ラミネート加工

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パウチ・ラミネーター

ラミネート加工(ラミネートかこう、英語: lamination)とは、の表面に透明フィルムを貼ること。ラミネートラミ加工パウチ加工ともいう。

カードや書類などに皮膜を施すための機器をラミネーターという[1]。このラミネーターは日本に十分普及していない時代に明光商会が広くTVCMを行った「パウチッ子」の商品名が広く知られ、ラミネート加工を施すことが俗に「パウチッ子する[2]と呼ばれることもあった[3][4]。なお明光商会は既に「パウチッ子」の名をを自社製品に使用しておらず、この一般名詞的用法も2014年現ではあまり用いられない。

印刷物保護し、色落ち摩耗の防止、美観を良くしたり、高級感を増すことができる。不正な改造改竄を防止することもできるため、定期乗車券身分証明書類に用いられることもある。またラミネートチューブを作る際の原材料となるシートを作る際にもラミネート加工が用いられる。

一方で、フィルムと印刷物の間に接着剤を塗布しているため、塗装部が剥離すると、印刷物の表面とフィルムの間に隙間ができて、そこに入り込んだ異物を除去しにくくなることがある。

なお、ラミネート加工は、工業製品接着して密封する包装全般をも指す。新品の携帯電話液晶パネル上に貼られている保護フィルムや、ホームセンターで販売されている工作用のアクリル板やアルミ板の表面に貼られている保護フィルムなどがある[5]

脚注[編集]

  1. ^ 意匠分類定義カード(F2) 特許庁
  2. ^ 「パウチッコ」「パウチっ子」などの表記ゆれも見られる。
  3. ^ 例えば1993年放送のテレビドラマ高校教師」の第一話にも女子高校生同士の会話中にこの表現が出てくる。
  4. ^ 古賀及子. “デイリーポータルZ24年前のパウチッ子でゴミを宝に”. 2014年12月19日閲覧。
  5. ^ 工業用ラミネーターの例:TANOUCHI IRON WORKS ラミネーター”. 2012年5月11日閲覧。[リンク切れ]他メーカの製品も用途別に各種あり。

関連項目[編集]