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スーパーマン:レガシー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
DCユニバース > スーパーマン:レガシー
スーパーマン
Superman
監督 ジェームズ・ガン
脚本 ジェームズ・ガン
原作 グラント・モリソン英語版
フランク・クワイトリー英語版
オールスター:スーパーマン英語版
製作 ピーター・サフラン
製作総指揮 チャールズ・ローヴェン
ラーズ・R・ウィンテル
出演者 デヴィッド・コレンスウェット
レイチェル・ブロズナハン
撮影 ヘンリー・ブラハム英語版
編集 ウィリアム・ホイ
制作会社 DCスタジオ
公開 アメリカ合衆国の旗2025年7月11日
日本の旗2025年
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
次作 Supergirl: Woman of Tomorrow
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スーパーマン』(Superman)は、ジェームズ・ガンが監督・脚本を務める2025年7月11日米公開予定のスーパーヒーロー映画。当初はタイトル「スーパーマン:レガシー」のタイトルとされていたが、2024年2月にタイトル変更が発表された(詳細は #タイトルについてを参照)。

DCコミックス」のアメリカン・コミックスーパーマン』の実写映画作品。DCエクステンデッド・ユニバースの中断後、DCスタジオ[注釈 1]が展開する『DCユニバース』シリーズの映画第1作目[2]

概要

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DC」のアメリカン・コミックスーパーマン』の実写映画作品。『スーパーマン』シリーズ第7作目の映画となる。

DCユニバース内ではスーパーマンが地球に来る前よりスーパーヒーローが存在したという設定となる[3]

スーパーマン / クラーク・ケントが、クリプトン人としての遺産とカンザス州スモールビルで人間として暮らす自身との間で、バランスを取ろうとする姿に焦点を当てた作品。

あらすじ

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登場人物

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主要人物

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クラーク・ケント / カル=エル / スーパーマン
演 - デヴィッド・コレンスウェット[4]
本作の主人公。
ロイス・レイン
演 - レイチェル・ブロズナハン[4]
本作のヒロイン。

クラーク・ケントの家族

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ジョナサン・ケント
演 - プルイット・テイラー・ヴィンス
マーサ・ケント
演 - ネヴァ・ハウエル

デイリー・プラネット新聞社の記者

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ジミー・オルセン
演 - スカイラー・ギソンド[5]
クラークが務める新聞社「デイリー・プラネット英語版」のフォトジャーナリスト
ペリー・ホワイト
演 - ウェンデル・ピアース
デイリー・プラネットの編集長。[6]
スティーブ・ロンバード英語版
演 - ベック・ベネット英語版
デイリー・プラネットのスポーツライター
キャット・グラント
演 - ミカエラ・フーバー英語版
デイリー・プラネットのコラムニスト
ロン・トループ英語版
演 - クリストファー・マックドナルド

ヴィラン

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アンジェラ・スピカ / エンジニア英語版
演 - マリア・ガブリエラ・デ・ファリア
The Authorityのメンバーの1人。本作のヴィラン。
リック・フラッグ・Sr.英語版
演 - フランク・グリロ
コルトマルテーゼの作戦の際にピースメーカーの裏切りによって殺害されたリック・フラッグの父親。
レックス・ルーサー
演 - ニコラス・ホルト[7]
イヴ・テシュマッカー英語版
演 - サラ・サンパイオ英語版[5]
レックス・ルーサーのアシスタント。

Lord Technologies

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マクスウェル・ロード英語版
演 - ショーン・ガン
ホークガール
演 - イザベラ・メルセード[8]
マイケル・ホルト/ミスター・テリフィック英語版
演 - エディ・ガデギ[8]
ガイ・ガードナー/グリーンランタン
演 - ネイサン・フィリオン [8]
レックス・メイソン/メタモルフォ英語版
演 - アンソニー・キャリガン英語版[9]

その他

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オーティス
演 - テレンス・ルーズモア
中央情報局長官
演 - ミリアム・ショア英語版
カーラ・ゾー=エル / スーパーガール
演 - ミリー・オールコック
TBA
演 - スティーヴン・ブラックハート英語版
TBA
演 - アラン・テュディック
テレビリポーター
演 - ウィル・リーヴ
カメオ出演[10]

このほかにもThe Authorityのメンバーが複数人出てくることも伝えられている[11][12]


スタッフ

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製作

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企画

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キャスティング

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スーパーマン候補俳優が3人とロイス・レイン候補女優が3人、最終候補に残った。ニコラス・ホルト&レイチェル・ブロズナハン、トム・ブリトニー&フィービー・ディネヴァー、デヴィッド・コレンスウェット&エマ・マッキーの3組で最終オーディションをし、コレンスウェットがスーパーマン役、ブロズナハンがロイス・レイン役を勝ち取った。

