セベクヘテプ1世
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セベクヘテプ1世 | |
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Sobekhotep I | |
古代エジプト ファラオ | |
統治期間 | 紀元前1803年? - 紀元前1800年?,エジプト第13王朝 |
前王 | セベクネフェル |
次王 | セネブエフ |
ファラオ名 (五重称号)
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父 | アメンエムハト4世? |
セベクヘテプ1世(Sobekhotep I, 在位:紀元前1803年? - 紀元前1800年?)は、古代エジプト第13王朝のファラオ(王)。
出自
[編集]RyholtやDarrell Bakerらによって、第13王朝の最初の王でアメンエムハト4世の息子と見做されている[1][注釈 1]。また、第13王朝2代目の王であるセネブエフは彼の兄弟であったと考えられている[2]。かつてはトリノ王名表の記述から第13王朝の初代王はウガエフであると考えられていた[注釈 2]。しかしKim Ryholt等の研究者は、王名表の作者がとセベクヘテプ1世の即位名セケムラー・クタウィ(Sekhemre Khutawy)とウガエフの即位名クタウィラー(Khutawyre)を混同したため、本来は第13王朝の中ほどに置くべきウガエフの名前を誤って第13王朝の最初に置いてしまったと主張しており、現在ではセベクヘテプ1世を初代とする説が主流になりつつある。
詳しい事跡は明らかではないが、ヌビアの第三急湍付近で発見された記念碑によって少なくとも3年間は統治していたこと、その権威がエジプト全土に及んでいたことが判明している。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ Darrell D. Baker: The Encyclopedia of the Pharaohs: Volume I - Predynastic to the Twentieth Dynasty 3300-1069 BC, Stacey International, ISBN 978-1-905299-37-9, 2008
- ^ Dodson, Aidan and Hilton, Dyan. The Complete Royal Families of Ancient Egypt. Thames & Hudson, 2004. ISBN 0-500-05128-3
参考文献
[編集]- ピーター・クレイトン『古代エジプトファラオ歴代誌』吉村作治監修、藤沢邦子訳、創元社、1999年4月。ISBN 978-4-422-21512-9。
- エイダン・ドドソン、ディアン・ヒルトン『全系図付エジプト歴代王朝史』池田裕訳、東洋書林、2012年5月。ISBN 978-4-88721-798-0。
- K.S.B. Ryholt, The Political Situation in Egypt during the Second Intermediate Period, c.1800-1550 BC (Carsten Niebuhr Institute Publications, vol. 20. Copenhagen: Museum Tusculanum Press, 1997).
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