ぬきてるみ
基本情報 | |
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本名 |
貫 輝美 ぬき てるみ |
階級 | スーパーフライ級 |
国籍 | 日本 |
誕生日 | 1988年9月25日(36歳) |
出身地 | 大阪府大阪市 |
スタイル | オーソドックス |
プロボクシング戦績 | |
総試合数 | 21 |
勝ち | 15 |
KO勝ち | 10 |
敗け | 6 |
ぬき てるみ(1988年9月25日 - )は、日本のプロボクサー。大阪府大阪市出身。真正ボクシングジム所属。現WBOアジアパシフィックバンタム級王者。元OPBF女子東洋太平洋スーパーフライ級王者。
本名及び旧リングネームは貫 輝美(読み同じ)。
来歴
[編集]2013年4月7日、井岡弘樹ボクシングジム所属として大阪府立体育会館(ボディメーカーコロシアム)にて廣岡魅速輝戦でデビューし、判定勝利。
8月10日、アゼリア大正にて北脇絵美に判定勝利。
12月21日、福岡市九電記念体育館にて池田綾乃に2回KO勝利。
2014年7月20日、福田香奈に1回TKO勝利。
11月9日、カイ・ジョンソンを迎え撃ち、判定勝利。
12月31日、ペットルークソー・ソープライトーン( タイ)に1回KO勝利。
2015年4月3日、初のタイトル挑戦として小澤瑶生との東洋太平洋スーパーフライ級王座決定戦に挑むが、1-2の判定で初黒星を喫した[1]。この試合よりリングネームを本名の「貫輝美」から平仮名表記の「ぬきてるみ」に変えた。
11月22日、タンピップ・シットサイトーン( タイ)と対戦し6回TKOで再起成功。
2016年10月9日、インティダー・コーアディソン( タイ)と対戦し2回TKO勝利。
2017年4月22日、大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪。以下エディオン)にて小澤瑶生が世界挑戦のため返上し空位となった東洋太平洋スーパーフライ級王座決定戦として、かつて高野人母美と東洋太平洋スーパーバンタム級王座を争ったノーンブア・ルークプライアリー( タイ)に3回TKOで勝利し初のタイトル獲得[2]。
7月8日、メキシコ・サパポンにてマリアナ・フアレスが持つWBC女子世界バンタム級王座に挑戦するが、0-3判定で敗れ初の世界王座挑戦は失敗に終わった[3]。
2018年2月17日、アルゼンチン・ネウケン州クトラルコにてデボラ・ディオニシウスが持つIBF女子世界スーパーフライ級王座に挑戦するが、0-3判定でまたしても世界王座挑戦は失敗に終わった[4]。
5月26日、エディオンにてワッサナ・カームデー( タイ)と対戦し、3回KOで再起成功。
8月11日、メキシコシティにてマリアナ・フアレスが持つWBC女子世界バンタム級王座に再度挑戦するが、0-3判定で返り討ちにされる[5]。
2019年5月3日、エディオンにて元WBC女子世界ライトフライ級暫定王者のノンムアイ・ゴーキャットジムと対戦し、3回KOで再起成功。
2021年9月19日、元なでしこリーガーの佐山万里菜と対戦し、3-0判定で勝利。
2022年4月12日、自身初となる後楽園ホールにて世界選手権日本代表歴を有するアマチュアエリートの晝田瑞希と対戦[6]。7回に2度ダウンを奪うも及ばず0-3(74-76、73-77×2)判定で敗れる[7]。この試合後、保持していた東洋太平洋王座は空位になった。
2022年6月6日付で真正ジムに移籍[8]。
2023年4月15日、エディオンにて移籍初戦としてミュン・ユン・リーと対戦[9]。4回TKOで勝利[10]。
2024年1月12日、後楽園での『フェニックスバトル109』にてモニカ・シングとWBO女子アジアパシフィックバンタム級王座決定戦を行い[11]、6回TKOで王座獲得[12]。
2024年6月9日、アリーナ立川立飛にてOPBF女子東洋太平洋スーパーバンタム級王者の菊池真琴を相手に王座初防衛戦を行い[13]、8回3-0(78-74×3)判定勝ちで初防衛成功[14]。
2024年8月30日、デンマーク・ホルステブローにてWBC・WBO世界女子バンタム級2団体統一王者のディナ・ソルスランド相手に3度目の世界挑戦に臨むが、0-3判定でまたしても王座ならず。
戦績
[編集]- プロボクシング:21戦 15勝 (10KO) 6敗
戦 | 日付 | 勝敗 | 時間 | 内容 | 対戦相手 | 国籍 | 備考 |
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1 | 2013年4月7日 | ☆ | 4R | 判定3-0 | 廣岡魅速輝(グリーンツダ) | 日本 | プロデビュー戦 |
2 | 2013年8月10日 | ☆ | 4R | 判定2-1 | 北脇絵美(フュチュール) | 日本 | |
3 | 2013年12月21日 | ☆ | 2R 1:20 | TKO | 池田綾乃(YANAGIHARA) | 日本 | |
4 | 2014年7月20日 | ☆ | 1R 1:50 | TKO | 福田香奈(S&K) | 日本 | |
5 | 2014年11月9日 | ☆ | 6R | 判定3-0 | カイ・ジョンソン(竹原慎二&畑山隆則) | 日本 | |
6 | 2014年12月31日 | ☆ | 1R 1:47 | KO | ペットルークソー・ソープライトーン | タイ | |
