出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。橄欖岩 (会話 | 投稿記録) による 2012年3月31日 (土) 09:29個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (→‎関連項目)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

(どろ、mud)とは、一般的には、と混じった液状のことを指す。

地質学における泥

地質学の定義では、岩石風化浸食運搬され生じた陸源の砕屑物のうち、よりも細かいものをいう。その分類は粒子のサイズによって決められており、特に1/16mm以下のものをと呼ぶ。

泥は必要に応じてさらに細かく分類され、1/16mm(62.5μm)~1/256mm(4μm)のものをシルト(silt)、それ以下のものを粘土(clay)と呼ぶ。

泥が続成作用により固結してできた堆積岩泥岩(mudstone)あるいは泥質岩といい、これには構成粒子のサイズや構造の違いによって、シルト岩(siltstone)と粘土岩(claystone)、頁岩(shale)などと呼ばれるものが含まれる。

その他の意味

  • 中国の『異物志』にある空想上の虫。南海に住み、骨が無い為水から上がるとぐにゃぐにゃになってしまう。「泥酔」の語源。
  • 泥棒のことを略して泥、ドロと呼ぶことがある。
  • 「顔にを塗る」 - 恥をかかせたり、面目を失わせること。

関連項目