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コヨシキリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
コヨシキリ
コヨシキリ
コヨシキリ Acrocephalus bistrigiceps
保全状況評価
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: スズメ目 Passeriformes
亜目 : スズメ亜目 Oscines
: ヨシキリ科 Acrocephalidae[1]
: ヨシキリ属 Acrocephalus
: コヨシキリ A. bistrigiceps
学名
Acrocephalus bistrigiceps
Swinhoe, 1860
和名
コヨシキリ
英名
Black-browed reed-warbler

コヨシキリAcrocephalus bistrigiceps)は、スズメ目ヨシキリ科に分類される鳥類[2]

分布

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インドインドネシアシンガポールタイ大韓民国朝鮮民主主義人民共和国中華人民共和国台湾日本ネパールベトナムミャンマーモンゴル人民共和国ラオスロシア東部

夏季は中華人民共和国北東部、日本、朝鮮半島で繁殖し、冬季は東南アジアで越冬する。日本では夏季に繁殖のため飛来する(夏鳥)。

形態

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全長13.5cm。背面は淡褐色、腹面は白い羽毛で覆われる。眼上部にある眉状の斑紋(眉斑)は白く明瞭で、眉班の上部に黒い筋模様が入る。嘴の基部から眼を通り後頭へ続く筋状の斑紋(過眼線)は黒い。

生態

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草原アシ原等に生息する。

食性は動物食で、昆虫類節足動物などを食べる。草の上等を徘徊しながら獲物を捕食する。

繁殖形態は卵生。繁殖期には縄張りを形成する。丈の長い植物の茎の間に枯草などを組み合わせたお椀状の巣を作り、日本では6-8月に4-5個の卵を産む。主にメスが抱卵し、抱卵期間は13-14日。

脚注

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  1. ^ 掲載鳥類リスト” (XLS). 日本鳥類目録 改訂第7版. 日本鳥学会 (2012年). 2019年5月13日閲覧。
  2. ^ 山形則男・吉野俊幸・五百澤日丸=写真、五百澤日丸・山形則男=解説『新訂 日本の鳥550 山野の鳥』文一総合出版、2014年、220頁。ISBN 978-4829984000 

関連項目

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参考文献

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外部リンク

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