7 | 2015年4月3日 | ★ | 8R | 判定1-2 | 小澤瑶生(フュチュール) | 日本 | OPBF女子東洋太平洋スーパーフライ級王座決定戦 |
8 | 2015年11月22日 | ☆ | 6R 1:43 | TKO | タンティップ・シットサイトーン | タイ | |
9 | 2016年10月9日 | ☆ | 2R 1:57 | TKO | インティダー・コーアディソン | タイ | |
10 | 2017年4月22日 | ☆ | 3R 1:24 | TKO | ノーンブア・ルークプライアリー | タイ | OPBF女子東洋太平洋スーパーフライ級王座決定戦 |
11 | 2017年7月8日 | ★ | 10R | 判定0-3 | マリアナ・フアレス | メキシコ | WBC女子世界バンタム級タイトルマッチ |
12 | 2018年2月17日 | ★ | 10R | 判定0-3 | デボラ・ディオニシウス | アルゼンチン | IBF女子世界スーパーフライ級タイトルマッチ |
13 | 2018年5月26日 | ☆ | 3R 0:51 | KO | ノンキャット・ロングレンギーラコンケーン | タイ | |
14 | 2018年8月11日 | ★ | 10R | 判定0-3 | マリアナ・フアレス | メキシコ | WBC女子世界バンタム級タイトルマッチ |
15 | 2019年5月3日 | ☆ | 3R 2:10 | KO | ノンムアイ・ゴーキャットジム | タイ | |
16 | 2021年9月19日 | ☆ | 8R | 判定3-0 | 佐山万里菜(ワタナベ) | 日本 | |
17 | 2022年4月12日 | ★ | 8R | 判定0-3 | 晝田瑞希(三迫) | 日本 | |
18 | 2023年4月15日 | ☆ | 4R 1:48 | TKO | イ・ミョヌン | 韓国 | |
19 | 2024年1月12日 | ☆ | 6R 0:17 | TKO | モニカ・シン | インド | WBO女子アジア太平洋バンタム級タイトルマッチ |
20 | 2024年6月9日 | ☆ | 8R | 判定3-0 | 菊地真琴(石川ジム立川) | 日本 | WBOアジア太平洋防衛1 |
21 | 2024年10月25日 | ★ | 10R | 判定0-3 | ディナ・ソルスランド | デンマーク | WBC・WBO女子世界バンタム級タイトルマッチ |
テンプレート |
タイトル
[編集]脚注
[編集]- ^ “女子の小澤瑶生がOPBFタイトル獲得”. Boxing News(ボクシング・ニュース). (2015年4月4日) 2017年5月9日閲覧。
- ^ “大石豊がOPBF王座陥落、9点差リード守れず”. Boxing News(ボクシング・ニュース). (2017年4月23日) 2017年5月9日閲覧。
- ^ “ぬきてるみ世界初挑戦失敗、フアレスに判定負け”. BOXING NEWS. (2017年7月9日) 2022年3月23日閲覧。
- ^ “ぬきてるみ世界王座獲得ならず、IBF女子S・フライ級”. BOXING NEWS. (2018年2月18日) 2022年3月23日閲覧。
- ^ “ぬきてるみ奮闘及ばず WBC女子バンタム級戦”. BOXING NEWS. (2018年8月12日) 2022年3月23日閲覧。
- ^ “晝田瑞希の2戦目が決定!”. ボクシングモバイル. (2022年3月22日) 2022年3月23日閲覧。
- ^ “入江のライバル晝田は2度ダウンもプロ2連勝”. Sponichi Annex. (2022年4月12日)
- ^ “ジム所属変更”. 一般財団法人日本ボクシングコミッション. 2022年6月21日閲覧。
- ^ 真正ボクシングジム [@shinseiboxinggym] (2023年3月6日). "【興行のお知らせ📣】". Instagramより2023年3月6日閲覧。
- ^ “赤林檎が日本女子バンタム級王座獲得 山中菫は初防衛 53歳“レジェンド”池山直が引退式”. ボクシング・ニュース. (2023年4月15日) 2023年4月16日閲覧。
- ^ “【ボクシング】24年1月12日、女子世界3大タイトル戦決定 大橋ジム興行フェニックスバトル”. 日刊スポーツ. (2023年11月29日)
- ^ “山中菫が兄妹世界王者に IBFアトム級王座獲得 岩川美花との熱戦制す”. BOXING NEWS(ボクシング・ニュース). (2024年1月12日) 2024年1月13日閲覧。
- ^ 菊池真琴 [@Makoto_Kikuchi1] (2024年4月10日). "2024,6,9(日)アリーナ立川立飛 13:00〜". X(旧Twitter)より2024年4月11日閲覧。
- ^ “ぬきてるみ WBO-AP女子バンタム級王座V1 東洋太平洋王者の菊池真琴に勝利”. (2024年6月9日)
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]空位 前タイトル保持者 小澤瑶生 |
第6代OPBF女子東洋太平洋スーパーフライ級王者 2017年4月22日 - 2022年4月(返上) |
次王者 N/A |
空位 前タイトル保持者 赤林檎 |
第3代WBO女子アジアパシフィックバンタム級王者 2024年1月12日 - 現在 |
次王者 N/A |