麻夏せれな
麻夏 せれな(あさか せれな、3月2日生)は、日本の宝塚歌劇団卒業生(娘役)。東京都大田区出身、東洋英和女学院高等部。愛称は「あり」「まなつ」。身長160cm。
略歴
- 1994年、宝塚音楽学校入学。掃除分担は3階トイレ責任者。
- 1996年、38人中32番[1]の成績で宝塚歌劇団入団。82期生。芸名は尊敬する上級生にあやかる。同年5月8日[1]、雪組に配属。
- 2001年6月24日[1]、「猛き黄金の国/パッサージュ -硝子の空の記憶-」東京公演千秋楽を最後に宝塚退団。
宝塚在団中の主な舞台経歴
音楽学校~組配属以前
- 1995年
- 1996年
- 3月29日~5月6日 月組宝塚大劇場公演「CAN-CAN」「マンハッタン不夜城」初舞台。
- 3月30日11時、4月12日13時、4月27日15時の82期生口上では歌ソロ。
- 4月1日13時、4月13日15時、4月22日13時、5月3日15時の82期生口上に七海さら、舞坂ゆき子と共に出演。
- 4月16日 初新人公演「CAN-CAN」パリジェンヌ。
雪組時代
- 1996年
- 6月3日~30日、東京宝塚劇場「エリザベート -愛と死の輪舞-」
- 6月11日、東京新人公演「エリザベート -愛と死の輪舞-」
- 8月9日~9月16日、宝塚大劇場公演「虹のナターシャ/La Jeunesse!」カゲコーラス/女の子、ヤングレディース、ほか
- 8月27日、新人公演「虹のナターシャ」虹の女C、上海の娘、女中B、カゲコーラス
- 9月1日、宝塚大劇場「レビュー記念日」
- 10月12日~26日、バウホール公演「アナジ」 朽葉
- 10月31日~11月7日、東京特別公演「アナジ」朽葉(日本青年館)
- 12月2日~26日、東京宝塚劇場公演「虹のナターシャ/La Jeunesse!」 カゲコーラス/女の子、フェスタコーラス、ほか
- 12月10日、東京新人公演「虹のナターシャ」虹の女C、上海の女(歌手)、女中B、ほか
- 1997年
- 3月28日~5月5日、宝塚大劇場「仮面のロマネスク/ゴールデン・デイズ」貴族女、ブルジョア女、ほか/マンハッタンラバース女、ほか
- 4月15日、新人公演「仮面のロマネスク」
- 6月9日~15日、轟悠ディナーショー「L'hortensia de Juin」
- 7月4日~30日、東京宝塚劇場公演「仮面のロマネスク/ゴールデン・デイズ」貴族女、ブルジョア女、ほか/マンハッタンラバース女、ほか
- 7月15日、東京新人公演「仮面のロマネスク」
- 9月5日、宝塚大劇場「歌劇誌「花の道より」300回記念チャリティスペシャル「タカラヅカ・フォーエバー」」
- 9月19日~11月3日、宝塚大劇場「真夜中のゴースト/レ・シェルバン」オークションの客(女)、看護婦、ほか/レビューの淑女、ほか
- 10月7日、新人公演「真夜中のゴースト」アイラ(本役:珠希かほ)
- 11月5日、梅田阪急百貨店「英国フェア'97」
- 11月6日、中央電気倶楽部創立記念日祝賀会行事
- 12月19日~1998年2月1日、宝塚大劇場「春櫻賦/LET'S JAZZ -踊る五線譜-」於義世嘉、ほか/ジャズエイジ女、救世軍、ほか
- 1998年
- 1月13日、新人公演「春櫻賦」夕顔(本役:檀れい)
- 2月28日~3月8日、バウホール「ICARUS」
- 4月3日~30日、東京特別公演「春櫻賦/LET'S JAZZ -踊る五線譜-」(帝国劇場)於義世嘉、ほか/ジャズエイジ女、救世軍、ほか
- 4月14日、東京新人公演「春櫻賦」夕顔(本役:檀れい)
- 5月25日、兵庫県尼崎市・広済寺「近松門左衛門墓参り」
- 6月6日~21日、宝塚バウホール「心中・恋の大和路」