撮影

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2024年2月29日に撮影開始。この日はスーパーマンの誕生日でもあり、監督のジェームズ・ガンは「偶然にして計画外」とコメントしている[13]。2024年7月31日に撮影終了[14]

タイトルについて 

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2023年9月の制作発表以来、本作のタイトルは「スーパーマン:レガシー」とされてきた[15]が、ガンはInstagramで「最終稿が完成した時点で、タイトルが『スーパーマン』であることは明らかだった」と投稿し[16]、タイトルが「スーパーマン」へと変更になったことを明らかにした。DCコミックス原作映画の歴史上、スーパーマンの単独映画が「スーパーマン」と題されるのは1978年公開の映画以来、46年ぶりのこと[17]

脚注

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注釈

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  1. ^ 2022年にDCフィルムズから名称変更された[1]

出典

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  1. ^ 『スーパーマン:レガシー』、ジミー・オルセン&イヴ・テシュマッカー役キャストが決定 | THE RIVER”. theriver.jp (2023年11月22日). 2023年11月22日閲覧。
  2. ^ ジェームズ・ガンの移籍、企画の白紙…新CEOで再起をかける2023年のDCユニバースはどうなる?|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS”. MOVIE WALKER PRESS (2023年1月9日). 2024年3月3日閲覧。
  3. ^ ゆとぴ (2023年6月28日). “『スーパーマン:レガシー』、すでにヒーローが存在する世界が舞台に? ー レックス・ルーサー役候補も | アメコミ・特撮・フィギュア情報ブログ "FRC"”. アメコミ・特撮・フィギュア情報ブログ "FRC". 2023年7月1日閲覧。
  4. ^ a b 新スーパーマン&ロイス・レイン役が決定、デヴィッド・コレンスウェットとレイチェル・ブロスナハンに ─ コミコンでのお披露目なるか”. THE RIVER (2023年6月28日). 2023年7月1日閲覧。
  5. ^ a b Kit, Aaron Couch,Borys (2023年11月21日). “‘Superman: Legacy’ Casts Skyler Gisondo as Jimmy Olsen (Exclusive)” (英語). The Hollywood Reporter. 2023年11月22日閲覧。
  6. ^ https://eiga.com/news/20240305/16/
  7. ^ D'Alessandro, Justin Kroll,Anthony (2023年11月20日). “‘Superman: Legacy’: Nicholas Hoult Lands Role Of Lex Luthor” (英語). Deadline. 2023年11月21日閲覧。
  8. ^ a b c Nast, Condé (2023年7月11日). “'Superman Legacy' Cast Adds Isabela Merced, Edi Gathegi and Nathan Fillion: EXCLUSIVE” (英語). Vanity Fair. 2023年7月12日閲覧。
  9. ^ Kit, Borys (2023年7月12日). “‘Superman: Legacy’ Nabs ‘Barry’ Star Anthony Carrigan as DC Hero Metamorpho (Exclusive)” (英語). The Hollywood Reporter. 2023年7月13日閲覧。
  10. ^ 『スーパーマン』新作、クリストファー・リーヴの息子がカメオ出演(シネマトゥデイ)”. Yahoo!ニュース. 2024年7月3日閲覧。
  11. ^ ゆとぴ (2023年4月2日). “『スーパーマン:レガシー』、登場するヴィランは複数? ー 別作品にも登場 | アメコミ・特撮・フィギュア情報ブログ "FRC"”. アメコミ・特撮・フィギュア情報ブログ "FRC". 2023年7月12日閲覧。
  12. ^ Heat Vision”. view.email.hollywoodreporter.com. 2024年8月17日閲覧。
  13. ^ https://theriver.jp/superman-filming-start-gunn/
  14. ^ Tinoco, Armando (2024年7月30日). “James Gunn Wraps ‘Superman’ Filming: “It Has Been An Honor”” (英語). Deadline. 2024年7月31日閲覧。
  15. ^ James Gunn (2023年4月18日). “Instagram: "I’m honored to be a part of the legacy. And what better day than #SupermanAnniversary Day to dive fully into early pre-production on #SupermanLegacy? Costumes, production design, and more now up and running."”. 2024年3月3日閲覧。
  16. ^ James gann (2024年2月29日). “Overjoyed to be announcing the start of principal photography on SUPERMAN today, February 29, which just so happens to be – coincidentally… | Instagram”. 2024年3月3日閲覧。
  17. ^ 『スーパーマン』いよいよ撮影開始、ジェームズ・ガン監督が報告 ─ タイトル『スーパーマン:レガシー』から変更 | THE RIVER”. theriver.jp (2024年3月1日). 2024年3月3日閲覧。