矢富勇毅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。MystBot (会話 | 投稿記録) による 2010年12月3日 (金) 18:44個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (r2.6.4+) (ロボットによる 追加: en:Yuki Yatomi)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

矢富 勇毅(やとみ ゆうき、1985年2月16日 - )は、京都府出身のラグビー選手である。ポジションはスクラムハーフ。176cm、82kg。ヤマハ発動機ジュビロ所属。

来歴

京都成章高校では2年次に花園、3年次には国体に出場した。高校ではバックスのポジションをすべてこなしたことがある。

当時早稲田大学監督の清宮克幸監督が高校時代の矢富選手を見て、京都成章の監督に「あいつにスクラムハーフをやらせてみてくれ」と言い、スクラムハーフでプレーしたところ、清宮監督が「早稲田に来たら歴史に残るスクラムハーフになる」と思ったほど印象的なプレーヤーだった。

高校卒業後は、清宮監督との縁もあり早稲田大学に進学。 進学後はおもにスクラムハーフとして活躍。 高校時代にフルバック、早稲田大学でもセンターやスタンドオフをたまにこなし、バックスであればどこでも出来るという、すごく器用な選手である。 3年生からスクラムハーフのレギュラーとなり、今までのスクラムハーフの概念を覆すような、奇想天外なプレーをする。 自らサイドを仕掛けたり、どこからでも突破していくので、フォローにつくのが大変だったと、元早稲田キャプテン佐々木隆道は言っている。

2007年、ヤマハ発動機に入社。同年に行われるワールドカップの最終メンバーにも選ばれ、初戦のオーストラリア戦に試合出場を果たした。