イノサウルス

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イノサウルス
地質時代
白亜紀前期
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
亜綱 : 双弓亜綱 Diapsida
下綱 : 主竜形下綱 Archosauromorpha
上目 : 恐竜上目 Dinosauria
: 竜盤目 Saurischia
亜目 : 獣脚亜目 Theropoda
: イノサウルス属 Inosaurus
学名
Inosaurus
de Lapparent1960

イノサウルスInosaurus)は白亜紀前期に現在のサハラ砂漠付近に生息した恐竜に対する疑わしい属名である。現在までのところ部分的な化石しか発見されていない。

概要[編集]

タイプ種(唯一の種でもある)はInosaurus tedreftensisで1960年にアルベール・ド・ラパラン(en )により記載された[1]。種小名は発見地であるIn Tedreftに由来している。ド・ラパランは1地点で発見された数個の椎骨と左の脛骨に基づいてこの種を記載した。これらはイルハザン層群(Irhazen Group)のベリアス期もしくバーレム期の地層で発見された。ド・ラパランはまたニジェールのテグマ層群(Tegema Group)のアルブ期の地層で発見された4つの椎骨についてもこの属であるとし、これをパラタイプとした。全ての標本はパリの国立自然史博物館に収蔵されている。これらとは別に、ド・ラパランはエジプトで発見され、エルンスト・シュトローマーにより記載された椎骨についてもイサノサウルスのものとしている。

これらの椎骨はすべて同じ形態を持っている。小型の動物であるにも関わらずがっしりとした造りで、非常に長く細い血道弓小関節があり下側に正中溝がある。

イサノサウルスは非常に断片的な特徴の化石しか発見されておらず、また化石は3つの異なる場所から発見され、関係のない別の種の化石に基づいたキメラの可能性もあり、今日では疑問名nomen dubium)と考えられている。

[編集]

  1. ^ A. F. de Lapparent, 1960, "Les Dinosauriens du "Continental intercalaire" du Sahara central", Mémoires de la Société géologique de France, nouvelle série 39(88A): 1-57

参照[編集]