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湖池屋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
株式会社湖池屋
KOIKE-YA Inc.
湖池屋 本社
種類 株式会社
機関設計 監査等委員会設置会社
市場情報
東証スタンダード 2226
2013年7月16日上場
本社所在地 日本の旗 日本
175-0094
東京都板橋区成増五丁目9番7号
北緯35度47分8.7秒 東経139度37分50.1秒 / 北緯35.785750度 東経139.630583度 / 35.785750; 139.630583座標: 北緯35度47分8.7秒 東経139度37分50.1秒 / 北緯35.785750度 東経139.630583度 / 35.785750; 139.630583
設立 1977年1月13日(創業:1953年
業種 食料品
法人番号 9011401005578 ウィキデータを編集
事業内容 食料品、菓子類、飲料及び原材料の製造加工販売 他
代表者
資本金
  • 22億6900万円
(2025年3月31日現在)[1]
発行済株式総数
  • 1067万0000株
(2025年3月31日現在)[1]
売上高
  • 連結: 593億8300万円
  • 単独: 533億2500万円
(2025年3月期)[1]
営業利益
  • 連結: 40億1900万円
  • 単独: 35億3200万円
(2025年3月期)[1]
経常利益
  • 連結: 40億1700万円
  • 単独: 35億0100万円
(2025年3月期)[1]
純利益
  • 連結: 27億7300万円
  • 単独: 23億8100万円
(2025年3月期)[1]
純資産
  • 連結: 194億1000万円
  • 単独: 186億7200万円
(2025年3月31日現在)[1]
総資産
  • 連結: 390億5500万円
  • 単独: 372億5100万円
(2025年3月31日現在)[1]
従業員数
  • 連結: 1,110人
  • 単独: 736人
(2025年3月31日現在)[1]
決算期 3月31日
会計監査人 有限責任監査法人トーマツ[1]
主要株主
  • 日清食品ホールディングス 45.10%
  • 一般社団法人湖池の会 15.01%
  • 小池孝 6.98%
  • ダブリュー・ビー・ファイン 2.99%
  • 小池渉 2.96%
  • 湖池屋従業員持株会 2.09%
  • MSIP CLIENT SECURITIES 1.15%
  • JPモルガン証券 0.84%
  • 石田美奈子 0.80%
  • 岸田亮 0.80%
  • 岸田俊 0.80%
  • (2025年3月31日現在)[1]
関係する人物 小池和夫
外部リンク koikeya.co.jp ウィキデータを編集
特記事項:初代の株式会社湖池屋設立は1958年1月
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株式会社湖池屋(こいけや、: KOIKE-YA Inc.[2])は、スナック菓子を中心とする商品の製造・販売を行っている日本の菓子メーカーである。日清食品ホールディングスの連結子会社。

本社は東京都板橋区成増五丁目に所在する(敷地は埼玉県和光市にもまたがっている)。同じ板橋区に本社を置いていた山芳製菓と並ぶ東京都城北地区に本拠を置くスナック菓子メーカーの一つである。スナック菓子を主力商品とする菓子メーカーの中では初の株式上場企業である[注釈 1]

日本で初めてポテトチップスの量産化に成功した会社として知られる。ポテトチップスは後発のカルビーに次いで業界シェア第2位である。

2016年10月に、グループの持株会社であった株式会社フレンテが、株式会社湖池屋(初代)を含む事業会社3社を吸収合併して、株式会社湖池屋(2代)に商号変更した。

ブランドステートメントは「イケイケ! GOGO! 湖池屋」。

社名の由来

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創業者である小池和夫1927年 - 2009年)の出身地である長野県諏訪市にある諏訪湖のように会社も大きくさせたいという理由で、「小池」の小を湖に変え、湖池屋とした。

