アマレッティ
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アマレッティ・モールビディ(柔らかいサッセッロ風アマレッティ)

アマレッティ・セッキ(硬いサロンノ風アマレッティ)
アマレッティ(イタリア語:Amaretti)とは、イタリアの菓子である。
単数形はアマレット(Amaretto)。
ビスコッティ・アマレッティ(biscotti amaretti)とも呼ばれる。
概要[編集]
通常のクッキーよりも食感が軽いメレンゲ菓子の一種であり、小麦粉の代わりにアーモンド・プードル(アーモンド・パウダー)を使った焼菓子である。
通常のクッキーやビスケットのようにバターやマーガリン、ショートニングを使わないのが特徴である。
「少し苦い」という意味の名称が指すとおり、イタリアではスイート種(甘扁桃)とビター種(苦扁桃)のアーモンド両方を用いる。
フランスのマカロンと製法が似ており、フィレンツェ公国のカテリーナ・デ・メディチがオルレアン公アンリ・ド・ヴァロワの下に輿入れした際にフランスの宮廷に導入され、マカロンの原型となったと言われる菓子でもある。
そのまま食べる他、ボネなど他の菓子の素材ともされる。
なお、このお菓子の柔らかい版はバーチ・ディ・ダーマ(Baci di dama)という。アマレッティよりしっとりと柔らかくホロホロした食感である。
材料[編集]
基本材料[編集]
- アーモンドの粉末(できるだけ白いものを使う) 500g
- グラニュー糖もしくは砂糖 150g (50gはメレンゲ用。きめ細かいのを作る場合100gを粉糖にする)
- 卵白 100g(約3個分)
- レモンゼスト(レモンの皮を摩り下ろしたもの)1個分
- アマレット (アーモンドエッセンスでも代用可)大さじ1
- ベーキングパウダー 少々(本場では入れないで作る場合があるが、初心者は入れた方が失敗しにくい)
トッピング(好みで)[編集]
等を乗せて焼くとおいしい。
仕上げに粉砂糖(パウダーシュガー)を振りかけても良い。