TRUE DETECTIVE

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TRUE DETECTIVE
ジャンル
製作者 ニック・ピゾラット英語版
出演者
オープニングテーマ "Far from Any Road" by The Handsome Family(S1)
"Never mind" by レナード・コーエン(S2)
コンポーザー T・ボーン・バーネット
アメリカ合衆国
言語 英語
シーズン数 2
話数 16
製作
製作総指揮
プロデューサー

Carol Cuddy(S1)
Blake McCormick (S2)

Aida Rodgers (S2)
放送時間 54-60分
製作会社 Anonymous Content
Parliament of Owls
Passenger
Neon Black
Lee Caplin / Picture Entertainment
放送
放送局 HBO
放送期間 2014年1月12日 (2014-01-12) – 2015年8月9日 (2015-8-9)
外部リンク
ウェブサイト

TRUE DETECTIVE』(True Detective)は、小説家ニック・ピゾラット英語版によって創作され、脚本が書き下ろされたテレビドラマシリーズである。 2014年からHBOチャンネルで放送されている。シーズン1は2014年、シーズン2は2015年に放送された。2017年8月、マハーシャラ・アリを主演とするシーズン3の製作が発表された[1]


日本ではシーズン1がスター・チャンネルで『TRUE DETECTIVE/二人の刑事』として2014年に放送され、シーズン2は『TRUE DETECTIVE/ロサンゼルス』として2015年9月から放送された。

概要[編集]

各シーズンはそれぞれ設定と登場人物が異なる。

シーズン1はルイジアナ州を舞台とし、ルイジアナ州警察殺人課の二人の刑事ラスト・コール(マシュー・マコノヒー)とマーティン・ハート(ウディ・ハレルソン)、そして二人の17年にわたる連続殺人事件の捜査を描く。

シーズン2はロサンゼルス近郊の架空の街を舞台とし、犯罪に手を染める実業家(ヴィンス・ヴォーン)と、別々の組織に属する3人の警察官(コリン・ファレルレイチェル・マクアダムステイラー・キッチュ)が、腐敗した市の幹部の殺人事件に巻き込まれる。

シーズン1は批評家から賞賛され[2][3][4][5]、多くの賞にノミネートされ、受賞している。

あらすじ[編集]

シーズン1(『TRUE DETECTIVE/二人の刑事』)のあらすじ[編集]

2012年、ルイジアナ州警察殺人課の二人の刑事ラスト・コール(マシュー・マコノヒー)とマーティン・ハート(ウディ・ハレルソン)が、1995年のドーラという女性の殺人事件に関し呼び出される。二人はマーティンの妻マギーを巡る口論のため、17年間互いに音信不通であった。ハリケーン・リタで書類が失われたため、二人は過去の捜査や警察官としての人生の記憶を呼び起こすよう求められる。犯人が他にも殺人を犯して来た証拠が浮かび上がる。

シーズン2(『TRUE DETECTIVE/ロサンゼルス』)のあらすじ[編集]

カリフォルニア・ハイウェイパトロールの警官ポール・ウッドルー(テイラー・キッチュ)が道路脇でヴィンチ市幹部の死体を発見し、ヴィンチ署のレイ・ヴェルコロ刑事(コリン・ファレル)とヴェンチュラ郡保安官事務所のアンティゴネ刑事(レイチェル・マクアダムス)が加わって、州、郡、市の3つの警察組織による合同捜査が行われ、市を巡る巨大な腐敗と過去の因縁が浮かび上がる。そこにヴェルコロの旧知の犯罪者で実業家のフランク・セミョン(ヴィンス・ヴォーン)が絡む。

キャスト[編集]

※括弧内は日本語吹替

シーズン1の主要キャスト[編集]

シーズン1のその他のキャスト[編集]

シーズン2の主要キャスト[編集]

シーズン2のその他のキャスト[編集]

エピソード[編集]

シーズン1(『TRUE DETECTIVE/二人の刑事』)[編集]

