ウガエフ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
ウガエフ
Wegaf
ウガエフとセンウセレトの名前が記された飾り板[1]
ウガエフとセンウセレトの名前が記された飾り板[1]
古代エジプトファラオ
統治期間 紀元前1794年 - 紀元前1757年[2]エジプト第13王朝
前王 アメンエムハト7世
次王 ケンジェル

ウガエフ(Khutawyre WegafまたはUgaf)は、エジプト第13王朝ファラオである。同名の将軍も存在し、この王と同一人物である可能性もある。

クタウィラー(Khutawyre)の名を持つ王は、トリノ王名表では、第13王朝の最初の王として登場するが、Kim Ryholt等の研究者は、王名表の作者がクタウィラーとセベクヘテプ1世(セケムラー・クタウィ・セベクヘテプ)の名前を混同したため、本来は第13王朝の中ほどに置くべきウガエフの名前を誤って第13王朝の最初に置いてしまったと主張している。特に、セベクヘテプ1世はRyholtやDarrell Bakerらによって、第13王朝の最初の王でアメンエムハト4世の息子と見做されている[3]

アビドスにおいて彼は、後にネフェルヘテプ1世によって強奪されることになる、ウプウアウトに捧げられた石碑を建造している(Cairo Museum JE 35256)。

出典[編集]

  1. ^ Georges Legrain: Notes d’inspection. XLIX-LVI, ASAE 8, 1907, p. 248-275
  2. ^ Thomas Schneider: Lexikon der Pharaonen
  3. ^ Darrell D. Baker: The Encyclopedia of the Pharaohs: Volume I - Predynastic to the Twentieth Dynasty 3300-1069 BC, Stacey International, ISBN 978-1-905299-37-9, 2008

伝記[編集]

  • K.S.B. Ryholt, The Political Situation in Egypt during the Second Intermediate Period, c.1800-1550 BC (Carsten Niebuhr Institute Publications, vol. 20. Copenhagen: Museum Tusculanum Press, 1997).
先代:
アメンエムハト7世
古代エジプト王
前1750年頃
次代:
ケンジェル