アンシャントロマン 〜Power of Dark Side〜

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アンシャントロマン 〜Power of Dark Side〜
ジャンル ロールプレイングゲーム
対応機種 PlayStation
開発元 風雅システム
発売元 日本システム
人数 1人
発売日 1998年4月23日
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アンシャントロマン 〜Power of Dark Side〜(アンシャントロマン パワー オブ ダーク サイド)は1998年4月23日に日本システムより発売されたPlayStation用ゲームソフト。ジャンルはロールプレイングゲーム[1]

概要[編集]

ムービーからフィールドまで3Dで表現されており、音声も声優による肉声を採用したRPG[2]

1997年に発売されて大ヒットした『ファイナルファンタジーVII』を意識した作品となっているが、グラフィック、サウンドの難[1]を始めとして数多くの問題点を抱えているため商業ゲームとして相応しくないほどに完成度の低い駄作として知られている。1980年代のPCゲームのセンスをそのままプレステ作品に当てはめて製作してしまったという揶揄をゲームライターによってされている[1]

あらすじ[編集]

奴隷の身から自由を勝ち得たカイ・オルフェアス(声:高橋直純)は、かつてハインローグ城で召使をしていた老人の遺言により、自らの出自を知るための旅に出る。

問題点[編集]

  • パッケージ画像にもある通り、「古代の」などの意味を指す英単語「ancient」のことだが、日本語では普通「エンシェント」「エインシャント」と表記される単語である。
  • プレステ登場から約4年間経過した時期に在って時代遅れな3D技術。2018年のムックの記事では「アラフォー、アラフィフ世代のゲーマーなら懐かしく遊べるかもしれないが…」と揶揄されている[1]
  • 街の広さの大小にかかわらず、必ず町全体が1画面で表示されるという不親切なフィールド表示。広い街だと主人公や街の住人が小さくなりすぎて、プレイしづらくなってしまう[1]
  • オープニングの後に唐突に人類が滅亡するシーンが描かれ、その際に村が破壊されるシーンが挿入されるが、その時に男性が木っ端微塵になるシーンが展開される。その木っ端みじんになる様子は単にポリゴン画像をバラバラにしただけの出来栄えとなっている。
  • 本編中でも事あるごとにムービーが流れるのだが、完成度は男性が木っ端みじんになるシーンとは五十歩百歩な上にキャラの棒読みや饒舌の悪さが酷い為、ただ不可解なシーンと化している。
  • 常に首の運動をしているNPCが居たり、シリアスな話をしている最中にいい大人が両手をバタつかせることなど日常茶飯事、というほどの低品質でモーションが拙いマップ上のキャラクター。
  • 戦闘での攻撃時に斬撃の効果音をいちいち読み込むなどの戦闘のテンポの悪さ。
  • 戦闘不能になったキャラは敵味方問わず回転しながらダメージ数字ごと斜め上方に吹っ飛んでいき、その後爆発音が鳴る、といったようなシュールな演出。
  • 状態異常が表示されない仕様。
  • ひらがなが多い上に中途半端に漢字と混ざっていることなどによるテキストの読み辛さ。
  • 店で商品を買おうとしても、最低限の効果の説明も無い。
  • レベルを上げて物理攻撃をすれば戦闘を有利に進めることができる戦略性の無さ。
  • 魔法の燃費が悪く、効果も判然としない。終盤には魔法自体実用性を失う。
  • ダンジョンが決定的に広さと分岐を欠いている。
  • 終盤のイベントで主人公が唐突にまだ名前すら出ていない村の名前を平然と出した上で、前々からそこに行くのが決まっていたかのような物言いで次に進む場面があるなど、ストーリーが唐突で前後不繋がりであることがざらである。
  • ストーリー中で主人公達をたらいまわしにする要員にしかなってない上に偏屈で不快感を煽るNPC。
  • 登場人物の1人が発するクリティカル発生時のセリフ「腕が鳴るぜ」が「屁が鳴るぜ」と聞こえるような滑舌の悪さ、キャラと性質の不一致、棒読みなど、声優の演技力に問題がある。

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e 株式会社QBQ編 『プレイステーションクソゲー番付』マイウェイ出版発行、2018年。ISBN 9784865118346 p25
  2. ^ アンシャントロマン Power of Dark Side プレイステーション ソフトウェアカタログ(ソニー・インタラクティブエンタテインメント、2018年2月6日閲覧)