通算話番 話番 タイトル 監督 脚本 合衆国放送日 合衆国視聴者数
(百万人)
11"暗闇"
"The Long Bright Dark"
キャリー・フクナガニック・ピゾラット英語版2014年1月12日 (2014-01-12)2.33[6]

1995年1月3日、ルイジアナ州バーミリオン郡。州警察殺人課のマーティン・ハート(ウッディ・ハレルソン)とラスト・コール(マシュー・マコノヒー)は娼婦のドーラ・ラングの猟奇的殺人を捜査する。被害者は鹿の角を頭に戴き、謎のシンボルとケイジャンの鳥の罠のような枝細工が残されている。ハートとコールは、5年前に行方不明になったマリー・フォンテノットという少女の件を調査する。別の子供が緑の耳のスパゲッティの怪物に追いかけられたと訴える。ハートは妻にせかされてコールを夕食に招くが、コールは酒に酔って現れる。マリーの件を調査すると、ラングの事件と同じ枝細工を見つける。


2012年、ハートとコールは個別にトマス・パパニア刑事(トリー・キトルズ英語版)とメイナード・ギルボー刑事(マイケル・ポッツ英語版)に聴取を受ける。2002年に仲たがいした後、ハートとコールは互いに口をきいていない。被害者がラングと類似のポーズで殺された事件が起き、1995年に犯人を見つけたと言う二人の主張に反して、犯人が野放しになっている可能性が浮上する。
22"幻覚"
"Seeing Things"
キャリー・フクナガニック・ピゾラット2014年1月19日 (2014-01-19)1.67[7]

1995年、コールはハートが妻マギー(ミシェル・モナハン)に隠れて浮気をしていることに気付き、二人の刑事の間に緊張が生じる。長年の麻薬服用によって、コールは幻覚を見るようになる。著名な説教師であり州知事の従兄弟であるビリー・リー・タトル師(ジェイ・O・サンダース)は、ラング殺人を含む"反キリスト的"犯罪に対処するため、特別捜査班を作らせる。ハートとコールの捜査は、家出した少女たちが逃げ込み、売春婦として働く人里離れた集落にたどり着く。ラングの日記を見つけるが、そこには繰り返し"カルコサ"および"黄衣の王"(アンブローズ・ビアスの作品に出て来る名称)と書かれている。ラングが通っていた教会の焼け跡で、二人は鹿の角を頭に戴く人間を描いた壁画を見つける。


2012年、聴取でコールはハートと組む前の出来事を語る。一人娘が交通事故で死に、そのために夫婦仲が破たんし、麻薬常用が始まった。4年間麻薬犯罪の潜入捜査をするが、最後には銃撃戦となった。精神病院に入院し、退院後に殺人課への転属を願い、ハートと組み始めた。現在、ハートは離婚している。
33"密室"
"The Locked Room"
キャリー・フクナガニック・ピゾラット2014年1月26日 (2014-01-26)1.93[8]

1995年、ハートとコールは焼け落ちた教会の元牧師を見つけ、ラングが顔に傷のある背の高い男と教会に来ていたと聞く。タトル師の特別捜査班に捜査を任せろと言う圧力を受けながら、二人は捜査を続ける。愛人のリサ(アレクサンドラ・ダダリオ)が他の男と一緒に居るのを知って、ハートは激怒して暴れる。コールは、事故死扱いされていたリアン・オリヴィエの死体に、ラングの死体と同じシンボルが描かれていたことを見つける。二人は、オリヴィエが通っていた、タトルの経営する宗教学校の"道の光"アカデミーを訪れるが、既に閉鎖されてグラウンドキーパーしか残っていない。オリヴィエのボーイフレンドのレジー・レドゥー(チャールズ・ハルフォード英語版)が、ラングの前夫のチャーリーと刑務所で同室であり、仮釈放されたまま行方不明であることを知る。


2012年、聴取は続き、ハートの偽善的な倫理観と、コールのニヒルな世界観が明らかになる。
44"潜入"
"Who Goes There"
キャリー・フクナガニック・ピゾラット2014年2月9日 (2014-02-09)1.99[9]

