テイク・トゥエルヴ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テイク・トゥエルヴ
リー・モーガンスタジオ・アルバム
リリース
録音 1962年1月24日 ニューヨーク プラザ・サウンド・スタジオ[1]
ジャンル ジャズハード・バップ
時間
レーベル ジャズランド・レコード
プロデュース オリン・キープニュース
専門評論家によるレビュー
リー・モーガン アルバム 年表
エクスプービデント
(1961年)
テイク・トゥエルヴ
(1962年)
ザ・サイドワインダー
(1964年)
テンプレートを表示

テイク・トゥエルヴ』(Take Twelve)は、アメリカ合衆国ジャズトランペット奏者、リー・モーガン1962年に録音・発表したスタジオ・アルバム

解説[編集]

1961年夏にアート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズを脱退してからは、初のリーダー・セッションに当たり[2]、モーガンのリーダー・アルバムとしては唯一、ジャズランド・レコードから発売された[1]。4曲はモーガンのオリジナル曲で、「リトル・スペイン」は本作でサイドマンを務めたクリフォード・ジョーダンの曲、そしてタイトル曲はエルモ・ホープが提供した曲である[2]

スコット・ヤナウオールミュージックにおいて5点満点中4点を付け「優れた曲もあり、単なる演奏の記録には終わっていないが、基本的には自然発生的なジャム・セッションである」と評している[3]

収録曲[編集]

特記なき楽曲はリー・モーガン作曲。

  1. ラジッディ・アン - "Raggedy Ann" - 6:52
  2. ア・ワルツ・フォー・フラン - "A Waltz for Fran" - 5:00
  3. リー・シュア・タイム - "Lee-Sure Time" - 8:31
  4. リトル・スペイン - "Little Spain" (Clifford Jordan)- 7:50
  5. テイク・トゥエルヴ - "Take Twelve" (Elmo Hope) - 4:59
  6. セカンズ・ベスト(テイク5) - "Second's Best (Take 5)" - 7:30

リマスターCDボーナス・トラック[編集]

  1. セカンズ・ベスト(テイク1) - "Second's Best (Take 1)" - 7:30

参加ミュージシャン[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b Lee Morgan Discography”. Jazz Discography Project. 2023年5月14日閲覧。
  2. ^ a b オリジナルLPライナーノーツ(アイラ・ギトラー英語版
  3. ^ Yanow, Scott. “Lee Morgan Quintet - Take Twelve Album Reviews, Songs & More”. AllMusic. 2023年5月14日閲覧。

外部リンク[編集]