エンド・オブ・ウォッチ

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エンド・オブ・ウォッチ
End of Watch
監督 デヴィッド・エアー
脚本 デヴィッド・エアー
製作 デヴィッド・エアー
マット・ジャクソン
ジョン・レシャー
ナイジェル・シンクレア
製作総指揮 ジェイク・ジレンホール
トビン・アームブラスト
レミントン・チェイス
ガイ・イースト
ランドール・エメット
アダム・カッサン
ステパン・マーティローシアン
クリサン・ヴァージェス
出演者 ジェイク・ジレンホール
マイケル・ペーニャ
音楽 デヴィッド・サーディ英語版
主題歌 ジョシュ・オム
デヴィッド・サーディ
「Nobody to Love」
(エンディング)
撮影 ロマン・カシヤノフ
編集 ドディ・ドーン英語版
製作会社 エクスクルージヴ・メディア
クライヴ・フィルムズ
CECTVフィルムズ[1]
配給 アメリカ合衆国の旗 オープン・ロード・フィルムズ
イギリスの旗 スタジオカナル
日本の旗 プレシディオ
公開 カナダの旗 2012年9月8日TIFF
アメリカ合衆国の旗 2012年9月21日
日本の旗 2013年8月17日
上映時間 109分[2]
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
スペイン語
製作費 $7,000,000[3][4]
興行収入 $51,218,287[4]
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エンド・オブ・ウォッチ』(End of Watch[5]は、デヴィッド・エアー監督による2012年アメリカ合衆国の映画である。ジェイク・ジレンホールマイケル・ペーニャロサンゼルス市警察の警察官を演じる。「ロス市警全面協力」で撮影された。全編通して複数の登場人物の持つカメラ映像を中心に物語が進行するファウンド・フッテージ形式の作品である。

あらすじ[編集]

ブライアン・テイラーとマイク・ザヴァラはロサンゼルス市警察でコンビを組む制服警官。結婚を間近に控えたブライアンは携帯型ビデオカメラを持ち歩き、自分の仕事を撮影しながら勤務を行っていた。ある時は路上犯罪者を取り締まり、またある時は炎上する民家に取り残された子供を救出して表彰されたりと、華々しい活躍の日々を送る二人。そんなさなか、彼らはメキシコ系麻薬カルテルのアジトを偶然にも数回発見し摘発に成功。ところがその活躍ぶりから組織に目を付けられ、殺し屋に命を狙われることになる。組織の罠にかかった二人は激しい銃撃戦を展開。応援の警官隊によって殺し屋たちは制圧されたが、時すでに遅く、現場には銃弾を浴びたブライアンとマイクの姿があった。

警察葬が執り行われる。ブライアンは辛うじて命をとりとめていたが、マイクはブライアンをかばうように大量の銃弾を浴びて亡くなっていた。ブライアンは葬儀の挨拶で涙ながらに「マイクとは兄弟だ」とだけ語ると、そのまま言葉を失う。

キャスト[編集]

※括弧内は日本語吹替

製作[編集]

デヴィッド・エアーは6日間で脚本を書き上げた[6]ジェイク・ジレンホールは脚本を受け取った後、1時間で読み終えてすぐにエアーと連絡を取った[6]。ギレンホールとマイケル・ペーニャはロサンゼルス市警ニュートン分署の警官の役作りのため、5ヶ月間の訓練を受けた[6]。2012年9月、エアーは「2010年12月に最初の草案を書いて、4ヶ月後にはプリプロダクション、その数ヵ月後には撮影だった。撮影は去年の8月だった。完成までに13ヶ月、凄まじい速さだ。普通はこうはいかない」と述べた[7]

公開[編集]

アメリカ合衆国では当初は2012年9月28日公開が予定されていたが[8]、1週前の9月21日に変更された[9]。同年12月7日には再上映が行われた[10]

批評家の反応[編集]

Rotten Tomatoesでは166件の批評家レビューで支持率は85%となった[11]Metacriticでの加重平均値は37媒体レビューで68/100となった[12]

シカゴ・サンタイムズ』のロジャー・イーバートは4ツ星満点を与え、「近年最高の警察映画の一つ」と評した[13]。イーバートは2012年のベストランキングで本作を4位とした[14]

受賞とノミネート[編集]

部門 候補 結果
インディペンデント・スピリット賞[15] 助演男優賞 マイケル・ペーニャ ノミネート
撮影賞 ロマン・カシヤノフ ノミネート
放送映画批評家協会賞[16] アクション映画男優賞 ジェイク・ジレンホール ノミネート
MTVムービー・アワード ラテティーノ俳優賞 マイケル・ペーニャ ノミネート

脚注[編集]

  1. ^ Wright, Randy (2012年11月18日). “CECTV Films' New Deal with Open Road”. The Washington County (CA) Dispatch. 2012年9月24日閲覧。
  2. ^ END OF WATCH (15)”. British Board of Film Classification (2012年9月5日). 2012年11月6日閲覧。
  3. ^ Fritz, Ben (2012年9月20日). “'House' to top 'Dredd,' 'End of Watch,' Eastwood's 'Curve'”. The Los Angeles Times. 2012年9月21日閲覧。
  4. ^ a b End Of Watch”. Box Office Mojo. Amazon.com. 2013年5月6日閲覧。
  5. ^ 日常的には「巡回の終わり」だが、同時に「殉死」の意味もある。
  6. ^ a b c Steve, Weintraub (2011年9月5日). “20 Things to Know About END OF WATCH From Our Exclusive Set Visit; Plus the First Two Official Images and Synopsis”. Collider. 2012年9月21日閲覧。
  7. ^ Giroux, Jack (2012年9月19日). “'End of Watch' Director David Ayer: "Genre Expectations Can Kill Creativity"”. Film School Rejects. 2012年9月21日閲覧。
  8. ^ Release Date Set for End of Watch, Starring Jake Gyllenhaal and Michael Pena”. ComingSoon.net (2012年3月2日). 2012年5月31日閲覧。
  9. ^ Sam Worthington in talks for Ayer's 'Ten'”. Variety.com (2012年7月23日). 2012年7月27日閲覧。
  10. ^ Did You Miss 'End of Watch" In Theaters? Open Road Films Is Fixing That”. FilmSchoolRejects.com (2012年11月30日). 2012年12月7日閲覧。
  11. ^ End of Watch”. Rotten Tomatoes. Flixster. 2013年5月6日閲覧。
  12. ^ End of Watch”. Metacritic. 2012年9月21日閲覧。
  13. ^ Ebert, Roger. “End of Watch”. Chicago Sun-Times. 2013年2月21日閲覧。
  14. ^ Ebert, Roger. “Ebert's Top Movies of 2012”. Chicago Sun-Times. 2013年2月21日閲覧。
  15. ^ End of Watch”. Los Angeles Times. 2013年1月14日閲覧。
  16. ^ 'Lincoln' leads the 18th Annual Critics' Choice Movie Awards nominations with a record 13 noms”. 放送映画批評家協会 (2012年12月11日). 2013年5月6日閲覧。

外部リンク[編集]