1995年、チャーリー・ラングはドーラの写真をレドゥーに見せたと言う。ハートはチャーリーの仲間を探し出し、レドゥーがメタンフェタミンを作って渡しているギャングの名前を聞き出す。コールはかつて潜入捜査でこのギャングと馴染みであったため、危篤の父親を訪ねる名目で休暇を取って潜入する。一方、リサがハートとの情事をマギーに暴露したため、マギーは娘たちを連れて家を出る。ハートは職場にマギーを訪ね、警備員と小競り合いになってコールに救い出される。コールの知り合いである、ギャング団のジンジャーは、別のギャング団を襲撃するのを手伝うならメタンフェタミンの在庫を売ると言う。襲撃で双方に犠牲が出て大騒動となり、警察に囲まれたコールはジンジャーを捕えてハートの車で脱出する。


2012年、ハートとコールは懐疑的なパパニアとギルボーの前で、コールの病気の父親の話を保ち続ける。
55"疑惑"
"The Secret Fate of All Life"
キャリー・フクナガニック・ピゾラット2014年2月16日 (2014-02-16)2.25[10]

1995年、ジンジャーはコールをレジー・レドゥーの従兄弟で麻薬製造仲間のディウォールに紹介する。ディウォールは取引を断るが、コールとハートはディウォールを尾行し、沼地の中の麻薬製造拠点を突き止める。ハートはレジーを拘束し、レジーはカルコサについて謎めいた話をする。ハートは誘拐され虐待された二人の子供を発見して、怒りのあまりレジーを殺す。ディウォールは逃げ出すが、ブービートラップに引っかかって爆死する。二人の刑事は銃撃戦があったかのように証拠を捏造し、警察の調査委員会でもそのように証言する。二人は子供たちを救い出した英雄となり、賞賛とともに昇進する。


2002年、ハートとマギーはよりを戻し、コールは女性と付き合い始めている。尋問中、容疑者がコールに司法取引を持ちかける。ドーラ・ラングの殺人犯はまだ自由の身で殺人を続けており、その情報を渡すと言う。だがまもなく容疑者は拘置所で自殺する。コールは"道の光"アカデミーを再び訪れ、鳥の罠のような枝細工と壁に描かれた邪悪なシンボルを見つける。


2012年、パパニアとギルボーは、コールがあまりに簡単に手掛かりや容疑者を見つけたため、コール自身が連続殺人事件の陰にいることを疑っているとハートに言う。タトル師は2010年に謎めいた死を遂げ、コールは疑われている。パパニアとギルボーがコールに対する疑いを口にした時、コールは聴取を打ち切って立ち去る。
66"執念"
"Haunted Houses"
キャリー・フクナガニック・ピゾラット2014年2月23日 (2014-02-23)2.64[11]

2002年、コールは複数の行方不明者がタトル師の運営する学校に関係していると考える。かつてタトル師の宗派にいた牧師は、タトルが子供の虐待事件を隠蔽したと言う。レドゥーに誘拐されていた子供は緊張病のため施設に入れられており、コールに3人目の犯人は傷のある大男だと言うが、男の顔のことを尋ねられると発作が起き叫び出す。コールと面会の後、タトルは警察に苦情を申し立て、コールは捜査を止めさせられ、謹慎させられる。ハートは、かつてラング事件の捜査の際に未成年の売春婦であったベス(リリー・シモンズ)と再会し、肉体関係を持ち始める。マギーは気づいて苦しみ、コールとセックスをする。マギーがハートに話し、ハートとコールは喧嘩となる。直後、コールは警察を辞職する。


