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== 概要 ==
== 概要 ==
キャッチフレーズは「ポテトが辛くてなぜおいしい!」。国内産の[[ジャガイモ|生じゃが]]を100%使用し[[植物油]]で揚げて作られる。[[1984年]]9月に細切りのシューストリングタイプの「カラムーチョ」を発売。発売当時の価格は200円と他のポテトチップス商品に比べて高額で、辛いテイストのポテトチップスが浸透していなかった事もあり、全く売れない日が続いたという<ref>カラムーチョチップス ホットチリ味(2011年12月現在) 袋裏面のコラムより</ref>。しかし「とあるお店」で販売したところ、これまのポテップスにない辛口味がうけて口コミ中心に全国に広がり<ref>同上</ref>大ヒ<ref>1984年の出荷額は約3億円、1985年の出荷額は約30億円。『日経産業新聞』1986年12月11日19頁</ref>。スナック菓子に辛味系の味を浸透させた
キャッチフレーズは「ポテトが辛くてなぜおいしい!」。国内産の[[ジャガイモ|生じゃが]]を100%使用し[[植物油]]で揚げて作られる。[[1984年]]9月に細切りのシューストリングタイプの「カラムーチョ」を発売。発売当時の価格は200円と他のポテトチップス商品に比べて高額で、辛いテイストのポテトチップスが浸透していなかった事もあり、全く売れない日が続いたという<ref>カラムーチョチップス ホットチリ味(2011年12月現在) 袋裏面のコラムより</ref>。しかしある大手コンビニチェーンで販売したところ、その年のすべての食品の中でトップの売上記録するほどの大ヒット商品となり<ref>[http://j-net21.smrj.go.jp/develop/foods/entry/2010121501.html 「カラムーチョ」-世の常識に反しようとも貫き通した辛いスナック菓子づくり(J-Net21)]
</ref>、スナク菓子に辛味系の味を浸透させた<ref>1984年の出荷額は約3億円、1985年の出荷額は約30億円。『日経産業新聞』1986年12月11日19頁</ref>。


[[1986年]]9月にはスライスタイプの「ポテトチップス カラムーチョ」を発売。その後も味やパッケージをリニューアルしながらも、ロングセラー商品となっている。
[[1986年]]9月にはスライスタイプの「ポテトチップス カラムーチョ」を発売。その後も味やパッケージをリニューアルしながらも、ロングセラー商品となっている。
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* カラムーチョ焼そば([[エースコック]]、[[ファミリーマート]]限定、2003年発売)
* カラムーチョ焼そば([[エースコック]]、[[ファミリーマート]]限定、2003年発売)
* [[日清焼そばU.F.O.]] カラムーチョ ホットチリ味([[日清食品]]、2010年発売)<ref>[http://koikeya.co.jp/news/detail/193.html 日清食品×湖池屋 共同開発プロジェクト 「UNIQUE PROJECT」によるコラボレーション商品 日清食品「日清焼そばU.F.O.カラムーチョ ホットチリ味」 湖池屋「コイケヤポテトチップス 日清焼そばU.F.O.濃厚ソース焼そば味」 新発売]</ref>
* [[日清焼そばU.F.O.]] カラムーチョ ホットチリ味([[日清食品]]、2010年発売)<ref>[http://koikeya.co.jp/news/detail/193.html 日清食品×湖池屋 共同開発プロジェクト 「UNIQUE PROJECT」によるコラボレーション商品 日清食品「日清焼そばU.F.O.カラムーチョ ホットチリ味」 湖池屋「コイケヤポテトチップス 日清焼そばU.F.O.濃厚ソース焼そば味」 新発売]</ref>
* 「日清のとんがらし麺 とんがラムーチョ カラシビヒー麻婆味」(2011年6月6日 発売)<ref>[http://koikeya.co.jp/news/detail/225.html 日清食品と湖池屋の共同開発プロジェクト第3弾
* 「日清のとんがらし麺 とんがラムーチョ カラシビヒー麻婆味」(2011年6月6日 発売)<ref>[http://koikeya.co.jp/news/detail/225.html 日清食品と湖池屋の共同開発プロジェクト第3弾 辛さの両雄、カラシビコラボ! 日清食品「日清のとんがらし麺 とんがラムーチョ カラシビヒー麻婆味」]</ref>
辛さの両雄、カラシビコラボ! 日清食品「日清のとんがらし麺 とんがラムーチョ カラシビヒー麻婆味」]</ref>


