カルキディウス

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カルキディウス(ChalcidiusまたはCalcidius、4世紀頃)は4世紀ギリシャ天文学者である。

321年頃、プラトン宇宙論に関する対話編『ティマイオス』の最初の部分(53cまで)をギリシャ語から詳細な解説とともにラテン語に翻訳した。これはコルドバの司教ホシウスHosius)に献じられた。カルキディウスの生涯についてはこれ以上の情報は知られていない。

この当時、プラトンの著作はほとんど西ヨーロッパで知られておらず、この著書は中世西ヨーロッパ社会の宇宙論の基礎の一つとなった。

彼はネオプラトニズムの影響下でアリストテレス哲学を受容しており、その著作中で、何も性質を持たず、永遠不変で、物体的とも非物体的ともいえないものとしての質料を扱っている[1]

脚注[編集]

  1. ^ J・マレンボン『初期中世の哲学 480-1150』中村治訳、勁草書房、1992年5月30日、ISBN:978-4326100941、p8-p12