アエタ族

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アエタ族(Aeta)はフィリピンルソン島の山岳地帯にすむネグリト先住民族である。 オーストロネシア語族を話す人々が来る前からフィリピンに住む、最も古い住民と考えられている[1]

形質[編集]

ネグリトに属すアエタ族は肌は黒褐色、低身長で、髪は縮れたブロンド色、小さな鼻、黒褐色の目という形質特徴を持つ。人種はオーストラロイドに含まれる。

言語[編集]

人類学的特徴が周囲の多くの民族と異なることに反して、アエタ族は周囲の民族と同様にオーストロネシア語族フィリピン諸語に属すサンバル語を使用する。ある時期に、固有の言語を喪失したものと考えられる。

遺伝子[編集]

アエタはY染色体ハプログループK2b1-P378が60%の高頻度でみられる。このタイプはニューギニア多いハプログループMやSと祖を同じくするもので、出アフリカ後インドを経由して「南回り」で到達したオーストラロイドの系統である。

脚注[編集]

  1. ^ "The Aeta". peoplesoftheworld.org.