沿革

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初代

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  • 1958年(昭和33年) - (初代)株式会社湖池屋を東京都文京区目白台に設立[3]
  • 1962年(昭和37年) - 日本で初めて本格的にポテトチップスの量産化に成功[4]。「湖池屋ポテトチップス」発売。それまで小規模にしか流通していなかったポテトチップスを一般消費者に普及させるきっかけをつくった[5]。以来、半世紀以上に渡って売れ続けるロングセラー商品となる。
  • 1964年(昭和39年) - 東京都板橋区成増に移転。
  • 1970年(昭和45年) - 埼玉県加須市に加須工場設立(現・関東工場)。
  • 1973年(昭和48年) - 「ポテトシューストリング」発売。
  • 1984年(昭和59年) - 「カラムーチョ」発売。
  • 1986年(昭和61年) - 京都府船井郡園部町(現・南丹市)に京都工場設立。
  • 1987年(昭和62年) - 「スコーン」発売。
  • 1990年(平成2年) - 「ポリンキー」発売。
  • 1994年(平成6年) - 「ドンタコス」「オーチップス」発売。
  • 2001年(平成13年) - 株式交換によりフレンテ株式会社(初代、現在の株式会社湖池屋)の100%子会社となる。
  • 2004年(平成16年) - 持株会社の株式会社フレンテがジャスダックに株式上場(証券コード:2226)。スナック菓子業界では初の株式上場。
  • 2007年(平成19年) - 「わいも!」発売。(一部地域限定)
  • 2012年(平成24年) - 「コイケヤポテトチップス プレミアム トリュフ香る塩味」を2月6日に発売。コンビニでは1月30日に発売。
  • 2012年(平成24年) - 日清食品株式会社とコラボレーションして「チキンラーメンチップス」を3月5日に発売。4月9日には、「チキンラーメンスティック」が発売。

2代

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  • 1977年(昭和52年)1月 - 株式会社メリカ・フーズとして設立。
  • 1990年(平成2年)4月 - 株式会社ケイコウ・フーズに商号変更。
  • 1995年(平成7年)11月 - フレンテ株式会社(初代)に商号変更。
  • 2001年(平成13年)7月 - 株式交換により株式会社湖池屋(初代)を100%子会社にする。
  • 2002年(平成14年)6月 - 株式会社フレンテホールディングスに商号変更のうえ、菓子製販部門を新設のフレンテ株式会社(2代)に分離して持株会社化。
  • 2003年(平成15年)11月 - 株式会社フレンテに商号変更(フレンテ株式会社(2代)は株式会社フレンテ・インターナショナルに商号変更)。
  • 2004年(平成16年)
  • 2009年(平成21年)12月 - 北海道空知郡南富良野町に、ふらの農業協同組合(JAふらの)との業務提携により新工場シレラ富良野を設立。
  • 2011年(平成23年)5月 - 日清食品ホールディングスと資本業務提携。
  • 2013年(平成25年)7月 - 東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。
  • 2016年(平成28年)
  • 2017年(平成29年)2月6日 - 新ロゴマーク導入第1号商品「KOIKEYA PRIDE POTATO」発売。
  • 2018年(平成30年)1月23日 - 「KOIKEYA PRIDE POTATO」1周年を記念して、日本各地の伝統的な調味料(塩・醤油など)を使ったポテト製品を展開する「湖池屋 JAPAN PRIDE プロジェクト」発表[8]
  • 2019年(令和元年)5月30日 - 公式Twitter上にて「SUPERスコーン」を「Supraスコーン」と誤記し、同名の車種をラインナップに有するTOYOTA GAZOO Racingがこの誤植に反応した[注釈 3] ことで、二社間でのコラボレーションキャンペーンが行われた[9]
  • 2020年(令和2年)
    • 2月10日 - 「KOIKEYA PRIDE POTATO」を「湖池屋プライドポテト」へ刷新[10]
    • 10月26日 - 「ピンキー」が機能性表示食品の「Pinky FRESH(ピンキーフレッシュ)」として復活。
    • 11月16日 - 「カラムーチョ」「すっぱムーチョ」などの「ムーチョ」シリーズを15年ぶりにリニューアル[11]
    • 11月27日 - 日清食品ホールディングスが株式の追加取得を実施したと同時に、日清食品ホールディングスの連結子会社となる[12][13]
  • 2021年(令和3年)
    • 6月4日 - オンラインショップ限定品の「乳酸菌LS1」を「Pinky FRESH」に改名・統合してリニューアル。
    • 7月 - 熊本県上益城郡益城町に、九州阿蘇工場設立[14]
    • 9月13日 - 「KOIKEYA Theのり塩」「KOIKEYA The麹塩」発売。
  • 2022年(令和4年)2月14日 - 「湖池屋プライドポテト」が発売5周年を機に、「国産品質」をパッケージの前面に掲げるなどのリニューアル。
    • 3月7日 - 「スコーン」を全面刷新。
    • 4月4日 - 東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、東京証券取引所スタンダード市場に移行。「ドンタコス」をリニューアル。
    • 5月30日 - 「KOIKEYA The海老」発売(コンビニエンスストア・オンラインショップ先行、量販店への発売は同年6月27日より)
    • 8月1日 - 「ポリンキー」をパッケージリニューアル。
  • 2023年(令和5年)3月27日 - 「湖池屋ポテトチップス」をリニューアル。「うすしお味」と「リッチコンソメ」は味わいの変更が行われ、「じゃがいもと塩」・「金のコンソメ」に改名。
  • 2025年(令和7年)11月 - 岐阜県海津市に中部工場を開設[15]

