シッピングポート原子力発電所
この項目「シッピングポート原子力発電所」は途中まで翻訳されたものです。(原文:en:Shippingport Atomic Power Station) 翻訳作業に協力して下さる方を求めています。ノートページや履歴、翻訳のガイドラインも参照してください。要約欄への翻訳情報の記入をお忘れなく。(2010年3月) |
![]() |
シッピングポート原子力発電所 | |
---|---|
![]() シッピングポート原子力発電所はアメリカ合衆国で最初に建設されたフル規格の加圧水型原子炉がある原子力発電所である | |
国 |
![]() |
所在地 | ペンシルベニア州 ビーバー郡シッピングポート |
座標 | 北緯40度37分16秒 西経80度26分07秒 / 北緯40.62111度 西経80.43528度座標: 北緯40度37分16秒 西経80度26分07秒 / 北緯40.62111度 西経80.43528度 |
現況 | 運転終了 |
着工 | 1954年9月6日 |
運転開始 | 1958年5月26日 |
運転終了 | 1989年12月[1] |
建設費 | 7,250万 USドル |
運営者 | Duquesne Light Company |
原子炉 | |
運転終了 | 1 x 60 MWe (68 MLWth) |
種類 | 加圧水型原子炉 |
原子炉製造元 | Naval Reactors, ウェスティングハウス・エレクトリック |
シッピングポート原子力発電所(シッピングポートげんしりょくはつでんしょ、英語:Shippingport Atomic Power Station)は、ペンシルベニア州オハイオ川沿岸に位置する原子力発電所。ピッツバーグから直線距離で約40km。世界で初めて平和的な目的で建設された核施設として知られている。1954年9月6日に建設、1958年5月26日に操業を開始し、1982年10月1日に操業を終了した。最高責任者はアメリカ原子力委員会(AEC)のハイマン・G・リッコーヴァーであった。この施設の建設には7,250万ドルかかった。すでに操業を停止しており、現在は廃炉である。
設備[編集]
加圧水型原子炉を採用した発電所だが、原子炉全体を動かす設備などの配置は今日とは違い大掛かりなものとなっていた。タービン建屋、蒸気を作る建屋、その他建屋に分かれており、それぞれ原子炉建屋に独立した形でくっ付いた形状となっていた(1つの箱に4つほどくっ付いていると想像すればわかりやすい)。なおこれらは原子炉建屋と同じく厳重なものであった。また、タービンは屋外に設置されており、タービンの下に電気機器が収納されていた。
原子炉圧力容器の重量は約821トン。解体の際切断せずに直接運び出し、そのまま直接埋設処理された。
教育[編集]
原子炉技術者の教育として原子炉運転を学ぶ訓練プログラムが用意されており、海外からも研修を受け入れていた。日本の原子炉主任技術者の口述試験の受験資格として、シッピングポートの訓練過程が認可されている。
現在[編集]
現在では原子炉および、原子炉建屋は解体されており、更地となっている。跡地は解体撤去した跡に1メートル土を削り取り、コンクリートで埋めた後、10センチ程度の土をかぶせてある。また、芝生も植えられている。タービン建屋、制御室などがあった事務建屋などは管理されており解体されていない。(原子炉解体より)
廃炉[編集]
廃炉の予算は当初1億2000万米ドルで始められた。
脚注[編集]
- ^ United States General Accounting Office (Sep 4, 1990). Shippingport Decommissioning - How Applicable Are the Lessons Learned? 2012年5月9日閲覧。.
関連項目[編集]
|