オシリス (小惑星)

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オシリス
1923 Osiris
仮符号・別名 4011 P-L
分類 小惑星
軌道の種類 小惑星帯
発見
発見日 1960年9月24日
発見者 C. J. ファン・ハウテン

I. ファン・ハウテン=
フルーネフェルト

T. ゲーレルス

軌道要素と性質
元期:2011年2月8日 (JD 2,455,600.5)
軌道長半径 (a) 2.435 AU
近日点距離 (q) 2.283 AU
遠日点距離 (Q) 2.587 AU
離心率 (e) 0.062
公転周期 (P) 3.80
軌道傾斜角 (i) 4.96
近日点引数 (ω) 106.35 度
昇交点黄経 (Ω) 353.11 度
平均近点角 (M) 6.73 度
物理的性質
直径 13.11 km
スペクトル分類 C
絶対等級 (H) 13.10
アルベド(反射能) 0.0591
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オシリス (1923 Osiris) は、小惑星帯に位置する小惑星。パロマー天文台トム・ゲーレルスと、ライデン天文台のファン・ハウテン夫妻が発見した。

名称[編集]

エジプト神話に登場する生産の神で、死後は冥界の王として君臨したオシリスに因んで命名された[1]

命名は1979年11月の小惑星回報(MPC 5013)で公表された。同時に、ゲーレルスとファン・ハウテン夫妻が発見した小惑星に、オシリスの子である (1912) アヌビス、(1924) ホルス の名が付けられた。

なお、オシリスとイシスの伝説に関係する神格では、ほかに (42) イシス、(287) ネフティス などが命名されている。(5009) セトス はセト神が直接の由来ではなく、エジプト王セティ1世に因んだものである。

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  1. ^ MPC 5013(1979年11月1日)

関連項目[編集]

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