表面処理

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表面処理(ひょうめんしょり、surface treatment、surface finishing)は、機械工学等の分野においては、めっき塗装など、素材表面の性質を高めるために行われる機械工作法の一種である。硬さや耐摩耗性、潤滑性、耐性、耐酸化性、耐性、断熱性、絶縁性、密着性、および、装飾性や美観など、これらの性質のいくつかを向上させることを主要な目的として施される。

材料技術 (cf.) の一分野であり、加工熱処理溶接鋳造などの材料プロセス技術分野と並立する存在である。

おもな表面処理

  • ダクロタイズド
化成処理とは、金属などを溶液に浸漬し皮膜を作ること。特に化成処理によるものは化成着色といい、電解による着色とは区別することもある。
代表的な化成処理、電解によるものもあり、めっき上のものは薄金色で装飾用として使われる。
  • りん酸塩処理・パーカーライジング (phosphate treatment)
  • 黒染め(四三酸化鉄皮膜)
  • 古美処理 :「古仕上げ」「古美仕上げ (weathering)」の一手法でもある。

脚注・出典

参考文献

  • 岩森暁『高分子表面加工学―表面改質・加工・コーティング』技報堂出版、2005年6月。ISBN 4-7655-0395-X ISBN-13 978-4-7655-0395-2{{ISBN2}}のパラメータエラー: 無効なISBNです。 
  • 越智光一 監修、日本接着学会 編集 編『表面解析・改質の化学』日刊工業新聞社、2003年12月。ISBN 4-526-05208-6 ISBN-13 978-4-526-05208-8{{ISBN2}}のパラメータエラー: 無効なISBNです。 
  • 精密工学会編著『スーパーコーティング―硬質膜の機能と利用技術』大河出版、1992年9月。ISBN 4-88661-100-1 ISBN-13 978-4-88661-100-0{{ISBN2}}のパラメータエラー: 無効なISBNです。 

関連項目