渡辺秀

渡辺 秀（わたなべ しゅう、1916年(大正5年) - 2000年(平成12年)1月31日）は、日本の倫理学、哲学者。 東京生まれ。1939年東京帝国大学文学部倫理学科卒、上智大学文学部助教授、教授。87年定年、名誉教授。

著書

• 『デカルト精神の自画像 方法叙説解説』夏目書店、1948
• 『マリタンと狂気の芸術論』講談社 哲学研究文庫、1990

共著

• 『国学論』山本正秀共著 三笠書房 日本歴史全書、1939

翻訳

• ピエール・デュカセ『世界哲学史』串田孫一共訳 白水社 文庫クセジュ、1953
• ガブリエル・マルセル『存在と所有』広瀬京一郎共訳 理想社、1957
• ジャン・ギットン『新しい思考術（心理学）』中央出版社、1959　
• レイモン・ヴァンクール『近代思想とキリスト教哲学』ドン・ボスコ社 カトリック全書、1959
• エティエンヌ・ジルソン『中世哲学史』エンデルレ書店、1959
• 『アラン著作集 第6巻 イデー 哲学入門』白水社、1960
• ヨハネ・ロッツ、ヨゼフ・デ・フリース『人間の世界 キリスト教哲学要論 第3 行為の善』エンデルレ書店、1961
• アラン「家族の感情」串田孫一共訳『世界人生論全集 第11』筑摩書房、1962
• ヴルウェー『ポンペイ最後の日』中央出版社　ユニヴァーサル文庫、1962
• 『ベルグソン全集 第5 精神のエネルギー』白水社、1965
• ブレーズ・パスカル『パンセ 冥想録への誘い』社会思想社 現代教養文庫、1966
• 『シモーヌ・ヴェーユ著作集 第4 神を待ちのぞむ』春秋社、1967
• 『アラン著作集 9 宗教論』白水社、1981

参考文献

• 『マリタンと狂気の芸術論』著者紹介
• 『官報』1939年6月8日
• 『全国大学職員録』1980年　
• 渡辺秀先生を偲ぶ」渡部清「哲学論集」2001
• 『人物物故大年表』