ウルバコドン

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ウルバコドン
地質時代
白亜紀後期
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
亜綱 : 双弓亜綱 Diapsida
下綱 : 主竜形下綱 Archosauromorpha
上目 : 恐竜上目 Dinosauria
: 竜盤目 Saurischia
亜目 : 獣脚亜目 Theropoda
下目 : テタヌラ下目 Tetanurae
階級なし : コエルロサウルス類 Coelurosauria
: トロオドン科 Troodontidae
: ウルバコドン属 Urbacodon
学名
Urbacodon
Averianov & Sues, 2007

ウルバコドンUrbacodon "URBACの歯"の意味)はトロオドン科獣脚類恐竜の属である。典型的な小型肉食動物であり、白亜紀後期、約9500万年前に現在のウズベキスタンに生息していた。Urbacodon の属名の最初の部分は化石を発見した科学者たちの出身国ウズベキスタン(Uzbek)、ロシア(Russian)、イギリス(British)、アメリカ(American)、カナダ(Canadian)のアクロニムである。 タイプ種U. itemirensisは2007年、Alexander AverianovとHans-Dieter Suesによりジャラクドク累層(Dzharakuduk Formation)のカンパニア期の地層から発見された単一の左側の歯骨に基づいて命名された。Averianov とSuesは近隣のビッセクティ累層(Bissekty Formation)のチューロニア期の地層から発見された歯もUrbacodon sp.と識別している[1]

U. itemirensisホロタイプである歯骨は長さ79.2 mm、歯の化石は長さ32 mmである。ウルバコドンはビロノサウルスByronosaurus)やメイと似ているものの、歯に鋸歯が無い点で他のトロオドン科と異なっている。血管の少ない歯骨の側溝とより丸みを帯びた前方の歯冠によりビロノサウルスと識別され、全体的なサイズが大きいことによりメイと識別される。Averianov とSuesは歯が少なく真直ぐな歯骨を持つことによりトロオドンサウロルニトイデスSaurornithoides)より原始的であると見なしているが、クラドグラム上への配置は試みられていない[1]

参照[編集]

  1. ^ a b Averianov, A.O.; and Sues, H.-D. (2007). "A new troodontid (Dinosauria: Theropoda) from the Cenomanian of Uzbekistan, with a review of troodontid records from the territories of the former Soviet Union". Journal of Vertebrate Paleontology 27 (1): 87–98. doi:10.1671/0272-4634(2007)27[87:ANTDTF]2.0.CO;2.