2012年、パパニアとギルボーはマギーを聴取するが、質問に答えてもらえない。ハートはコールが疑われていることを聞かされ、聴取から立ち去る。コールはハートを探し出し、二人は会って話をすることになる。
77"連鎖"
"After You've Gone"
キャリー・フクナガニック・ピゾラット2014年3月2日 (2014-03-02)2.34[12]
2012年、コールはハートにカルト組織が複数の女性や子供の失踪を起こしたと信じる証拠を見せる。その中には、コールがタトル師の自宅から盗み出した、マリー・フォンテノットの強姦と殺人を撮影したビデオテープがある。コールはタトル師を殺してないと言い、脅迫を恐れた誰かが殺したのだろうと言う。ハートは捜査に協力することを承知する。タトル師には、チルドレスという名字の腹ちがいの私生児の兄弟がおり、その息子は顔に傷があることを知る。また、かつての同僚のスティーヴ・ジェラシが、当時の上司でバーミリオン郡の保安官だったテッド・チルドレスの命令で、捜査を中断したことを知る。ハートとコールはジェラシを脅して詳細を聞き出す。ギルボーとパパニアは、1995年にコールが"道の光"アカデミーで会ったのと同じグランドキーパーから焼け落ちた教会への道を聞くが、顔の傷に気付かない。
88"暁光"
"Form and Void"
キャリー・フクナガニック・ピゾラット2014年3月9日 (2014-03-09)3.52[13]
2012年、顔に傷のある男が大きな家に女と同居し、二人には性的関係がある。後に男は学校でペンキを塗りながら子供たちを見ている。ハートとコールはフォンテノットのビデオテープをジェラシに見せて情報を引き出す。ハートは、"緑の耳のスパゲッティの怪物"はドーラ・ラングの近所の家に塗られた緑のペンキから来てるのではないかと思い付く。二人はペンキ塗装の仕事を追い、顔に傷のある男を雇ったウィリアム・チルドレスの店が請け負ったことを突き止める。二人はウィリアムの家を訪ねるが、そこに顔に傷のある男であるエロール・チルドレスが住んでいる。コールはエロールを追い、エロールが"カルコサ"と呼ぶ木のトンネルの中を進む。トンネルの先で、コールは黄衣をまとった偶像を見つけ、宇宙の渦を見る。ハートはウィリアムの腐った死体を小屋で見つけ、コールの助けに向かう。ハートとコールは重傷を負わされながらもエロールを殺す。パパニアとギルボーが警察の一隊と共に到着する。ハートとコールが病院で療養する間、パパニアとギルボーはエロールを、ドーラ・ラングを含む連続失踪殺人事件と関連付ける。だがタトル家は訴追を逃れる。マギーと娘たちが見舞いに訪れた時、ハートは涙を流す。コールは重傷を負った時、死んだ父と娘の存在を感じ、人生に新たな目的を得たという。二人の刑事は、光と闇の宇宙的な戦いに想いをはせる。

シーズン2(『TRUE DETECTIVE/ロサンゼルス』)[編集]

