オーフス条約
オーフス条約(オーフスじょうやく、英: The Aarhus Convention)は、「環境に関する、情報へのアクセス、意思決定における市民参加、司法へのアクセスに関する条約」(英: Convention on Access toInformation, Public Participation in Decision-making and Access to Justice in Environmental Matters)の通称。
国連欧州経済委員会(UNECE)で協議、作成された国際的な環境に関する条約。環境と開発に関する国際連合会議(リオ宣言)第10原則(市民参加条項)に基づく。
1998年6月25日にデンマークのオーフスで開催されたUNECE第4回環境閣僚会議において採択されたことから、通称の「オーフス条約」と呼ばれている。
環境に関する情報へのアクセス、環境に関する政策決定過程への参加、環境に関する司法へのアクセスの3分野において、各国内の法制化・制度化を促し、これらの権利を保障することにより、環境分野における市民の権利の確立、市民参加を促すことを目的としている。
加盟国(2006年11月現在)[編集]
批准国[編集]
アルバニア|アルメニア|オーストリア|アゼルバイジャン|ベラルーシ|ベルギー|ブルガリア|キプロス|チェコ共和国|デンマーク|エストニア|EU|フィンランド|フランス|グルジア|ギリシャ|ハンガリー|イタリア|カザフスタン|キルギスタン|ラトビア|リトアニア|ルクセンブルク|マルタ|オランダ|ノルウェー|ポーランド|ポルトガル|モルドバ共和国|ルーマニア|スロバキア|スロベニア|スペイン|スウェーデン|タジキスタン|マケドニア共和国|トルクメニスタン|ウクライナ|イギリス|
署名国[編集]
クロアチア|ドイツ|アイスランド|アイルランド|リヒテンシュタイン|モナコ|スイス
外部リンク[編集]
- UNECEのオーフス条約公式サイト (英語)(フランス語)(ロシア語)
- UNECEのオーフス条約に関する情報 (英語)
- 国際連合の条約
- 環境に関する条約
- オーフス
- 1998年の条約
- アルバニアの条約
- アルメニアの条約
- オーストリアの条約
- アゼルバイジャンの条約
- ベラルーシの条約
- ベルギーの条約
- ボスニア・ヘルツェゴビナの条約
- ブルガリアの条約
- クロアチアの条約
- キプロスの条約
- チェコの条約
- デンマークの条約
- エストニアの条約
- フィンランドの条約
- フランスの条約
- ジョージアの条約
- ドイツの条約
- ギリシャの条約
- ハンガリーの条約
- アイスランドの条約
- アイルランドの条約
- イタリアの条約
- カザフスタンの条約
- ラトビアの条約
- リトアニアの条約
- ルクセンブルクの条約
- マルタの条約
- モンテネグロの条約
- オランダの条約
- ノルウェーの条約
- ポーランドの条約
- ポルトガルの条約
- モルドバの条約
- ルーマニアの条約
- セルビアの条約
- スロバキアの条約
- スロベニアの条約
- スペインの条約
- スウェーデンの条約
- スイスの条約
- タジキスタンの条約
- 北マケドニアの条約
- トルクメニスタンの条約
- ウクライナの条約
- イギリスの条約
- キルギスの条約
- 欧州連合が締結した条約