比金みなみ
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基本情報 | ||||
国籍 | 日本 | |||
生年月日 | 1995年7月2日(28歳) | |||
出身地 | 東京都品川区 | |||
ラテン文字 | Minami Higane | |||
身長 | 168cm[1] / 167cm[2] | |||
体重 | 56kg[1] | |||
血液型 | B[1] | |||
選手情報 | ||||
愛称 | ミナミ[1] | |||
ポジション | S | |||
指高 | 216cm[1] | |||
利き手 | 右[1] | |||
スパイク | 276cm[1] |
比金 みなみ(ひがね みなみ、女性、1995年7月2日 - )は、日本の元バレーボール選手。ニックネームはミナミで、シャツネームはHIGANE。V.LEAGUE Division1の久光製薬スプリングスに所属していた[1][2]。
来歴
東京都品川区出身。3人姉妹の次女。小学1年性のとき、父と実姉である比金桃子(元トヨタ車体クインシーズ)の影響を受け自身もバレーボールを始めた[1]。
2017年12月14日、都内で「平成29年度 天皇杯・皇后杯全日本選手権大会 ファイナルラウンド」出場チームの監督・選手による前日記者会見が行われた。比金は青山学院大学の主将として同学女子バレーボール部監督である秋山美幸と共に出席した[3]。
全日本インカレでは、この1年間磨いてきた粘り強さやチーム力を武器に優勝することができました。今大会でもこの粘り強さとチーム力を武器に全員バレーで一生懸命戦っていきたいと思います。 — 比金みなみ「バレーボールマガジン|天皇杯・皇后杯ファイナルラウンド前日記者会見を開催」より
2018年1月25日、久光製薬スプリングス公式サイトにて入団内定が発表された。同期入団は井上愛里沙、中川美柚ら[4][5]。
――今シーズンの意気込みを聞かせてください
愛情と思いやりを大切に、少しでもチームに貢献できるように、一生懸命頑張ります。 — 比金みなみ「久光製薬スプリングス|選手一覧 比金 みなみ選手」より[2]
アタッカー一人一人を生かせるようなトスを上げていきたい。試合に出なくても、チームにプラスになるような行動を起こせるように頑張ります。 — 比金みなみ「V.LEAGUE WOMEN チームの顔 2018-19|新人図鑑」より[1]
2018年3月8日、バレーボールマガジンによるインタビューに答えた[6]。
――自己紹介お願いします。
23番、比金みなみです。青山学院大学の4年生です。音楽を聴いたり、テレビを見るのが好きです。好きなアーティストは三代目J Soul BrothersやEXILE。ニックネームはミナミです。
――久光製薬スプリングスに入りたいと思った理由を教えてください。
久光製薬スプリングスには高校の頃から親しみがあって、バレースタイルも東龍と似ている部分があります。こんなレベルの高いところで挑戦できるチャンスはなかなかないので、挑戦して自分を磨いていきたいと思って決めました。
――比金選手はお姉さんもプレミアリーグの選手ですね(トヨタ車体の比金桃子選手)。何か言葉はありました?
姉は違うチームですが、同じステージで戦えることをすごく喜んでくれています。私はまだまだ入ったばかりなので戦うという感じではないですが、早く姉にも追いついて、一緒のステージで戦えるように頑張っていきたいと思いますし、姉も応援してくれているので、また一緒に頑張っていけたら思っています。
――久光製薬スプリングスのイメージは?
試合を見ていて、ほんとにすごいな、強いなという印象が最初にあるのですが、一つ一つのプレーの質が高くて意識も高い。一人だけでなく全員がそういう意識を徹底して持っている。そういうところがすごいなと思います。たくさんの素晴らしいアタッカーがいる中で自分がトスを上げられるのは貴重なことだと思うので、一日一日大切にしっかり上げていきたいです。
――自分の強みをアピールするとしたら。
高校のときは基本的に速いトスばかりだったので、私が一定のトスを上げてアタッカーがそのトスを打つ感じでした。大学に入ってからは速いトスの人もいれば高いトスの人もいるし、近いのがいい、離れている方が打ちやすいという選手もいて、アタッカー一人ひとりに合わせたトスを上げていたので、4年間でいろんなトスの種類を上げられるようになったと思います。アタッカーを活かしていくのがセッターの仕事だと思うので磨いていきたいです。
――どんな選手になりたいですか。
アタッカー一人ひとりを活かしていけるように。一人ひとりのよさをしっかり引き出しつつ、久光製薬スプリングスもコンビバレーなので、そのコンビバレーを質の高いものにしていけるようにその技術を磨いてやっていきたいです。
――世界を見据えているチームのメンバーになって、日本代表への思いは?
