コーシカ

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座標: 北緯43度03分27秒 東経141度21分01秒 / 北緯43.0575682度 東経141.3501614度 / 43.0575682; 141.3501614

コーシカ
Бар Кошка
店舗概要
所在地 060-0062
北海道札幌市中央区南2条西6丁目3番地(狸小路6丁目
開業日 1977年
閉業日 2014年11月1日
正式名称 コーシカ
営業時間 17:00 - 23:30
日曜日定休)
駐車台数 0台
駐輪台数 0台
後身 北海道免税店
最寄駅 札幌市電資生館小学校前停留場
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コーシカ、ないし、バール・コーシカ (ロシア語: Бар Кошка) は、かつて札幌市中央区狸小路商店街(狸小路6丁目)にあったロシア料理店[1]、あるいは、ロシア風居酒屋[2]1977年に開店し[2]2014年に閉店した[3]

概要[編集]

創業者の宮尾長治は、小樽出身で、第二次世界大戦前から戦中にかけて南満州鉄道に勤務していたが、戦後に4年ほどのシベリア抑留を経験した[2][4]。その後、サラリーマン生活を経て、妻のすゞ子とともに、1977年にコーシカを開業した[4]。コーシカは、ロシア語で「ネコ」を意味する「Кошка」からとられているが、これは、創業者の宮尾(ミヤオ)という名字がロシア語におけるネコの鳴き声に似ていたことから、「コーシカ」が抑留当時の宮尾の渾名となり、後にそれを店名としたものである[3]。宮尾長治の死去後は長く妻すゞ子が経営し、さらにすゞ子の死去後は長男の政志が経営に当たったが[2]2014年11月1日をもって閉店となった[3]

店舗の外壁は丸太を全面にあしらっており、店内にはロシアの民芸品、食器や、ソビエト連邦時代のものも含む酒瓶などが飾られ、ロシアのポピュラー音楽や[2]ロシア民謡が流されていた[1]

料理では、 ピロシキボルシチペリメニ水ぎょうざ)、パンのふたのつぼ焼きなどが人気メニューであった[2][4]

脚注[編集]

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  1. ^ a b 丸山博 (2006年3月14日). “街の詩:琥珀の指輪”. 毎日新聞・北海道夕刊 (毎日新聞社): p. 8. "ロシア民謡が流れる札幌・狸小路のロシア料理店「バール・コーシカ」"  - 毎索にて閲覧
  2. ^ a b c d e f 芝田賢一 (2012年11月16日). “スポット:in 札幌・江別・北広島 ロシア風居酒屋 コーシカ”. 毎日新聞・北海道 (毎日新聞社): p. 21. "狸小路6丁目にある「コーシカ」は、35年の歴史を刻むロシア風居酒屋。外壁は丸太を全面にあしらい、ドアも木製で木のぬくもりに包まれる。店内は、壁一面にソ連時代からのコニャックやワイン、ロシアビールなどの瓶がズラリ。今となっては入手不可能なものばかりだ。ロシアの民芸品や食器なども飾られ、BGMにロシアンポップスが流れる。 ... 同店は77年に、小樽出身の故・宮尾長治さんが、妻のすゞ子さんと開いた。宮尾さんは敗戦後、ソ連の捕虜になり、4年間のシベリア抑留生活を体験したという。... 宮尾夫妻は他界し、大学生時代から店を手伝っていた長男の政志さん(55)が引き継いでいる。... ロシア料理のメニュー数は多くはないが、どれも自信作。開店以来変わらぬ製法のピロシキ(290円)は、タマネギとポテトを基本に具材は日替わり。水ぎょうざ(6個480円)は注文を受けてから生の皮で具を包み、ゆでている。ロシアの野菜スープのボルシチ(600円)や、パンのふたのつぼ焼き(700円)も好評だ。"  - 毎索にて閲覧
  3. ^ a b c YUSUKE TOKOSHIMA (2014年4月11日). “ウォッカを嗜みにロシアへ。ロシア風居酒屋 コーシカ”. よみもん社. 2018年3月11日閲覧。
  4. ^ a b c 柴沼均. “ほっかいどう銘酒紀行・この店!:ロシア風居酒屋「コーシカ」”. 毎日新聞・北海道: p. 20. "戦前から戦中にかけて満鉄に勤務し、終戦後はシベリアに抑留された故宮尾長治さんが、77年に脱サラして狸小路に開店した。... ピロシキ(300円)、ボルシチ(550円)、ペリメニ(水ぎょうざ、600円)などが人気。"  - 毎索にて閲覧