アフガニスタン地震 (2015年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
2015年アフガニスタン地震
震源の位置(USGS)
アフガニスタン地震 (2015年)の位置(アフガニスタン内)
アフガニスタン地震 (2015年)
震源の位置
本震
発生日 2015年10月26日
発生時刻 13時39分42秒(現地時間)
震央 アフガニスタンの旗 アフガニスタン タルカンから東南東78.1キロ
座標 北緯36度31分26秒 東経70度22分05秒 / 北緯36.524度 東経70.368度 / 36.524; 70.368
震源の深さ 231km
規模    Mw7.5
最大震度    メルカリ震度階級VII:タルカン
津波 なし
地震の種類 衝上断層
余震
回数 M4以上:43回以上
最大余震 10月26日14時06分、14時19分、10月27日17時44分、11月9日18時28分、11月15日20時17分、M4.6
被害
死傷者数 394人死亡
被害地域 アフガニスタン
パキスタン
出典:特に注記がない場合は[1][2]による。
プロジェクト:地球科学
プロジェクト:災害
テンプレートを表示

2015年アフガニスタン地震(2015ねんアフガニスタンじしん)は、2015年10月26日午後1時半すぎ(現地時間)にアフガニスタン北東部のバダフシャーン州震源としたマグニチュード7.5の地震[3]

概要[編集]

震源はアフガニスタンのカブールから北東方向でおよそ254kmの位置(ヒンドゥークシュ地方ジャルム付近)にあり、その深さはおよそ231キロ[1][4][5]。今回の地震によって、アフガニスタンに加え、パキスタンシアールコートウズベキスタンナヴォイインドジャンムーと広範囲にわたって揺れが感じられた[1]

被害[編集]

パキスタン防災管理庁によるとカイバル・パクトゥンクワ州を中心に連邦直轄部族地域(FATA)やギルギット・バルティスタン州パンジャーブ州アザド・カシミールで被害が出ている。11月7日現在、全国で279人が死亡し、1980人が負傷し、95986軒(軽微損傷含む)、学校497校が被害を受けた[6]。被害の大半はカイバル・パクトゥンクワ州であり、シャングラチトラルスワートなどの町が大きな被害を受けた[6]。一方、アフガニスタンの北部ではタハール州の学校で女子生徒たちが避難しようとして将棋倒しになり(死亡12人・負傷30人)[7]、10月27日にアシュラフ・ガニー大統領は「9つの州で死亡115人・負傷538人、家屋7630軒、学校12校、モスク17軒、オフィスビル20軒の被害」と発表した[8]。11月2日、国際連合人道問題調整事務所は「15の州で死亡126人、負傷489人、損壊6284軒、倒壊4665軒」の被害を報告した[9]。報告によると物的損害は震源地のバダフシャーン州が多く、人的損害はクナル州タハール州ナンガルハール州が多いようである。

脚注[編集]

  1. ^ a b c M7.5 - 45km E of Farkhar, Afghanistan”. アメリカ地質調査所 (2015年10月26日). 2017年12月1日閲覧。
  2. ^ Search Results”. 2015年10月27日閲覧。
  3. ^ ニューデリー=黒沼勇史 (2015年10月26日). “アフガニスタンで地震 M7.5”. 日本経済新聞. http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM26H88_W5A021C1000000/ 2015年10月26日閲覧。 
  4. ^ “アフガニスタン北部でM7.5の地震”. NHK. (2015年10月26日). http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151026/k10010283261000.html 2015年10月26日閲覧。 
  5. ^ アフガニスタン北部でM7.5の地震、南アジア一帯で揺れ(AFP通信)
  6. ^ a b Live Updates”. National Disaster Management Authority (2015年10月30日). 2015年10月30日閲覧。
  7. ^ アフガニスタン北部の地震 死者100人超にNHKニュース 2015年10月26日 21時01分)
  8. ^ ARG_AFGのツイート(658965482108821504)
  9. ^ Afghanistan: Flash Update – Badakhshan Earthquake #7”. リリーフウェブ (2015年11月2日). 2015年11月10日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]