エルチェ

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Elx/Elche

Flag of Elx.svg   Escudo de Elche.png

Elx panoramica.jpg
Flag of the Valencian Community (2x3).svg バレンシア州
Escudo de la Provincia de Alicante.svg アラカント県/アリカンテ県
面積 326.07 km²
標高 86m
人口 228,348 人 (2008年)
人口密度 700.3 人/km²
Elx/Elcheの位置(スペイン内)
Elx/Elche
Elx/Elche
スペイン内エルチェの位置
Elx/Elcheの位置(アラカント県内)
Elx/Elche
Elx/Elche
アリカンテ県内エルチェの位置

北緯38度16分01秒 西経0度41分54秒 / 北緯38.26694度 西経0.69833度 / 38.26694; -0.69833座標: 北緯38度16分01秒 西経0度41分54秒 / 北緯38.26694度 西経0.69833度 / 38.26694; -0.69833

エルチェスペイン語Elche)またはエルシュバレンシア語Elx)は、スペインバレンシア州アリカンテ県に属するムニシピオ(基礎自治体)。公式名は二言語をスラッシュで区切ったElx/Elche(エルシュ/エルチェ)。地中海のそばに位置する。アリカンテからは21kmの距離。人口は約22万人で、バレンシア州で第3位。

歴史[編集]

現在の都市から10kmの位置にある遺跡「ラ・アルクディア」がエルチェの起源である。イベリア人によって築かれ、カルタゴ、ついでローマに支配された。ローマはこの都市を「イリキ」(Ilici)と呼んで植民都市とした。一時期ビザンティンに支配されたあと、西ゴートに支配され、司教座が置かれた。

エルチェの貴婦人

イスラム支配の時代にはエルチェは重要性を失い、現在の位置からやや北側に移動された。レコンキスタにともない、1264年ハイメ1世に征服された。18世紀にこの都市は成長をとげ、19世紀に鉄道が敷かれるとさらに産業が発展した。

エルチェでは膨大な考古学資料が発見されており、エルチェの貴婦人英語版の像が有名である。この像は紀元前4世紀のイベリア人の時代に作られたと見られる。像のオリジナルはマドリード国立考古学博物館にあり、エルチェにあるのは正確なレプリカである。

経済[編集]

エルチェの経済の多くは履物産業によっており、1000以上の靴工場がある。スペインだけでなくヨーロッパでもっとも重要な履物の生産地の一つである。ほかの産業としては農業(ナツメヤシオリーブ、穀物、ザクロ)があるが、重要性を失っている。また、ゴム、貿易(雇用者の20%が働く)、観光も重要である。木製家具、コニャックワインオリーブ・オイルも生産されている。

エルチェには会議場(Ciutat d'Elx)、国際空港(アリカンテ空港)、ミゲル・エルナンデス大学がある。

世界遺産・無形文化遺産[編集]

「皇帝のヤシ」。オーストリア皇后エリーザベトにちなんで名付けられた。

スポーツ[編集]

  • エルチェCF - エルチェに本拠地を置くサッカークラブ。

姉妹都市[編集]

外部リンク[編集]