近代映画社

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近代映画社
正式名称 株式会社近代映画社
英文名称 Kindaieigasha Co.,Ltd
現況 継続中
種類 株式会社
市場情報 非上場
出版者記号 7648
取次コード 1391
本社郵便番号 101-8560
本社所在地 東京都千代田区神田小川町2丁目12-14 晴花ビル4階
定期刊行物 SCREEN
外部リンク http://www.kindaieigasha.co.jp/
特記事項 旧商号:(株)ティ・アイ・ティ、2015年10月1日に(株)ケー・イー(旧近代映画社)から事業譲渡を受け、現商号に変更
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近代映画社
正式名称 (旧)株式会社近代映画社
英文名称 Kindaieigasha Co.,Ltd
現況 停止(破産手続中)
種類 株式会社
設立日 1945年10月28日
代表者 小杉修造(代表取締役社長)
本社郵便番号 101-8560
本社所在地 東京都千代田区神田小川町2丁目12-14 晴花ビル4階
資本金 1500万円
従業員数 33名(2010年1月現在)
定期刊行物 近代映画(のちKindai)、SCREEN
外部リンク http://www.kindaieigasha.co.jp/
特記事項 商号を(株)ケー・イーにした後、2015年10月2日、破産手続き開始決定
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近代映画社(きんだいえいがしゃ)とは、東京都千代田区に本社を置く日本の出版社の一つ。

概要

1945年設立、同年12月に月刊『近代映画』(後の『Kindai』)を創刊、1946年5月には「スクリーン」を創刊して映画雑誌の専門出版社としてスタート。

映画雑誌を中心とする出版社としては他にキネマ旬報社などがあるが、それら他社に見られない特徴として、アダルト分野も対象としている。『映画の友(後の『EIGA NO TOMO』)』はピンク映画のグラビアなどを扱い、アダルト雑誌として人気を博し、廃刊された今でも古本流通でよく扱われる。また現在でも、当時の写真を再編集した書籍や写真集が発売されることがある。

また『上級恋愛ミント』や『エルティーンCOMIC』・『エルティーンCOMICプチもも』をはじめとする女性向けアダルトコミック誌・単行本も発行していたが、2011年末の『上級恋愛ミント』休刊をもって事実上この分野から撤退し、在庫の販売のみ続けている。この他にパズル誌も発行している。

娯楽の多様化やインターネット技術の高度化などによる出版不況、加えて東日本大震災発生後の自粛ムードによる広告収入の減少やイベント中止などの要因が重なり業績が悪化、韓流専門誌やパズル誌などコンテンツの拡充を図ったが、業績が回復しない状態となった。さらに2015年6月に民事再生法適用を申請した出版取次の栗田出版販売に対しても不良債権が発生するなど厳しい状況にあった。このため、「SCREEN」「SCREEN+」「BIG ONE GIRLS」の3誌の編集・発行事業を、食材宅配サービス会社「タイヘイ」傘下の会社「ティ・アイ・ティ」に2015年10月1日付で譲渡、同社が(新)近代映画社に商号を変更した上で発行を継続する。(旧)近代映画社はケーイーに商号変更し、2015年10月2日に東京地方裁判所に破産申請を行い、即日開始決定を受けた[1][2]

発行中の定期刊行物

  • SCREEN』 - 洋画総合誌
  • BIG ONE GIRLS』 - 女性アイドル&アーティスト誌

過去に発行していた定期刊行物

  • 『近代映画』→『Kindai』 - 元は邦画情報誌だったが、後に男女両方扱うアイドル誌に転換、2009年11月号を最後に休刊
  • 『映画の友』→『EIGA NO TOMO』 - アダルト映画雑誌
  • エルティーンCOMIC』、『エルティーンCOMICプチもも』 - いずれも女性向けアダルトコミック誌、後に『上級恋愛ミント』に統合
  • 上級恋愛ミント』 - 女性向けアダルトコミック誌
  • 『ジ・アニメ』 - アニメ雑誌
  • 『ナンプレガーデン』 - パズル誌・増刊扱い
  • memew』 - 女性ティーンアイドル専門誌
  • 「KOREAN WAVE」 - 韓流ドラマ・映画専門誌

脚注

  1. ^ (株)ケーイー(旧:(株)近代映画社),東京商工リサーチ,2015年10月5日
  2. ^ 映画雑誌「SCREEN」など出版 創業70年の老舗 株式会社ケーイー(旧:株式会社近代映画社)破産手続き開始決定受ける 負債9億5000万円,帝国データバンク,2015年10月5日

外部リンク