- 8月7日~9月14日、宝塚大劇場「浅茅が宿/ラヴィール」花の女童、女童/ラヴィールガールズ(Wトリオ)、ほか
- 8月25日、新人公演「浅茅が宿」上臈B、巫女、カゲコーラス
- 9月1日、宝塚大劇場「レビュー記念日」
- 10月6日~22日、汐風幸ディナーショー「King」
- 11月28日~12月26日、TAKARAZUKA1000days劇場「浅茅が宿/ラヴィール」花の女童、女童/ラヴィールガールズ(Wトリオ)、ほか
- 12月8日、東京新人公演「浅茅が宿」上臈B、都の女、カゲコーラス
- 1999年
- 1月28日~2月9日、東京特別公演「心中・恋の大和路」
- 3月23日、「ノバ・ボサ・ノバ前夜祭」
- 4月2日~5月10日、宝塚大劇場「再会/ノバ・ボサ・ノバ」花嫁、客の女/中世の美女(Wトリオ)、ほか
- 4月20日、新人公演「ノバ・ボサ・ノバ」ビーナス(本役:花純風香)
- 5月7日、「ノバ・ボサ・ノバ」雪組から月組へのリレー式
- 6月10日~13日、バウ・ワークショップ「The Wonder Three」
- 7月2日~8月15日、TAKARAZUKA1000days劇場「再会/ノバ・ボサ・ノバ」花嫁、客の女/カリオカの女、中世の美女(Wトリオ)、ほか
- 7月13日、東京新人公演「ノバ・ボサ・ノバ」ビーナス(本役:花純風香)
- 9月23日~10月2日、東京・名古屋特別公演「ICARUS」
- 11月4日、「華麗なる千拍子'99」前夜祭
- 11月12日~12月20日、宝塚大劇場「バッカスと呼ばれた男/華麗なる千拍子'99」貴婦人、アルザスの女、ほか/幻想の女、歌う娘、カゲソロ、ほか
- 11月30日、新人公演「バッカスと呼ばれた男」オルレアン公爵夫人(本役:花彩ひとみ)
- 12月23日~25日、宝塚大劇場「レビュー・スペシャル'99」
- 2000年
- 2月11日~3月19日、TAKARAZUKA1000days劇場「バッカスと呼ばれた男/華麗なる千拍子'99」貴婦人、アルザスの女、ほか/幻想の女、歌う娘、カゲソロ、ほか
- 2月22日、東京新人公演「バッカスと呼ばれた男」オルレアン公爵夫人(本役:花彩ひとみ)
- 4月10日、滋賀県大津市西教寺「ささら笹舟」成功祈願、明智一族墓参り
- 4月22日~5月5日、バウホール「ささら笹舟」
- 6月30日~8月9日、宝塚大劇場「凱旋門/デパートメント・ストア」娼婦B、ほか/カスタマー(女)、ほか
- 7月18日、宝塚大劇場「凱旋門」役代わり公演、娼婦A(本役:美穂圭子)
- 9月22日~10月17日、TAKARAZUKA1000days劇場「凱旋門/デパートメント・ストア」イヴェット、ほか/カスタマー(女)、ほか
- 10月17日、東京新人公演「凱旋門」娼婦A(本役:美穂圭子)
- 2001年
- 2月23日~4月2日、宝塚大劇場「猛き黄金の国/パッサージュ -硝子の空の記憶-」芸者、淑女、ほか/カゲソロ、令嬢、夜の歌手、ほか
- 3月13日、新人公演「猛き黄金の国」早乙女1(本役:五峰亜季)
- 5月11日~6月24日、新東京宝塚劇場公演「猛き黄金の国/パッサージュ -硝子の空の記憶-」芸者、淑女、ほか/カゲソロ、令嬢、夜の歌手、ほか
- 5月22日、東京新人公演「猛き黄金の国」早乙女1(本役:五峰亜季)
- 6月24日、新東京宝塚劇場公演「猛き黄金の国/パッサージュ -硝子の空の記憶-」千秋楽日付けで退団
脚注
- ^ a b c 『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡り続けて(人物編)』小林公一・監修、阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日、108頁。ISBN 9784484146010