通算話番 話番 タイトル 監督 脚本 合衆国放送日 合衆国視聴者数
(百万人)
91"招集"
"The Western Book of the Dead"
ジャスティン・リンニック・ピゾラット2015年6月21日 (2015-06-21)3.17[14]
カリフォルニアの架空の工業都市ヴィンチで、市政代行官のキャスパーが鉄道建設計画を発表する直前に姿を消し、ビジネス・パートナーのフランク・セミヨンが代わりに発表する。ヴィンチ市警察の刑事レイ・ヴェルコロは、前妻ジーナとレイプ犯の子かもしれない息子の保護者になろうとする。フラッシュバックでレイはバーでフランクに会いジーナのレイプ犯の名前を聞く。現在のレイは荒れ、フランクの子分のような役割を負っている。ヴェンチュラ郡保安官事務所の刑事アンティゴネー(アニー)・ベゼリデスはポルノスタジオを捜索し、ポルノ女優になっている妹のアテナに会う。後に、アニーは行方不明の女性ヴェラを捜索して、自分の父親が運営する宗教カルトに行きあたる。州のハイウェイ・パトロールの警官ポール・ウッドルーは、速度違反を逃れようとした女性リンデルに誘惑されるが拒否する。リンデルは後に性的関係を迫ったとしてポールを訴え、ポールは休暇を取らされる。ポールはガールフレンドに会い、密かにバイアグラを服用する。深夜ポールはライトを点灯せずに危険な速度を出してバイクを走らせ、目を焼かれたキャスパーの死体をベンチの上で見つける。レイとアニーは現場でポールに出会う。
102"暗鬼"
"Night Finds You"
 ジャスティン・リンニック・ピゾラット2015年6月28日 (2015-06-28)3.05[15]
フランクは、キャスパーに渡した500万ドルが使いこまれていることを知り、破産の危機におかれる。憤慨したフランクは自分でキャスパーの殺人事件を調べることにする。州司法長官のゲルドフと州検事のデイヴィスはヴィンチの疑獄事件との関係を疑い、セックス・スキャンダルをもみ消す代わりにポールをキャスパー殺人事件の特別捜査官とする。アニーは上司からレイが腐敗していると聞く。レイはヴィンチのチェサーニ市長と上司から、捜査をねじ曲げるよう依頼される。キャスパーは拷問され、性器をショットガンで吹き飛ばされていたことが解剖で分かる。レイは息子と会おうとするが、前妻ジーナに手ひどく追い返される。ポールは母親と会った後、ガールフレンドと喧嘩になる。アニーはレイに、どこまで腐敗しているのか尋ねるが答えてもらえない。フランクはキャスパーのもうひとつの家のことを売春婦から聞き出し、バーでレイに会って教える。レイがその家を捜索すると、鴉の仮面をした人物がショットガンでレイの腹を撃つ。
113"明日"
"Maybe Tomorrow"
ジェイナス・メッツ・ピーダーセン英語版ニック・ピゾラット2015年7月5日 (2015-07-05)2.62[16]
レイは男とバーにいる夢を見るが、後に父だとわかる。レイの父は、森から走って逃げて撃たれる幻視を語り、レイは自分の体の傷に気付く。レイは目覚め、散弾を撃たれたが致命傷ではないことがわかる。レイは自分と同じくアル中の父親が眠れるよう大麻を届ける。フランクはプレッシャーを感じて不能となり、妻のジョーダンはオーラル・セックスで体外受精をしようとするが、フランクは不自然だと思う。アニーとポールはチェサーニ市長の家に行き、キャスパーの関係を探ろうとする。二人はチェサーニの家で酔った若妻、陰気な娘、そして問題児の息子に会うが、怒ったチェサーニは二人を解雇すると脅す。フランクは既に借金を返してもらった昔の建設業のパートナーと会い、新たな便宜の見返りに資金を要求する。フランクはオシップに会い、司法取引で保釈になりそうだと聞く。フランクの手下のブレイクが、スタンが殺されたと言う。ポールはかつて男色関係にあった戦友に会うが、拒絶して突き飛ばす。後にポールはゲイのエスコートサービスを使ってダニー・サントスのクラブに潜入し、フランクに出会う。フランクはサントスらに、誰が仲間を殺しているのか調べろと言う。だがサントスはフランクへの敬意を失い、出て行けと言う。フランクはサントスを殴り倒し、金歯をペンチで抜く。