野球タイ王国代表
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国または地域 | タイ | |||
協会 | タイアマチュア野球連盟 | |||
監督 |
寺岡孝 総監督:江本孟紀 | |||
野球タイ王国代表(Baseball Thailand National Team)は、タイ王国における野球のナショナルチームである。
概説
メンバーは大学生や社会人がほとんど。 日本の亜細亜大でプレーする白倉キッサダー投手や、仙台大のスティキアット・ブンナム内野手が代表。
2006年のアジアン・ベースボール・カップで2位につけ、北京五輪野球アジア予選ともなる第24回アジア野球選手権大会の一次リーグに進出。
2006年アジア競技大会では日本などの強豪国に力負けするものの、フィリピンを下し
5位になるなど確実に力をつけている。
2007年7月には、評論家の江本孟紀を総監督に迎える。 江本は現地に赴いて指導をするスタイルでの指揮は執らず、日本とタイとのパイプ役となり、タイの野球強化に向けて活動している。ヘッドコーチには元ダイエーの寺岡孝、ピッチグコーチには元阪神の渡辺博敏と元横浜の河原隆一が、また、トレーナーには横浜で杉田接骨院を経営する杉田一寿が就任するなど、日本式でのチーム強化が進められている。
同年11月には、台湾で行われたIBAFワールドカップに中国の代わりに出場。予選リーグで敗退した。
2007年のアジア野球選手権の予選リーグ突破の有力候補に挙げられる。
予選リーグ香港戦では、IBAFが承認していないバットを使ったとして、「イリーガルバット」でアウトになるシーンがあった。試合は8 - 4で勝利した。パキスタン戦で敗退、フィリピンに引き分けで予選リーグ突破ならず。
2007年の東南アジア競技大会では、決勝でフィリピンに勝ち優勝。金メダルを獲得した。
2009年のアジアン・ベースボール・カップでは初戦でスリランカに敗れるなど5位に終わった。
近年急浮上し、東南アジアの中でも新興国の部類に入る。フィリピンに匹敵するほどの力をつけているが、エースの白倉キッサダーに依存する部分が多く全体的にレベルが上がっているとは単純には言い難い部分もある。チームのスタイルは日本人監督の影響もありに日本の高校野球に近い。白倉以外は国内のアマリーグで仕事の傍らプレーする社会人と大学生が中心。日本に野球留学する選手も一部にはいる。
歴代監督&コーチ
代表選手
- 白倉キッサダー:投手
- スティキアット・ブンナム:内野手
- スパラッ・ ティーパカコーンノ:外野手