永明寺古墳

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永明寺古墳
永明寺古墳(2012年3月)
所属 村君古墳群
所在地 埼玉県羽生市下村君字谷田
位置 北緯36度12分14.67秒 東経139度35分6.299秒 / 北緯36.2040750度 東経139.58508306度 / 36.2040750; 139.58508306
形状 前方後円墳
規模 全長73m、高さ7.0m
出土品 武器馬具・耳環
築造時期 6世紀初頭
史跡 昭和36年(1961年)市指定
平成15年(2003年)県指定
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永明寺古墳(ようめいじこふん)は、埼玉県羽生市村君古墳群内にある前方後円墳である。

概要

横矧板鋲留衝角付冑
埼玉県立歴史と民俗の博物館展示。
  • 全長78m
  • 後円部径42m・高さ7m
  • 前方部幅36m・高さ7m

埼玉県下で10番目の大きさの前方後円墳。真言宗豊山派永明寺の境内にあり、前方部に文殊堂、後円部に薬師堂が祀られている。1931年に薬師堂の床下を発掘、緑泥片岩等を用いた石室から衝角付冑挂甲小札、直刀片、、金製耳輪などが出土。これらの副葬品平成23年3月18日付けで羽生市有形文化財(考古資料)に指定された。埼玉県立歴史と民俗の博物館に一部が展示されている。6世紀初頭の築造。

1961年11月6日羽生市の史跡に指定。

1976年10月1日県の重要遺跡に選定。

2003年3月27日に埼玉県指定史跡となる[1]

参考文献

  • 塩野博『埼玉の古墳 : 北埼玉・南埼玉・北葛飾』さきたま出版会、2004年。ISBN 978-4-87891-385-3 

関連項目

脚注

  1. ^ 羽生市ホームページ(羽生氏の指定文化財)

外部リンク