落下の王国
落下の王国 | |
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The Fall | |
監督 | ターセム・シン |
脚本 |
ダン・ギルロイ ニコ・ソウルタナキス ターセム・シン |
製作 | ターセム・シン |
製作総指揮 |
アジット・シン トミー・タートル |
出演者 |
リー・ペイス カティンカ・アンタルー ジャスティン・ワデル ダニエル・カルタジローン |
音楽 | クリシュナ・レヴィ |
撮影 | コリン・ワトキンソン |
編集 | ロバート・ダフィ |
配給 | ムービーアイ |
公開 |
2006年9月9日 2008年1月3日 2008年5月9日 2008年9月6日 |
上映時間 | 118分 |
製作国 |
インド イギリス アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
興行収入 | $3,669,465[1] |
『落下の王国』(原題: The Fall)は、インド、イギリス、アメリカ合作で2006年に製作された映画。監督はターセム・シン。第40回シッチェス・カタロニア国際映画祭でグランプリ(最優秀作品賞)を受賞するなど高い評価を受けた。
概要
- 『ザ・セル』の監督ターセム・シンの第2作目となる長編映画である。
- ターセムは、脚本ヴァレリ・ペトロフ、監督ザコ・ヘスキジャのブルガリア映画『Yo Ho Ho』(1981年)から想を得て本作品を企画した。
- 構想26年、13の世界遺産、24ヶ国以上でロケーション撮影され期間4年を費やして製作された。
- 第38回カンヌ国際映画祭で芸術貢献賞、第65回アカデミー賞で衣装デザイン賞を受賞している石岡瑛子が衣裳デザインを担当。
- キャッチコピーは、「君にささげる、世界にたったひとつの作り話。」。
- 提供者としてスパイク・ジョーンズ、デヴィッド・フィンチャーがクレジットされている。
- 主題曲として用いられているのはベートーヴェンの交響曲第7番の第二楽章である。
ストーリー
1915年のロサンゼルス。無声映画のスタントマンをしていたロイは、撮影中に大怪我を負い半身不随となる。挙げ句の果てに主演俳優に恋人を奪われ、自暴自棄になっていた。
そんなとき入院中の病室に現れたのは、オレンジの収穫中に木から落ちて腕を骨折して入院していたルーマニアからの移民の少女アレクサンドリアだった。ロイは、動けない自分に代わって自殺するための薬を少女に盗ませようと思い付き、アレクサンドリアに作り話を聞かせ始める。それは一人の悪者のために、愛する者や誇りを失い、深い闇に落ちていた6人の勇者達が力を合わせ悪者に立ち向かう【愛と復讐の物語】。しかし、少女を操るためのたわいない寓話は、いつしか少女に希望を与え、やがて自分自身をも救う壮大な物語へと広がっていく。
キャスト
- カティンカ・アンタルー: アレクサンドリア / 山賊の娘
- リー・ペイス: ロイ・ウォーカー / 黒山賊 / 青山賊
- ロビン・スミス: 片足の俳優 / ルイジ
- マーカス・ウェズリー:氷配達人 / オッタ・ベンガ
- ジートゥー・ヴァーマ:オレンジ摘み / インド人
- レオ・ビル: 病院職員 / ダーウィン
- ジュリアン・ブリーチ: オレンジ摘み / 霊者(ミスティック)
- ジャスティン・ワデル: エヴリン看護師 / 姫
- ダニエル・カルタジローン: シンクレア / 総督オウディアス
- キム・ウィレンブローク: 医者 / アレクサンダー大王
- エイダン・リスゴー: アレクサンダー大王のメッセンジャー
- ショーン・ギルダー: ウォルト
- エミール・ホスティナ: アレクサンドリアの父親
- グラント・ブレット・スワンピー: オーガスティン司祭
- ロナルド・フランス: オットー
- ニコ・ソウタルスキ: ホラス
受賞
- 第40回シッチェス・カタロニア国際映画祭 グランプリ(最優秀作品賞)
- 第57回ベルリン国際映画祭 クリスタルベアー特別賞(青少年部門[Generation 14plus]最優秀長編映画賞)
- 第31回トロント国際映画祭 オフィシャル・セレクション
- 映画館大賞「映画館スタッフが選ぶ、2008年に最もスクリーンで輝いた映画」第20位
参考文献
- ^ “The Fall”. Box Office Mojo. 2012年2月5日閲覧。
外部リンク
- 公式ウェブサイト(英語)