アメリカ原子力委員会

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アメリカ原子力委員会(アメリカげんしりょくいいんかい、英語:Atomic Energy Commission、略称:AEC)は、かつて存在したアメリカ合衆国政府の独立行政機関第二次世界大戦後の平穏期における原子力研究とテクノロジーの発展のために、原子力エネルギー問題を軍隊から民間の手に移すことになり、1946年8月1日に成立した。初代委員長はデビッド・エリ・リリエンタール

1954年に原子力エネルギー法が修正されて商用としての原子力開発が可能になったため、AECの役割は原子力の使用を推進する一方で、原子力の安全面を考慮した規制を行うことになった。原子力関連産業の成長を妨げることなしに原子力の危険から一般市民の健康と安全を守ることが目標であったが、促進と規制という相反する二つの目標達成は非常に困難で多大な論争を引き起こした。

そのため、1974年についに世論に押される形でアメリカ合衆国議会はAECの廃止を決定し、原子力の規制と推進はそれぞれ異なる機関に移行されることになった。

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