もし日本代表に選ばれるチャンスがあったら嬉しいことだと思うので、そこは目指しつつもまずは久光製薬スプリングスでしっかり自分の役割を果たして、チームに貢献できるように、技術や精神的な部分もこれから磨いていかなければならないと思います。日本代表の選手たちがいる中でプレーでき、毎日練習ができるので、そこでしっかり経験を積んで頑張った上で、代表に選ばれるようになっていきたいと思います。
――夢や目標を教えてください。
まだまだ自分自身に課題がたくさんあるので……。でも課題があるということはそれを克服すればどんどん伸びていけると思うので、一つずつしっかり克服して自分の技術も精神力も磨いて、最終的には日本代表もありますが、まずはこのチームで少しでも貢献できるように日々頑張っていきたいです。
――では最後に、ファンの皆さんにメッセージをお願いします。
1年目なので新人らしく!チャンスがあれば自分ができることをしっかりできるよう日々練習を頑張っていきますので、これからたくさん応援していただければ嬉しいです。よろしくお願いします。 — 比金みなみ「バレーボールマガジン|久光製薬の新戦力 井上愛里沙&比金みなみ&中川美柚『日本代表が多いレベルの高いチームで自分を磨きたい』」より
2019年7月8日、体調不良により今月佐賀県で行われる強化合宿およびイベントへの欠席が発表された。チームには帯同せず、別メニューで調整するという[7]。
2019年8月2日、背番号が「23」から「15」に変更された[8]。
2019年8月30日、久光製薬スプリングス公式サイトにて比金の退団が発表。比金はセッターとしての活躍が期待されていたが、同チームへの在籍期間は約1年と、短期間での退団となった[9][10][11]。
この度、久光製薬スプリングスを退団することになりました。1年間という短い期間でしたが、たくさんの方々に応援していただき、本当に感謝しています。これからはまた別の道に進みますが、これまでバレーボールをしてきた中で培ったものを大切に過ごしていきたいと思います。ご声援ありがとうございました。 — 比金みなみ「久光スプリングス|退団選手のお知らせ」より
人物・エピソード
所属チーム
球歴
- 2019アジアクラブ女子選手権大会:3位
受賞歴
- 2017年 全日本大学選手権大会:最優秀選手賞[12]
個人成績
大会 | チーム | 出場 | アタック | バックアタック | アタック 決定本数 |
ブロック | サーブ | サーブレシーブ | 総得点 | |||||||||||||||||||
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試 合 数 |
セ ッ ト 数 |
打 数 |
得 点 |
失 点 |
決 定 率 |
打 数 |
得 点 |
失 点 |
決 定 率 |
セ ッ ト 平 均 |
得 点 |
セ ッ ト 平 均 |
打 数 |
ノ 丨 タ ッ チ |
エ 丨 ス |
失 点 |
効 果 |
効 果 率 |
受 数 |
成 功 ・ 優 |
成 功 ・ 良 |
成 功 率 |
ア タ ッ ク |
ブ ロ ッ ク |
サ 丨 ブ |
得 点 合 計 | ||
V1 2018-19 | 久光 | 1 | 3 | 0 | 0 | 0 | - | 0 | 0 | 0 | - | - | 0 | - | 3 | 0 | 0 | 0 | 2 | 16.7 | 0 | 0 | 0 | - | 0 | 0 | 0 | 0 |
通算:1大会 | 1 | 3 | 0 | 0 | 0 | - | 0 | 0 | 0 | - | - | 0 | - | 3 | 0 | 0 | 0 | 2 | 16.7 | 0 | 0 | 0 | - | 0 | 0 | 0 | 0 |
出演
YouTube
青学TVスポーツ
- 「For the team.」青山学院大学女子バレーボール部2017(2017年6月30日)
- 「想いを胸に。」青山学院大学女子バレーボール部2017(2017年10月27日)
- ▶PLAY BACK 2017|青学女子バレー 〜日本一を掴んだ青学の1年間〜(2018年1月5日)
外部リンク
プロフィール
関係のある人物
東九州龍谷高等学校時代のチームメイト
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青山学院大学時代のチームメイト
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脚注
- ^ a b c d e f g h i j k l m n 『V.LEAGUE WOMEN チームの顔 2018-19』日本文化出版、2018年発行、87ページより引用
- ^ a b c “比金みなみ|所属チームプロフィール”. 久光製薬スプリングス. 2021年7月24日閲覧。
- ^ “天皇杯・皇后杯ファイナルラウンド前日記者会見を開催”. バレーボールマガジン (2017年12月15日). 2021年6月19日閲覧。
- ^ “2018年度入部内定選手のお知らせ”. 久光スプリングス (2018年1月25日). 2021年6月19日閲覧。
- ^ “久光製薬 井上愛里沙(筑波大)、比金みなみ(青山学院大)、中川美柚(東九州龍谷高)の内定を発表”. バレーボールマガジン (2018年1月25日). 2021年6月19日閲覧。
- ^ “久光製薬の新戦力 井上愛里沙&比金みなみ&中川美柚「日本代表が多いレベルの高いチームで自分を磨きたい」”. 発行 (2018年3月8日). 2021年6月19日閲覧。
- ^ “【お知らせ】比金みなみ選手 チーム帯同について”. 久光スプリングス (2019年7月8日). 2021年6月19日閲覧。
- ^ “背番号変更のお知らせ”. 久光スプリングス (2019年8月2日). 2021年6月19日閲覧。
- ^ “退団選手のお知らせ”. 久光スプリングス (2019年8月30日). 2021年6月19日閲覧。
- ^ “久光製薬 比金みなみが退団”. バレーボールマガジン (2019年8月30日). 2021年6月19日閲覧。
- ^ “久光製薬スプリングスが比金みなみの退団を発表”. 月バレ.com (2019年8月30日). 2021年6月19日閲覧。
- ^ “全日本インカレ 男子は早稲田大、女子は青山学院大が優勝。筑波大は男女ともに準優勝”. バレーボールマガジン (2017年12月4日). 2021年6月19日閲覧。
- ^ “比金みなみ|選手別成績|Vリーグ オフィシャルサイト”. Vリーグ機構. 2021年7月28日閲覧。