緑川警部シリーズ
緑川警部シリーズ | |
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ジャンル | 刑事ドラマ |
脚本 | 今井詔二 |
監督 | 松本健 |
出演者 |
西岡徳馬 魔裟斗 高橋ジョージ 清水めぐみ 三船美佳 大和田獏 |
製作 | |
プロデューサー |
浦井孝行 伊藤由彦 |
制作 | TBS |
放送 | |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 2009年6月22日 - |
放送時間 | 月曜日21:00 - 22:54 |
放送枠 | 月曜ゴールデン |
放送分 | 114分 |
回数 | 4 |
月曜ゴールデン |
ドラマ |
『緑川警部シリーズ』(みどりかわけいぶシリーズ)は、TBS系の2時間ドラマ「月曜ゴールデン」(毎週月曜日21:00 - 22:54)で2009年から放送されている刑事ドラマシリーズ。主演は西岡徳馬。
登場人物
横浜南署
- 緑川 有一
- 演 - 西岡徳馬
- 横浜南署刑事課課長。階級は警部。「検挙率100%の男」と呼ばれる刑事。その実績を買われ横浜西署から引き抜かれた。捜査方針も「検挙率100%を目指す」であり、巧妙や難解な手口でも必ず犯人を逮捕する事で周囲に知らしめる事が防犯にとって必要と考える。さらに、事件を追う中で捜査関係者の誰一人信用しない一方で犯人と疑われた男に詫びる為、自分を殴らせる事で納得させる事も。横浜西署時代[1]、事件捜査中に自分の部下・坪井徹を、制止を振り切って射殺という形で殉職させてしまった過去があり、自分の戒めの為に部下の形見となった穴が空いたネクタイを毎日締めていたが、真相を知った今日介に返している。最初の妻の死後再婚している。
- 坪井 今日介
- 演 - 魔裟斗
- 刑事課刑事。4年前に殉職した坪井徹の弟。怪我をして刑事を続けるか悩んでいた時期がある。第1作では、緑川を兄の敵と思い、捜査方針に反発していたが、陽子から真相[2]を知り確執が消えた。兄の形見であったネクタイを緑川から渡されて以来、締めている。
- 佐久間 昌美
- 演 - 蟹瀬令奈(第1作)
- 刑事課刑事。
- 谷口 雄作
- 演 - 前川泰之(第1作)
- 刑事課刑事。
- 水沼 亮介
- 演 - 井田國彦(第2作 - 第4作)
- 刑事課刑事。
- 浅見 玲子
- 演 - 甲斐まり恵(第2作、第3作)
- 刑事課刑事。
- 久本 孝之
- 演 - 児嶋一哉(アンジャッシュ)(第2作、第3作)
- 刑事課刑事。横浜西署から赴任してきた刑事で、横浜西署時代は緑川の部下だった。横浜西署時代に離婚して現在は独身。自身の離婚の原因は、緑川にこき使われて、家庭を顧みなかったのが原因だと思っていて、赴任後は、時々緑川を見下す態度をとっている。
- 谷田部 健作
- 演 - 内浦純一(第2作 - 第4作)
- 刑事課刑事。
- 花田 誠
- 演 - 柴田英嗣(アンタッチャブル)(第4作)
- 刑事課刑事。
- 吉住 早苗
- 演 - Sharo(第4作)
- 刑事課刑事。
- 加藤
- 演 - ?(第3作)
- 刑事課刑事。
- 守口
- 演 - ?(第3作)
- 刑事課刑事。
- 溝口 孝純
- 演 - 大和田獏
- 警務課課長。緑川とは旧知の仲。かつては「カミソリ」と呼ばれた敏腕刑事だった。7年前に妻に先立たれ、幼い子供を育てる為に配置転換を希望し現在に至る。警務課に移ってからは、事件と捜査に無関心であったが、「刑事は捨てても、警察官としての魂は捨てるな」と有一に諭され、かつての刑事魂が戻りつつある。伸びたラーメンが好物なのは刑事時代の習性[3]。
- 安田 恵
- 演 - 中村千怜
- 警務課婦警。
- 綱島 大悟
- 演 - 高橋ジョージ
- 署長。やたらと自慢話をすることを部下に指摘されている。緑川を引き抜く際、大学の先輩である県警本部長に頼み込んだのだが、元部下の殉職の件を知らなかった。
緑川家
- 緑川 陽子
- 演 - 三船美佳
- 有一の2度目の妻。一美とは高校の同級生であり、29歳年下である。第1作で男の子[4]を出産する。今日介とは以前から面識があり、真実を知らないまま有一との確執を続ける今日介に我慢できなくなり、隠していた真実を打ち明けた。
- 緑川 一美
- 演 - 飯沼千恵子
- 有一の最初の妻との娘。陽子とは親友だが、死んだ母を気遣って「お母さん」とは呼んでいない。
- 緑川 翼
- 演 - 守田聖正(第1作 - 第2作)、堀田燿平(第3作)
- 緑川有一の最初の妻との息子。一美の弟。
- 緑川 正義
- 演 - 矢村央希
- 有一と陽子の息子。
その他
- 三田村 幸乃
- 演 - 清水めぐみ
- 横浜南署に出前で出入りする中華料理屋のおかみ。いつも溝口に好物の伸びたラーメンを届けており、署内では溝口とともに緑川に助言を与えることもしばしば。一人っ子である[5]。
- 中山 文也
- 演 - 瞬之介(第2作、第3作)
- 一美の恋人。
ゲスト
- 第1作(2009年) 「緑川警部 VS 86人の容疑者」
- 第2作(2010年) 「緑川警部 VS 16時02分の路線バス」
