考える人 (ロダン)

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『考える人』
フランス語: Le Penseur
作者オーギュスト・ロダン
製作年1902
所蔵ロダン美術館、パリ
地獄の門オルセー美術館
地獄の門ロダン美術館

考える人』(かんがえるひと、フランス語: Le Penseur)は、オーギュスト・ロダンが制作したブロンズ像である。思索にふける人物を描写している。

当初は“Le Poète”(詩人)と名づけられていたものである。ロダンは装飾美術博物館(Musée des Arts Décoratifs)の門を、ダンテの『神曲』に着想を得て制作し、それを『地獄の門』と名づけたが、この『考える人』はその門の頂上に置かれる一部分にあたり、地獄の門の上で熟考するダンテを表そうとしたものであると言う説やロダン本人を表している説などがある。

設置場所

オリジナル

死後の複製

など計26ヶ所にある。

関連項目

外部リンク

  • The Thinker project, Munich. Discussion of the history of the many casts of this artwork.