ケルン放送合唱団

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ケルン放送合唱団: Der WDR Rundfunkchor Köln)は、ドイツ放送合唱団

歴史[編集]

1927年のケルン室内合唱団を母体として、1947年に放送合唱団として改組された。

中世の音楽から現代までを手がけるが、最近は特に現代音楽の演奏で知られている、ノーノの『断ち切られた歌』、ブーレーズの『婚礼の顔』、ツィンマーマンの『若い詩人のためのレクイエム』、ペンデレツキの『ルカ受難曲』、シュトックハウゼンの『光』チクルスのオペラなどの名曲がある。常に若手からベテランの新作を手がけ続けている。

シュトットガルトSWRヴォカールアンサンブル (de:SWR Vokalensemble Stuttgartの首席指揮者を務めていた作曲家・指揮者のルーパート・フーバーが、アンサンブル・モデルンアンサンブル・レッシェルシェを初めて作ったクラウス・フーバーの現代音楽専門の特別なアンサンブルのサークル一同の作曲家を支持したことにより、ヨンギー・パクパーン細川俊夫ウンスク・チンらの東洋の作曲家にもレパートリーを拡大している。定数は48。