竹ちくわ
竹ちくわ(たけちくわ)は、徳島県小松島市の名産品。竹に魚肉のすり身を巻きつけて焼いたちくわ[1]。
概要
ちくわに竹を付けたまま、身の部分を齧り食べるが、醤油やすだちを絞って食べることもある。
平安時代末期に起こった屋島の戦いの際に、小松島に源義経の軍勢が上陸した際に、地元の漁夫たちの食していた竹ちくわを所望したのがきっかけで、以来地元ではそのように食べるようになったという。
1985年に廃止となった国鉄小松島線の小松島港仮乗降場では、ホームの入口に竹ちくわの販売スタンドがあり、名物として知られていた。
徳島県のマスコットキャラクター・ちっかーずは、この竹ちくわをモチーフとしている。
脚注
- ^ “こまつしま へんろ道マップ”. こまつしまブランド戦略推進協議会. 2021年10月11日閲覧。