カーリー・レイス

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カーリー・レイス
基本情報
通称 K.O. Mequinonoag[1]
階級 スーパーライト級
身長 173cm
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
誕生日 (1986-08-24) 1986年8月24日(37歳)
出身地 ロードアイランド州プロビデンス
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 17
勝ち 19
KO勝ち 5
敗け 7
引き分け 1
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カーリー・レイス英語: Kali Reis1986年8月24日 - )は、アメリカ合衆国プロボクサー女優である。元WBAWBOIBO女子世界スーパーライト級王者。

来歴[編集]

ロードアイランド州プロビデンスにて5人兄弟の末っ子として生まれる[2]。アメリカ先住民(チェロキーニプマクなど)とカーボベルデ人の血を引く[3]

ボクシング[編集]

2008年9月6日、ボストンにてプロボクサーデビューを勝利で飾る。

2010年7月9日、プロ3戦目で初黒星。

2011年12月9日にKate Aversaに勝利。

2012年6月29日の試合で勝利して3連勝を飾るが、バイク事故に遭い欠場[4]

2013年11月7日、復帰戦としてトリー・ネルソンが持つWIBA世界ウェルター級王座に挑戦するが、判定で敗れる[1]

2014年11月12日、バミューダ諸島にてテレサ・ペロッツィが持つIBA女子世界ミドル級王座に挑戦し、3回TKOで王座奪取に成功[1][5]

2015年5月2日、クリスティーナ・ハマーが持つWBO女子世界ミドル級王座に挑戦するが、0-3判定負け。

2015年10月17日、ハンナ・ガブリエルが持つWBO女子世界スーパーウェルター級王座に挑戦するが、0-3判定負け。

2016年2月19日、Victoria Cisnerosを1回TKOで降し、UBF女子世界ミドル級王座獲得。

2016年4月16日、マリセラ・コルネホ英語版とのWBC女子世界ミドル級王座決定戦に挑み、2-1判定で勝利し王座獲得。

2016年11月5日、WBO王者クリスティーナ・ハマーとの王座統一戦に挑むが、0-3判定で返り討ちにされWBC王座陥落。

2018年5月5日、カリフォルニア州カーソンスタブハブ・センター・テニスコートにて、HBOがボクシング放送開始以来45年間で初めて放送する女子の試合として[6][7]ゲンナジー・ゴロフキンvsバネス・マーティロスヤンの前座でセシリア・ブレークフスが持つ5団体統一ウェルター級王座に挑戦し、7回にダウンを奪うが0-3(92-97、93-96×2)の判定で敗れ[8]。この試合でブレークフスは5万ドル(約550万円)、レイスは2万ドル(約220万円)のファイトマネーを稼いだ[9]

2020年11月6日、カンディ・ワイヤット英語版とのWBA女子世界スーパーライト級王座決定戦に挑み、3-0判定で勝利し2階級制覇達成。

2021年8月20日、ダイアナ・プラザック相手にWBA王座初防衛とIBO王座を懸けて戦い、2-0判定でWBA王座初防衛とIBO王座獲得を果たす。

2021年11月19日、ジェシカ・カマラ相手WBA王座2度目とIBO王座初防衛、WBO王座を懸けて戦い、2-1判定でWBA王座2度目とIBO王座初防衛、WBO王座獲得を果たす。

女優[編集]

2021年、映画「Catch the Fair One」の主演として女優デビューを果たし、第37回インディペンデント・スピリット賞にノミネートされた[10][11]

2024年放送の『TRUE DETECTIVE』シーズン4 (True Detective Night Country)に主演した。

獲得タイトル[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c Sam Laskaris (2014年). “Native Boxer Wins Women's IBA Crown”. Indian Country Today Media Network. 2015年9月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年9月25日閲覧。
  2. ^ Kali Reis Interview”. Women's Boxing Archive Network (2015年). 2015年9月25日閲覧。
  3. ^ Women's Boxing: Kali Reis-”. Template:Cite webの呼び出しエラー:引数 accessdate は必須です。
  4. ^ Girlboxing (2014年). “K.O. Mequinonoag Reis: Exclusive Q & A Ahead Of Her May 3, 2014 Fight!”. Girlboxing. 2015年9月25日閲覧。
  5. ^ Dawn Karima (2014年). “Native Knockout”. PowWows.com. 2015年9月25日閲覧。
  6. ^ ニカラグアが政情不安 5.5ロマゴンは出場せず Boxing News(ボクシングニュース) 2018年4月28日
  7. ^ Welterweight champion Cecilia Braekhus will be part of first women's bout televised by HBO”. ESPN.com (2018年4月27日). 2018年6月27日閲覧。
  8. ^ ゴロフキン盤石のV20 次戦問われ「誰でもいい」 Boxing News(ボクシングニュース) 2018年5月6日
  9. ^ Golovkin - Martirosyan. Purses”. Ringside24 (2018年5月5日). 2018年6月27日閲覧。
  10. ^ D'Alessandro, Anthony (2022年2月11日). “ICM & Authentic Talent & Lit Management Sign 'Catch The Fair One' Boxer, Actress & Writer Kali Reis” (英語). Deadline. 2022年6月11日閲覧。
  11. ^ Gracewood, Gemma (2022年2月14日). “Fighting Spirit: Catch the Fair One's Many-Feathered Star • Journal • A Letterboxd Magazine” (英語). letterboxd.com. 2022年6月11日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

空位
前タイトル保持者
ジェシカ・マッキャスキル
第7代WBA女子世界スーパーライト級王者

レギュラー:2020年11月6日 - 2022年
休養:2022年 - 現在

空位
次タイトル獲得者
シャンテル・キャメロン
空位
前タイトル保持者
クリスティーナ・リナルダトゥ
第9代WBO女子世界スーパーライト級王者

2021年11月19日 - 2022年(返上)

空位
次タイトル獲得者
シャンテル・キャメロン