赤 (ノルウェー)

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(あか、Redブークモール:Rødtニーノシュク: Raudt北部サーミ語:Ruoksat)はノルウェー極左政党2007年3月労働者共産党及び赤色選挙連合の統合により設立。党首トリスタン・ダーレ(赤色選挙連合元代表)だが、2010年5月を以って辞任する方針[1]


地方議会においては11、66自治体に党所属議員を擁する。アウスト・アグデル県リーソーに唯一の党員市長(クヌート・ヘニング・ティゲセン)が存在する。

イデオロギー及び政治的位置

前身の組織である赤色選挙連合及び労働者共産党と同様、大きな政府大企業国営化など社会主義経済への移行を目指すと共に富裕層に対する増税を主張[2]。結党以来各種左派団体を吸収合併してきた経緯から、トロツキストマルクス・レーニン主義者、民主社会主義者や極左寄りの社会民主主義者をはじめ多種多様な分派が存在する[3]。ただ、党としては福祉国家路線の擁護を重点に置いており、2007年以降の世界金融危機に際しては公共部門に数100億ノルウェー・クローネを費やすよう政府に働きかけている[4]

社会主義左翼党が現在政権与党赤緑連合)となっていることから議会進出の可能性があるとされる[5]。しかし、テレビ討論でダーレが「現行の統治制度を維持する」と発言したものの、国民の多くは議会制度を廃止するのではないかとの疑念を抱いているのが現状である[要出典]

脚注

  1. ^ Sjøli,Hans Petter;Horn,AndersThomassen ny Rødt-lederRetrieved.March 21,2010
  2. ^ Hellesnes,Pål(September 12, 2009).”Dette står det om”(in Norwegian).Klassekampen:p.6.
  3. ^ Sjøli, Hans Petter; Bratlie, Tom Henning(December 16, 2009).”Vil ha et liberalt Rødt”(in Norwegian).Klassekampen:p.11.
  4. ^ Horn, Anders; Larsen,Christiane Jordheim(October 9,2009).”Noen må kreve mindre”(in Norwegian).Klassekampen:p.4.
  5. ^ Brox, Johan;Bratlie, Tom Henning(August 12, 2009).”Rødt på vippen?”(in Norwegian).Klassekampen:p.8.

関連項目

外部リンク

以下のリンクはいずれもノルウェー語