アニーとレイが彼の家で酒を飲んでいる時、前妻のジーナがやって来て、州警察が彼を収賄と自分のレイプ犯を襲った件で捜査中だと言う。アニーはこれを立ち聞きする。ジーナはレイに1万ドルを渡して親権裁判をやめさせようとするが拒否される。アニーは、キャスパーを運んだ車が映画セットから盗まれた車と同じであることを知る。二人が車泥棒の前歴のある少年を尋問している時、仮面をした男が角の向こう側でキャスパーの遺体を運んだ車に火をつける。二人は男を追うが、アニーはトラックに轢かれそうになり、レイに救われる。アニーはレイに感謝するが、レイは州警察が自分の何をつかんでいるのか教えろと言う。アニーは知らないと答える。
124"惨劇"
"Down Will Come"
ジェレミー・ポデスワ英語版ニック・ピゾラット & Scott Lasser2015年7月12日 (2015-07-12)2.36[17]
フランクはクラブ経営と裏稼業に戻る。州によるヴィンチ市の捜査はただの脅しだとレイはアニーに言う。二人はチェサーニ市長の娘を取り調べ、アニーの父のコミューンを尋ねてチェサーニとキャスパーと精神科医のピトラーが数十年前から知り合いであったこと、キャスパーが重金属で汚染された土地を何度も訪れていたことを知る。アニーはおそらくはチェサーニの差し金で同僚にセクハラで訴えられて停職となるが特別捜査チームには残る。ポールは目覚め、自分が戦友と寝たことを知る。狼狽したポールは立ち去るが、イラクで民間軍事会社で働いていたことを尋ねるリポーターたちに追われる。ポールはガールフレンドから妊娠を伝えられ、プロポーズする。ポールは捜査に戻り、ディクソン刑事と共にキャスパーの時計を質屋に売った売春婦イリーナを調べる。レイはフランクにイリーナのことを漏らす。レイ、アニー、ポールはイリーナの愛人のアマリラの隠れ家に武装警官隊を率いて踏み込むが待ち伏せされてディクソンも殺され、メタンフェタミンの工場であるとわかる。アマリラは逃げる途中、バスに車をぶつけ、鉄道計画に反対するデモ隊に発砲して銃撃戦となる。3人は一般人と警官の死傷者の規模におののく。
135"転機"
"Other Lives"
ジョン・クロウリー英語版ニック・ピゾラット2015年7月19日 (2015-07-19)2.42[18]
銃撃戦の2ヶ月後、州司法長官ゲルドフはアマリラがキャスパー殺人事件の犯人であると断じて捜査は終結する。レイはヴィンチ警察を辞めてフランクの警備の仕事に就き、息子の親権をめぐり前妻とその夫を相手に争っている。アニーは証拠保管室に左遷されてセクハラ・セミナーを受けさせられ、勤務時間外にヴェラの失踪を捜査している。ポールは刑事に昇進し保険詐欺を捜査するがリンデルのゆすりにあう。フランクは、鉄道用地を所有する会社カタラストの経営者のマッカンドルスに会い、廃棄物処理会社を売却した相手が疑わしい状況で死んだと伝える。 意図的に鉄道用地を汚染して価値を下げたのではないかとフランクは脅す。マッカンドルスは、レイが撃たれた夜にキャスパーの家から盗まれたハードディスクを取り戻せば鉄道計画に絡ませてやると言う。フランクはレイにブレイクを尾行させる。レイは、ブレイクとチェサーニ市長がピトラーのクリニックから3人の女をロシア・マフィアのオシップのところに連れていくのを目撃する。一方、アニーはヴェラとキャスパーの貸金庫にあったダイヤモンドの関係を知る。州検事のデイヴィスはキャスパー殺人事件の捜査を再開し、レイ、アニー、ポールをチームに戻す。デイヴィスは、ゲルドフがチェサーニと共謀し、腐敗をキャスパーだけに押しつけ、州知事選の資金を得たのではないかと疑う。レイは迷うが、デイヴィスが親権を得る手伝いをすると言うため承知する。デイヴィスはまた、レイの前妻ジーナのレイプ犯が六週間前に逮捕されたと教える。レイはジーナに確認し、フランクが何年も前にくれた手掛かりは自分を堕落させるためのでっち上げであったと知る。ポールはダイヤモンドを追い、ディクソンが以前にダイヤモンドを追いながらその事を隠していたことを知り、ヴィンチ警察がディクソンを使って捜査を誘導していたことがわかる。レイはピトラーを痛めつけて、ピトラーとチェサーニが重要人物にパーティーで売春婦を世話し、二人がそのネタでマッカンドルスのような重要人物を脅迫していた事を聞き出す。アニーはアテナを通してパーティーに潜り込もうとする。アニーとポールはヴェラが最後にいた廃屋に行く。裏の森の中の小屋で、血痕と拷問に使われた椅子を見つける。新居でフランクとジョーダンが仕事や不妊のことを話すところにレイが現れ、二人で話し合う必要があると言う。