事業所

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営業拠点

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  • 本社・首都圏第1支店・首都圏第2支店・北関東信越支店
東京都板橋区成増5-9-7
  • 北海道支店
札幌市北区北6条西1丁目4-2 ファーストプラザビル5階
  • 東北支店
仙台市若林区荒井7-38-1
  • 原宿本社・広域統括部
東京都渋谷区神宮前6-17-11 JPR原宿ビル8階
  • 中部支店
名古屋市中村区名駅5-2-17 フロンティア名駅6階
  • 大阪支店
大阪市淀川区西中島4-1-1 日清食品大阪本社ビル9階
  • 中四国支店
岡山市北区大供3-1-20 岡山DAIKU1123.BLDG7階
  • 九州支店
福岡市中央区舞鶴3-9-39 福岡舞鶴スクエア4階

工場

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※括弧内は製造所固有記号

  • 関東工場(+S)
埼玉県加須市久下1615
  • 関東第二工場(+Z)
埼玉県加須市花崎5丁目4
  • 関東第三工場(+T)
埼玉県加須市下高柳1960-4
  • 中部工場
岐阜県海津市南濃町庭田829-11
  • 京都工場(+K)
京都府南丹市園部町千妻マカリ1-1
  • 九州阿蘇工場(+M)
熊本県上益城郡益城町宮園1024
  • シレラ富良野工場(+R)(協力工場)
北海道空知郡南富良野町字幾寅675

主な商品

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商品概要

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「ポテトチップス」が主力商品。湖池屋が製造したポテトチップスでは「のり塩」が一番多く売れている。他に「カラムーチョ」や「ポリンキー」、「スコーン」といったユニークな名称のスナック菓子を製造・販売している。スナック菓子以外では、タブレット菓子の「ピンキー」「乳酸菌LS1」を製造・販売する。

過去に発売された商品

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  • チビノワ
  • トップル
  • サラダレディ
  • ラティス
  • ぽてち(1992年。西日本限定)
  • チョビッツ(2002年(平成14年)。名前の由来は「ちょこっと」と英語の「bits」を組み合わせた造語。漫画作品の『ちょびっツ』とは無関係)
  • 金じゃが(東京限定)
  • ドンドンカラカラチップス
  • ジャガッツ
  • 湖池屋ハッシュドポテト
  • おこめ心地 PURE de RICE
  • ピンキー

キャラクター

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湖池屋のスナック菓子は、各商品ごとにキャラクターを起用しているのが特徴である。これらのキャラクターはベルマークにも入っている。なお、同社のテレビCMは、1990年代以降は主に佐藤雅彦が企画及びCMソングの作詞・作曲を手掛けている。

  • ムッシュ・コイケヤ(湖池屋ポテトチップス)
  • ヒーおばあちゃん(カラムーチョ)
  • ヒーヒーおばあちゃん(すっぱムーチョ)
  • スリーポリンキーズ(ポリンキー)
  • ドンタコスおじさん(ドンタコス)
  • ハラペコング(スコーン)
  • じゃがいもの精(PURE POTATO)
  • ピンキーモンキー(Pinky FRESH)

CM出演

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現在
過去

テレビ番組

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関連会社

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  • Koikeya Vietnam Co.,Ltd.
  • KOIKEYA(THAILAND)CO.,LTD.
  • 台湾湖池屋股份有限公司
  • 日清湖池屋(中国・香港)有限公司

関連項目

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脚注

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注釈

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  1. ^ スナック菓子を製造・販売する企業としては、明治森永製菓ハウス食品山崎製パンヤマザキビスケットの親会社)、江崎グリコブルボンなどが湖池屋より先に株式公開を行っている。
  2. ^ 現在、ドンタコス(チリタコス味、焼きとうもろこし味)除く全商品が新CIロゴマークが採用された。
  3. ^ 車種名の「Supra」自体がラテン語で「上へ」「超えて」等の意味で、英語では湖池屋が本来表記すべきであった「super」に相当する。
  4. ^ CM終了直後に流れる『湖池屋が、3時をお知らせします』のナレーションは、同社のテレビCM出演者(相葉雅紀や中島健人など)が交代で担当している。