== ゲーム ==
== ゲーム ==

2012年2月5日 (日) 02:07時点における版

カラムーチョ湖池屋が製造販売するポテトチップスで、チリを味のベースにした辛みの強いスナック菓子である。

概要

キャッチフレーズは「ポテトが辛くてなぜおいしい!」。国内産の生じゃがを100%使用し植物油で揚げて作られる。1984年9月に細切りのシューストリングタイプの「カラムーチョ」を発売。発売当時の価格は200円と他のポテトチップス商品に比べて高額で、辛いテイストのポテトチップスが浸透していなかった事もあり、全く売れない日が続いたという[1]。しかし、ある大手コンビニチェーンで販売したところ、その年のすべての食品の中でトップの売上を記録するほどの大ヒット商品となり[2]、スナック菓子に辛味系の味を浸透させた[3]

1986年9月にはスライスタイプの「ポテトチップス カラムーチョ」を発売。その後も味やパッケージをリニューアルしながらも、ロングセラー商品となっている。

カラムーチョのムーチョは、スペイン語で「もっと(MUCHO)」という意味である。つまり、カラムーチョは「辛いものを、もっと」という意味である。

商品ラインナップ

  • カラムーチョチップス(ホットチリ味)
  • スティックカラムーチョ(ホットチリ味)
  • カラムーチョリッチカット(ホットチリ味)

期間限定

  • カラムーチョチップス(八幡屋礒五郎唐からし味・長野県長野市善光寺名物「八幡屋礒五郎七味唐からし」を使用)
  • カラムーチョチップス 神出雲唐辛子(辛さ3倍ホットチリ味島根県産神出雲唐辛子)
  • カラムーチョチップス からしマヨ(福井県産麩市地がらし使用)
  • カラムーチョチップス 祇園七味 味(京都が誇る絶品祇園七味)
  • スティックカラムーチョ 黄金一味 味(全国辛党御用達日本一辛い黄金一味)
  • スティックカラムーチョ 神出雲唐辛子 (辛さ5倍ホットチリ味島根県産神出雲唐辛子)
  • カラムーチョチップス わさびマヨ
  • カラムーチョチップス トリプルホットチリ味(熊鷹 本鷹 三鷹 3種の唐辛子オリジナルブレンド)
  • スティックカラムーチョ ラーMIX(辛口ラー油MIX)
  • スティックカラムーチョ 最強ホットチリ味(カラムーチョ史上最大の辛さ辛さ10倍)
  • カラムーチョチップス 柚子こしょう味
  • カラムーチョチップス わさびマヨ わさび2倍(ツーンとわさび増量!辛さ200%!!わさび2倍)
  • スティックカラムーチョ 明太子ホットチリ味
  • カラムーチョチップス ヒーおばあちゃんのキムチ味
  • スティックカラムーチョ 絶品わさび味ガーリック入り
  • スティックカラムーチョ やげん堀七色唐辛子味
  • カラムーチョチップス 日清のとんがらし麺 カラシビヒー麻婆味(カラくてシビれるカラシビヒー麻婆味)
  • スティックカラムーチョ 日清のとんがらし麺 カラシビヒー麻婆味(カラくてシビれるカラシビヒー麻婆味)

キャラクター

カラムーチョには「ヒーおばあちゃん」と「ヒーヒーおばあちゃん」というオリジナルのキャラクターが存在する。ヒーおばあちゃんの名前は森田トミ。生年月日は西南の役の年にあたる1877年3月3日生まれ。特徴は「ヒー」を1回言うこと。ヒーヒーおばあちゃんの名前は森田フミ。生年月日はペリー来航の年にあたる1853年6月3日生まれ。特徴は「ヒー」を2回言うこと。

類似商品

  • すっぱムーチョ
  • しそムーチョ

コラボレーション商品

ゲーム

  • カラムー町の大事件(1997年12月18日発売。ゲームボーイ用・湖池屋とのコラボレーション作品であった。)
  • カラムー町は大さわぎ!~ポリンキーズとおかしな仲間たち~(1998年12月11日発売。ゲームボーイカラー対応。)
  • カラムー町は大さわぎ!~おかわりっ!~(2000年8月1日発売。ゲームボーイカラー対応・ニンテンドウパワーロッピー書き換え専用ソフト。ストーリーは前作と同じだがステージ構成が異なる。前作のステージは入っていない)

その他

前略プロフィールの質問項目で「絡むーちょ」というものがある。

脚注

外部リンク