146"幻影"
"Church in Ruins"
ミゲル・サポチニクニック・ピゾラット2015年7月26日 (2015-07-26)2.34[19]
レイとフランクは、テーブルの下で銃を構えながら、レイの妻のレイプ犯についての誤った情報をフランクがレイに伝えたことについて話す。フランクは正しい情報だと信じていたと誓う。フランクが意図的に自分を騙したのではないと納得したレイは、刑務所でレイプ犯に会い、殺すと脅す。レイは息子と面会した後コカインと酒に溺れ、前妻ジーナに電話し、息子に実の父親を明かさないと言う条件で親権の要求を取り下げる。フランクはスタンの未亡人と息子に会って慰めながら犯人の心当たりを聞き、ブレイクの名を聞き出す。ポールは消えたダイヤモンドを追い、孤児を二人もたらした1992年の暴動の最中に強盗殺人で盗まれ、行方不明となった宝石の一部であることを知る。フランクはイリーナを探し、メキシコ人のカルテルにフランクのクラブでドラッグをさばかせる条件でイリーナと会わせてもらう取引をする。イリーナはフランクに電話をよこし、警官からキャスパーの家にあったものをもらったと言う。フランクはイリーナに会って写真を見せ、その警官を突き止めようとするが、イリーナは警察と関わったため、既にメキシコ人に殺されている。数で圧倒されたフランクは取引せざるを得ない。アニーは姉妹のアテナになり済ましてエリートのパーティーに潜入する。電話も武器も許されず、ポールとレイに援護を頼らざるを得ない。パーティーでアニーは麻薬を投与され、他の女たちとバスに乗せられて会場に連れて行かれる。セックスパーティーでゲルドフを見かけ、子供時代に性的悪戯をされた男の幻に悩まされる。ポールとレイはパーティー会場に忍び込み、マッカンドルスとオシップの会話を聞き、鉄道計画でのオシップの投資がフランクよりはるかに高利益であると聞く。ポールはマッカンドルスのオフィスから書類を盗む。アニーはパーティーでヴェラを見つけて連れ出そうとし、見とがめた警備員を殺す。ポールが2人を見つけてレイの車に連れていく。4人は車で脱出し、ポールは契約書を見て事件の大きさを理解する。
157"暗渠"
"Black Maps and Motel Rooms"
ダン・アティアスニック・ピゾラット2015年8月2日 (2015-08-02)2.18[20]
モーテルの部屋にアニーとヴェラを連れて来た後、レイとポールは書類を調べ、キャスパーの死後、鉄道用地がオシップとチェサーニに譲渡されたことを知る。何者かがポールと男性との親密な写真を送って来て脅す。翌朝、ポールとアニーは家族を安全な場所に移し、ヴェラを姉に引き渡し、レイはフランクに状況を報告する。レイが証拠をデイヴィスに見せようとすると、デイヴィスは車の中で射殺されている。ポールは、アニーがパーティーで警備員を殺したと疑われ、レイがデイヴィスの殺人容疑者であることを知る。フランクはブレイクと対決し、ブレイクはオシップがチェサーニ市長の息子のトニーと組んでフランクを締め出そうとしていたと言う。スタンを殺してキャスパーの殺人と関係がありそうに見せかけたとブレイクは白状する。フランクはブレイクを殺し、ジョーダンを街から出す。3人の警察官はキャスパーの殺人の筋立てをする。腐敗した警察官のホロウェイ、ブリス、ディクソンとキャスパーが1992年の暴動の間にダイヤモンドを盗み、その際孤児となったローラが秘書としてキャスパーに接近して殺し、そしてダイヤモンドの発見からアマリラとの銃撃戦までがヴィンチ警察によって仕組まれていたと考える。フランクはオシップに近づき、カジノの雇われ経営者としての地位を受け入れるが、現金を持ち出してカジノに放火し、オシップに損害を与える。ポールはホロウェイと会い、パーティーから盗んだ書類を渡すよう求められる。ポールは逃げてマッカンドルスの雇う警備員と銃撃戦になり、ブリスに撃たれて死ぬ。レイとアニーはベッドを共にする。