出典

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  1. ^ a b c d e f g h i j k 株式会社湖池屋『第49期(自 2024年4月1日 - 至 2025年3月31日)有価証券報告書』(レポート)2025年6月20日。 
  2. ^ 株式会社湖池屋 定款 第1章第1条
  3. ^ 「巡り会い」と「感動」、湖池屋の原点を考察する”. Japan Innovation Review (2022年7月25日). 2025年12月15日閲覧。
  4. ^ 平成情報バンク (2007), 常識として知っておきたい日本の会社, PHP研究所, p. 104, ISBN 9784569694399 
  5. ^ ポテトチップスの父”小池和夫氏死去 - izaイザ 2009年5月7日
  6. ^ 当社グループ組織再編(当社子会社との合併)、並びに商号及び定款の一部変更に関するお知らせ
  7. ^ 原点に立ち、未来へ踏み出す。新生 湖池屋新CIロゴマークを採用 - 湖池屋 2016年11月30日
  8. ^ 湖池屋 JAPAN PRIDE プロジェクト始動 日本×湖池屋 日本の誇りを湖池屋プライドポテトに込めて発信 湖池屋プレスリリース(2018年1月23日)2018年2月27日閲覧
  9. ^ TOYOTA GAZOO Racing“公認” ~業界をこえたコラボレーション実現~ トヨタGRスープラ × 湖池屋 スコーン 「Supraスコーン」って言っちゃったCP 湖池屋プレスリリース(2019年5月30日)2019年8月11日閲覧
  10. ^ a b 「KOIKEYA PRIDE POTATO」から「湖池屋プライドポテト」へ(プレスリリース 2020年2月3日)
  11. ^ 新時代にムーチョがアップデート!辛旨進化&魅惑のすっぱさ 第3のムーチョ「チーズムーチョ」新登場 (プレスリリース 2020年11月13日)
  12. ^ 株式会社湖池屋の株式追加取得による連結子会社化に関するお知らせ 日清食品ホールディングス 2020年11月20日
  13. ^ 親会社、その他の関係会社及び主要株主の異動に関するお知らせ 湖池屋 2020年11月20日
  14. ^ “2つの新工場を開業 関東第三工場(埼玉県加須市) 九州阿蘇工場(熊本県益城町)”. PR TIMES. PR TIMES. 25 November 2020. 2021年3月19日閲覧.
  15. ^ 湖池屋、中部工場が完成 ポテトチップスの領域超えて「スナックの進化に欠かせない戦略商品を作る基幹工場」佐藤章社長が意欲」『食品新聞』食品新聞社、2025年11月17日。2025年12月15日閲覧
  16. ^ キーワードは “IMO100” 謎の歌うま女子高生が100%魂を込めて熱唱! 真っ向勝負の「芋の歌」に世界も驚愕?! 日本産じゃがいも100%で挑む、 新生湖池屋フラッグシップ第一弾 『KOIKEYA PRIDE POTATO』 新CM 2月11日(土)より放映開始!』(プレスリリース)株式会社湖池屋、2017年2月9日https://koikeya.co.jp/news/detail/819.html2017年2月12日閲覧 
  17. ^ 田村優、食レポ演技に初トライ ポテトチップスを無心で食らう新CM(SPREAD 2020年2月6日閲覧)
  18. ^ 湖池屋プライドポテト特設サイト(2020年2月閲覧)
  19. ^ 業界トップを追いかけない! 新市場を切り拓く 新生・湖池屋の挑戦 - テレビ東京 2019年10月3日
  20. ^ “B’z×湖池屋コラボ、濃厚のり塩&ULTRA NORISIOポテトチップス発売”. SPICE (株式会社イープラス). (2018年3月27日). https://spice.eplus.jp/articles/180467/ 2023年6月14日閲覧。 
  21. ^ “5年の時を経てあのコラボが帰ってくる…B'z×湖池屋ポテトチップス「ウルトラ濃厚ピザ」発売へ”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2013年6月12日). https://natalie.mu/music/news/528291 2023年6月14日閲覧。 

外部リンク

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