田中山神社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。暁月凛奈 (会話 | 投稿記録) による 2022年11月16日 (水) 03:10個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (曖昧さ回避ページ正徳へのリンクを解消、リンク先を正徳 (日本)に変更(DisamAssist使用))であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

田中山神社
所在地 広島市安佐南区安東6丁目3-2
主祭神 帯中津日子命
息長帯日売命
品陀和気命
大雀命
市寸島比売命
多岐都比売命
多紀理比売命
菅原大神
社格村社上安村相田村高取村
創建 1299年正安元年)
本殿の様式 三間社入母屋造
別名 八幡宮(旧称)
一ノ宮八幡宮(旧称)
安の天神さん(通称)
例祭 10月15日直近の日曜日
テンプレートを表示

田中山神社(たなかやまじんじゃ)は、広島県広島市安佐南区にある神社

由緒

芸藩通志』によると、1299年正安元年)武田信宗銀山に築城した際、鬼門を除くために勧請した
村帳簿に記載されていたという1715年正徳5年)の神社改めの際の申し出書によると、信宗は、御供米として田圃を寄進し、後に毛利元就が当地の領主であった1541年天文10年)以降は、社領として40石を寄進していたが、1600年慶長5年)に毛利輝元が防長に転封され、福島正則が領主となるに及んで社領を没収されたとある
当神社棟札によると、1778年安永7年8月25日)本殿が再建された
1871年明治4年)、政府が定めた社格によって村社となり、神饌幣帛料を供進された。当神社は、上安村相田村高取村産土神で古くから一ノ宮を称していたが、そのような確証がないため、一ノ宮の名称は取り消しとなった
1887年(明治20年)10月10日の祭礼の際に、拝殿幣殿が火災により焼失したが、翌年11月、再建上棟した

摂末社

当神社には、境内社1社と、境外社4社の合わせて5社の摂末社がある

天満宮

天満宮(てんまんぐう)は、菅原道真を祭神とする唯一の境内社

河原恵美須神社

河原恵美須神社(えびすじんじゃ)は、広島市安佐南区上安2丁目3-16に鎮座する事代主命を祭神とする境外社

河内神社

河内神社(こうちじんじゃ)は、広島市安佐南区上安5丁目に鎮座する猿田彦命を祭神とする境外社

山崎河内神社

山崎河内神社(やまのさきこうちじんじゃ)は、広島市安佐南区高取南1丁目27-1に鎮座する猿田彦命を祭神とする境外社

大利河内神社

大利河内神社(おとしこうちじんじゃ)は、広島市安佐南区高取北1丁目に鎮座する猿田彦命を祭神とする境外社

交通

  • アストラムライン上安駅下車、徒歩7分

脚注

参考文献

  • 『安古市町誌』
  • 広島県神社庁『廣島縣神社誌』
  • 安郷土史懇話会『目で見る安の今昔』

外部リンク