通信ソフトウェア
  • AnyTran
文字コード・フォーマットを変換するデータ変換ツール
  • RACCOON
データ ハンドリング プラットフォーム


注釈[編集]


外部リンク[編集]

座標: 北緯35度36分7秒 東経139度44分8秒 / 北緯35.60194度 東経139.73556度 / 35.60194; 139.73556