セシル・ソヴァージュ

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セシル・ソヴァージュ: Cécile Sauvage1883年7月20日 - 1927年8月26日)は、フランス詩人。作曲家オリヴィエ・メシアンの母としても知られる。

ラ・ロッシュ=シュル=ヨン生まれ。英文学者で学校教師のピエール・メシアンと結婚。1908年に長男オリヴィエ・メシアンを生んだ時には、詩集『芽生える魂 L'Âme en bourgeon』を書いてわが子に献呈した。その時の詩には「私は、私の知らないはるかな音楽のために痛む」と書かれ、これから生まれてくるわが子が音楽家に、しかも20世紀を代表する大作曲家になることを既に予感していた。

オリヴィエ・メシアンは後年母の作風をシュルレアリズムだと評しているが[1]、その作風は純粋で母性に溢れ、むしろ象徴主義に近い(全集より、クロード=ジャン・ロネー解説)。

作品[編集]

全集が以下より出版されている。(単行本全1巻)

  • Cécile Sauvage «Œuvres complètes» Ed.: La Table Ronde 2002年発行 ISBN 2-7103-2471-7

個別詩集は以下の通り。

  • Tandis que la terre tourne (1905年 - 1908年)
  • L'Âme en bourgeon (1908年)
  • Mélancolie (1909年)
  • Fumées (1910年)
  • La vallon (1911年)
  • Primevère (1913年)

このほか全集には詩集として収録されなかった断片および手稿集が収録されている。

脚注[編集]

  1. ^ 『オリヴィエ・メシアンその音楽的宇宙 クロード・サミュエルとの新たな対話』オリヴィエ・メシアン、クロード・サミュエル著 戸田邦雄訳、音楽之友社 1993年