死滅遊戯
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『死滅遊戯』 | ||||
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ロジャー・ウォーターズ の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル |
ロック プログレッシブ・ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | コロムビア・レコード | |||
プロデュース |
ロジャー・ウォーターズ パトリック・レナード ニック・グリフィス | |||
チャート最高順位 | ||||
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ロジャー・ウォーターズ アルバム 年表 | ||||
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死滅遊戯(しめつゆうぎ、原題Amused To Death)は、1992年に発表されたロジャー・ウォーターズのアルバム。ブルース・リー主演の映画『死亡遊戯』と邦題が似ているが、内容はまったく関係ない。
ウォーターズ自身はソングライターとヴォーカリストに徹しており、演奏面は多数の腕利きミュージシャンで固めている。ジェフ・ベック、イーグルスのドン・ヘンリー、TOTOのスティーヴ・ルカサーとジェフ・ポーカロ、P.P.アーノルドなど多彩な面々が招かれた。
共同プロデューサーとして、マドンナなどを手掛けたことで知られるパトリック・レナードを迎えている。アルバム全編に渡りバックで虫の鳴き声や鳥のさえずりが聴かれ、これまで以上に様々なSE(効果音)を随所で使っており、緻密に計算されたサウンドを構成している。
ウォーターズお得意のコンセプト・アルバムの究極型とも言える作品。ニール・ポストマン著「Amusing Ourselves To Death」にインスパイアされ、TV社会が現代にもたらした弊害を中心テーマにしている。湾岸戦争や天安門事件などをTVにおけるエンターテイメントの一種であると歌い、TVを通しての戦争観戦やTVを通して生まれた革命運動家などを独特の視点で批判している。エンディングでは、人類は遊び尽くして滅亡する(Amused To Death)という結末を迎える。
全英8位、全米21位とソロとしては最もチャート的に成功した作品となった。プレスからの評価も高く、「『ザ・ウォール』以来の情熱的な作品」と評された。
収録曲
- ビル・ヒュバードのバラード The Ballad Of Bill Hubbard
- 神話 パート1 What God Wants, Part I
- 完全真理 パート1 Perfect Sense, Part I
- 完全真理 パート2 Perfect Sense, Part II
- 勇気ある撤退 The Bravery Of Being Out Of Range
- レイト・ホーム・トゥナイト パート1 Late Home Tonight, Part I
- レイト・ホーム・トゥナイト パート2 Late Home Tonight, Part II
- トゥー・マッチ・ロープ Too Much Rope
- 神話 パート2 What God Wants, Part II
- 神話 パート3 What God Wants, Part III
- ウォッチングTV Watching TV
- 三つの望み Three Wishes
- 奇蹟 It's A Miracle
- 死滅遊戯 Amused To Death