灰重石
灰重石 | |
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分類 | タングステン酸塩鉱物 |
化学式 | CaWO4 |
結晶系 | 正方晶系 |
へき開 | なし |
モース硬度 | 5 |
光沢 | ダイヤモンド光沢 |
色 | 白色、黄色 |
条痕 | 白色 |
比重 | 6.1 |
蛍光 | 青白い |
プロジェクト:鉱物/Portal:地球科学 |
灰重石(かいじゅうせき、scheelite)は、鉱物(タングステン酸塩鉱物)の一種。英名は本鉱を研究したカール・ヴィルヘルム・シェーレ(K.W. Scheele)にちなむ。紫外線により青白い蛍光することで有名だが、一部には蛍光しないものもある。また黄色の蛍光を呈するものもある。パウエル石成分(CaMoO4)が含まれることが原因とされる。
化学組成はタングステン酸カルシウム(CaWO4)で、鉄重石(FeWO4)とともにタングステンの主要な鉱石鉱物。日本では、山口県の喜和田鉱山などで鉱石として採掘されていた。
関連項目
参考文献
- 豊遙秋・青木正博 『検索入門 鉱物・岩石』 保育社、1996年、ISBN 4-586-31040-5。
- 松原聰 『フィールドベスト図鑑15 日本の鉱物』 学習研究社、2003年、ISBN 4-05-402013-5。
- 国立天文台編 『理科年表 平成19年』 丸善、2006年、ISBN 4-621-07763-5。
外部リンク
- Numanoite(mindat.org)
- Scheelite Mineral Data(webmineral.com)
- 喜和田鉱山の部屋(鉱遊)
- 光る石資料館(移転先)