-
- 小谷千恵子(バスジャックされたバスの乗客・南横浜市立病院看護師) - 東ちづる
- 神崎誠(市長選出馬予定) - 増沢望
- 神崎聡子(神崎の妻) - 西尾まり
- 野口浩二郎(バスジャックされたバスの乗客) - 大浜直樹
- 皆川厚子(バスジャックされたバスの乗客・千恵子の妹) - 中村綾
- 前田正宗(バスジャックされたバスの運転手) - 中野剛
- 篠田喜彦(神崎の秘書) - 近江谷太朗
- 真田和子(バスジャックされたバスの乗客) - 川俣しのぶ
- マンションの管理人 - 真夏竜
- 看護師 - 西岡花穂梨
- かおる(バスジャックされたバスの乗客) - 大桑マイミ
- 西山耕二(南横浜市立病院の患者) - 山田古馬
- 禅林寺住職 - 國本鍾建
- 吉沢(海堂の県庁同僚) - 高橋豊
- 良太(病気の子) - 新田海統
- 叔母 - 小柳友貴美
- 海堂梓(神崎の元愛人) - 渡部彩
- 中山文也(一美の恋人・出版社のアルバイト) - 江賢
- 貢 - 中屋力
- 平沼友子(新人秘書) - 加藤さおり
- 海堂梓(神崎が信金に勤務していた頃の愛人) - フェイ
- 戸籍係 - 吉満涼太
- 建みさと、田口主将、小林美幸、石井マサト、馬渡薪市、柳川花帆、野口麻衣子、桂絵美子、大矢晃弘、三倉翔、太田行、田村信明、山形清貴、長田月愛、加藤康太郎
- 第3作(2011年) 「緑川警部 VS 殺人トランプ」
-
- 権藤凛子(公彦の祖母・経済界のフィクサー) - 星由里子
- 立花一樹(凛子の顧問弁護士) - 岡田浩暉
- 山下小夜子(本屋のアルバイト) - 小沢真珠
- 市田美咲(ベビーシッター) - 佐藤寛子
- 夏八木レナ(夏八木小児医院) - 森下悠里
- 星野守 - 吉満涼太
- 藤村公彦(発砲事件の犯人らしき青年・本屋店長) - 滝口幸広
- 星野明美 - 星ようこ
- 五木正 - 小宮孝泰
- 渡瀬加奈 - 舟木幸
- 山下泰造(小夜子の夫・3か月前仮出所) - 虎牙光揮
- 井上昭則(藤村の中学の先輩) - 川端竜太
- 記者 - 由地慶伍
- 西慶子、西岡優妃、重松収、出口哲也、藤沢祐里、栗原功平、清水健太、江藤純、村上尚子、高橋弘典、岩澤晶範、山県みつき、中井真徹、加藤裕、二宮聡、篠谷美緒、大矢晃弘、大藤千奈、秦来陽
- 第4作(2012年) 「緑川警部 VS 33分の勇気」
-
- 速水五月(千夏の姉・県警の刑事) - 雛形あきこ
- 井上慎一(市会議員) - 大浦龍宇一
- 野川弘道(市会議員) - 矢柴俊博
- 速水千夏(女性警察官・アメリカで心臓移植の手術を受けて帰国した) - 三津谷葉子
- 達川平助(釣具店の店主) - 板東英二
- 黒崎剛造(元漁師) - 若林豪
- 村上絵里加(半年前まで輪島と同棲) - 井上美琴
- 写真館の主人 - せんだみつお
- 及川一 - 木下ほうか
- 輪島純平(ルポライター) - 清川均
- 前園 - 松本匠
- 黒崎拓也(五月の婚約者) - 井上顕
- 中山文也(一美の恋人) - 入江賢
- 八木瑛美莉、藤澤志帆、山本浩貴、鈴木省吾、岩尾万太郎、上村依子、恩田恵美子、椎名泰三、高橋孝輔、泉知束、築出静夫、逸見宣明、竹野友海、嶋谷健二、水原睦、杉本直樹、沢柳魁人、沖津海友、沼倉大将、長谷川輝、坂場元、阿部達也、高草量平
スタッフ
- 脚本 - 今井詔二
- 監督 - 松本健
- 編成担当 - 山田康裕(第1作、第2作)、福田健太郎(第3作)
- 監督補 - 六車俊治
- 技斗 - 佐々木修平
- カースタント - シールズ(高橋昌志)
- 車輌・スタジオ - マエダオート
- 技術協力 - ビデオフォーカス
- 美術協力 - KHKアート
- プロデューサー - 浦井孝行、伊藤由彦
- 製作 - 国際放映、TBS
放送日程
話数 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 監督 | 視聴率 |
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1 | 2009年 | 6月22日緑川警部 VS 86人の容疑者 | 今井詔二 | 松本健 | 13.4% |
2 | 2010年 | 7月26日緑川警部 VS 16時02分の路線バス | 12.6% | ||
3 | 2011年 | 9月12日緑川警部 VS 殺人トランプ | |||
4 | 2012年12月17日 | 緑川警部 VS 33分の勇気 | 8.9% |
※視聴率はビデオリサーチ社調べによる関東地区のもの
脚注
- ^ 第1作から4年前の設定。
- ^ 刑事を続けるかを悩んでいた自分に対し、「これが刑事だ」と見せるための兄の暴走が殉職につながってしまった真実を知る事で今日介が傷ついてしまうのではと有一が配慮した事。
- ^ 第1作の劇中で、「いつ何時事件が起きて現場に飛び出さなければならない刑事にとって、署に帰って来た時に伸び切ったラーメンを食べる事に慣れてしまう」との説明がある。
- ^ 第1作の劇中ラストで、「正義」と有一が命名している。
- ^ 第1作の劇中、捜査対象者への聞き込みのシーンにて。