168"終着"
"Omega Station"
ジョン・クロウリーニック・ピゾラット2015年8月9日 (2015-08-09)2.73[21]
セックスの後、レイとアニーは互いのトラウマを語り合う。アニーは子供の頃に性的悪戯を受け、レイは妻のレイプ犯と間違えた男を殺していた。フランクはジョーダンを説得して手下のネイルズと共にベネズエラに行かせ、2週間後に合流すると話す。フランクがチェサーニ市長の屋敷に行くと、すでにチェサーニは殺されており、妻のヴェロニカは息子のトニーが殺したと匂わす。レイとアニーはポールが死んだことを知り、事件に決着をつけようと決意する。二人は車が盗まれた映画セットの撮影技師のレニーと、キャスパーの秘書のローラが兄妹であると知る。レニーの家に行くと、ローラは暖炉に手錠で繋がれ、レイを撃った男が被っていた鴉の仮面がある。ローラは、レニーがキャスパーを殺し、ホロウェイを駅で殺すつもりであると認める。アニーはローラをシアトル行きのバスに乗せ、レイは駅でレニーを捕まえてホロウェイを罠にかけるよう説得する。レイは背後にレニーを隠し、ホロウェイとダイヤモンドの件で話をする。ホロウェイは、ローラがキャスパーの私生児であり、ローラの母親は殺された時キャスパーの二人目の子供を身ごもっていたと言う。レニーはこれを聞いて激怒してホロウェイを襲い、レイ、アニー、ブリス、レニーの間に銃撃戦が始まる。ホロウェイはレニーを撃ち、鉄道警察が二人を撃つ。レイとアニーはバーの地下室でフランクに会い、レイはベネズエラへ向かうようアニーを説得し、自分はフランクと共に復讐を図る。二人は山荘を襲ってマッカンドルスとオシップを殺し多額の現金を手にする。別れた後、二人はそれぞれ待ち伏せにあう。レイは息子の学校に寄り、車に発信器をつけられたことに気づくがあえて取り外さない。フランクは放火したカジノに投資していたカルテルにつかまり砂漠に連れて行かれる。フランクはカルテルに金を払うが、ポケットに全財産のダイヤモンドが入った上着は渡そうとしない。フランクは刺され、街に向かって歩く途中で幻を見て死ぬ。レイはヴィンチ警察に追われ、電話で息子に別れを告げた後、森で警察に立ち向かう。レイはブリスと狙撃チームに打たれて死に、第3話で見た父の夢を繰り返す。エピローグで、トニー・チェサーニはヴィンチ市長、ゲルドフは州知事となり、鉄道計画は進行する。レイは警官殺しの烙印を押され、前妻ジーナはレイが99.9%の確率で息子の父親であると知り、新規に建設されたハイウェイはポール・ウッドルーの名前を付けられる。ベネズエラでアニーはレイの子を産み、ジョーダンと暮らしている。アニーはジャーナリストに会い、キャスパー事件のファイルを含むすべての犯罪の証拠を渡し、ヴィンチの腐敗との戦いを託す。アニー、ジョーダン、ネイルズは人ごみの中に消える。

受賞歴[編集]

シーズン1は第66回プライムタイム・エミー賞ではキャリー・フクナガが監督賞ドラマシリーズ部門を受賞し、さらにキャスティング賞ドラマシリーズ部門、メイクアップ賞シングルカメラ・シリーズ部門、撮影賞シングルカメラ・シリーズ部門、メインタイトルデザイン賞を受賞した。そのほかにも、作品賞ドラマ部門、マコノヒーハレルソンがドラマ部門作品賞に、ピゾラットが脚本賞ドラマ部門に、美術監督賞現代/ファンタジーシリーズ部門(シングルカメラ) に、そして編集賞シングルカメラ・ドラマシリーズ部門にノミネートされた。また第72回ゴールデングローブ賞では、作品賞(ミニシリーズ・テレビ映画部門)、マコノヒーとハレルソンが男優賞(ミニシリーズ・テレビ映画部門)に、そしてモナハンが助演女優賞(シリーズ・ミニシリーズ・テレビ映画部門)にノミネートされた。

出典[編集]

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外部リンク[編集]